秋の越後妻有トリエンナーレは、窓と美人林とカバコフとさわし柿とオヤマボクチ。@津南~松代 | かたづけこびとのみつけかた

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整理収納×防災備蓄 かたづけこびと 堀中里香
&フリーライター カリカナリホのブログです。

使いやすい、ということは
意識しなくても使えるということ。

それを”かたづけこびと”って名付けました。
かたづけこびとを探す毎日です。

10月のイベントづかれを取ろうと

11月の頭にお休みをいただき、

プチ旅行に行ってきました。

目的は、秋のトリエンナーレ。

 

 

 

一番行きたかった、「たくさんの失われた窓のために」

 
 
最初にトリエンナーレに来てから
ずっと行きたかったけど行けなかった作品。
やっと足を運ぶことができました。
 
天気はいまいちな予報だったけど、
ちらりと青空が出ていい感じ!

 
製作者は日本人の内海昭子さん。
制作されたのは、2006年。
 
どうしてここにこんな窓を作ったんだろう?
どうして「たくさんの失われた窓のために」なんだろう?
 
現代アートってほんと、
よくわからないものが多くて
なんだこれ?とか
なんでここ?とか
いろいろ思うことも多いけど、
どうやらそれでいいらしい。
 
現代アートってなんだかよくわからないですよね。でも、アートって、その「なんだかよくわからない」ところを、なんとか自分で考えて、自分なりに感じることだと思うんです。
 

 

 
 
 

カーテンがなびく様子が素敵。

カーテンの動きで、

風を感じるわたしたち。

 

 

紅葉がちょうど見ごろでした。

大きさがわかるように、ジャンプしてみた。
 
 
「たくさんの失われた窓のために」には、
いろんな出来事がオーバーラップする気がします。
 
ウクライナの状況や
北朝鮮のミサイルや
数多く起こる災害や。
 
たくさんの失われた窓を思うと同時に
理不尽に失われることのない世界でありたい。
 
 
 

早めのお昼に、オヤマボクチのつなぎの蕎麦を。

 

 

新潟のそばは、

つなぎにふのりが入るのだけど

津南にある手打ちそばとみさわでは

オヤマボクチ(山ごぼう)も使うらしい。

いただいてみたら、

ふのりだけのそばと

つるつるピカピカは一緒だけど

色がちょっと茶色っぽい。

 

そして

ふのりだけのそばと違って

ふわっと不思議な香りがする!

 

 

手打ち蕎麦、とっても美味しかった!

手打ちと細切りがあるのだけど、

手打ちをいただくなら早めのお昼で😁

 

 


 

 

気持ちよかった、美人林。

 

 

天気はいまいちだったけれど、

美人林は綺麗でした。

 

 

そばにある「キョロロ」では、

最新企画展で美人林の成り立ちを解説。

 

 

 

美人林は

同じ時期に一斉に生えた木だから

みんな同じ背格好なんだって。

 

そうなると下の方に光が当たらず

新しい芽吹きがあまりない。

美人林は今、

少子高齢化を突き進んでいるらしい。

 

”美人林のブナが弱っているって本当!?”

というトピックのところでは、

こんな話も。

 

年間10万人も訪れる観光地になったことで

地面が踏み固められてしまうため

ブナの根がなかなか広がらなくなってしまい

木が弱ってきているのだとか。

 

いろんな問題が起こるのだなあ。

この癒しの風景が長く続くといいな。

 

 

 

 

 

 

松代散策で、歩く歩く。

 

 

以前松代に来た時は真夏で

里山を歩くには暑すぎたのだけど

今回は紅葉も見つつ歩くのが楽しい。

 

トンボと、鉛筆。

 

下から見ると、

「落ちてきたら痛そう」

た、確かに…

 

一本一本に国名が書いてあって

「日本もありますよ!」

って言われたけど見つけられなかった😅

 

山頂の松代城の中に

突然現れる謎の物体。

 

カバコフの一連の作品の最新作。

人生のそれぞれの段階を表しているそう。

 

カバコフから《手をたずさえる塔》の提案があったのは、世界中で新型コロナウィルスが拡がり始め、ロックダウンや緊急事態宣言が相次いでいた昨年6月9日のことでした。《手をたずさえる塔》は、世界が分断され、寛容の精神が失われていく中で、「人々のつながりを表すモニュメント、人々がお互いの違い、彼らの問題、関心については平和的に話し合うのを促すためのモニュメント」でした。世界や地域の人々の喜怒哀楽によって光が色を変えるその塔は、大地の芸術祭総合ディレクター、北川フラムにオランダの歴史家ホイジンガが『中世の秋』で記した「或る時は悲しみを、或る時は喜びを告げ知らせる」教会の鐘の音を想起させるものでした。

 

 

 

黒板の教室。

 

ぎりぎりまで見て回って、

「これなんだろう?」を楽しみました!

 

途中立ち寄った直売場で

おばちゃんに勧められて買った、さわし柿。

焼酎で渋を抜くことを

醂す(さわす)というらしい。へええー。

 

 

 

世界規模でいろんなことが起こりえるけれど。

 

 

越後妻有トリエンナーレは11/13まで開催中です。

行ける方はぜひ、ギリ駆け込んでほしい!

 

 

次回はどうなるのだろう、と思ったら

2024年の公募が始まっていました。よかった。

 

世界規模でいろんなことが起こりえるのだと

思い知ったこの数年でした。

2024年は、無事に開催されますように。

 

 

 

 

 

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