りんご、林檎、Appl、FUJI | Chandler Diary

Chandler Diary

Route 66 に魅せられて通ううちに、とうとう沿線に住む事に。
アメリカと言っても Oklahoma 州のど田舎で、憧れのアメリカとはちょっと違うが、
それなりに楽しく、そんな田舎生活をお届け。

Walmart で、リンゴの棚を物色していて、

ちょっと離れてみたら、綺麗に果物が並んでいるのに初めて気がついた。

リンゴの他にラフランスやアプリコットなどだが、

その大半はリンゴ。

日本ではこんなに種類が並んでなかったように思うが。

 

といっても同じ種類の1個買いと袋詰めされてのとあるから、

種類でまとめれば、さほど多くないかも。

 

棚の中に FUJI という日本の名前のリンゴがあり、

こんなところで、日本の言葉を見ると、嬉しくなるが、

これは輸入品ではなく、日本の品種をこちらで収穫しているようで。

FUJI は「国光(こっこう)」と「デリシャス」を交配して作られた品種だそうで、

1962 年に品種登録されて以来、

日本だけでなく、中国やアメリカなど各国で作られるようになり、

世界中で最も多く生産されているリンゴだとか。

日本のものがそんなに高く評価されているのは嬉しいこと。

 

アメリカで売られているリンゴは、日本のと比べると小さくて酸っぱい。

大きい小さいは別として、日本のは甘すぎるように思えるのだけれど。

 

世間一般の嗜好の変化の問題だろうが、

日本では酸味のある国光や紅玉がほとんどなくなってしまった。

日本にいる時に、

アップルパイを作ろうと思って、酸っぱいリンゴを探したが、売ってなくて、

店員さんに聞いたら、酸っぱくて売れない、と。

それが特売日にたくさん袋詰めで、超激安で売っていて、

ラッキー!と思って買ったが、

売れないリンゴを売る作戦だったかな?

 

アップルパイには酸味のあるリンゴの方が美味しいのができる。

その点アメリカの小さくて酸味のあるリンゴなら、

美味しいアップルパイができると思うのだけど、

近頃はさっぱり作らなくなってしまった。

美味しいアップルパイを作るのも夢の一つに!