先日整理収納サポートに伺った際、
お母さんが自分のスペースを整える横で
お子さんがぐずったことがありました。
後で伺ったところ、
「自分のところもやってほしかったみたいなんです…
娘のところもお願いできますか?」
だからかー!なるほど!
そういうことならぜひ、やりましょう!
という経緯で
小学2年生の整理収納サポート、
させていただきました。
いつも使うところをやるといいですよ、
とお伝えしたところ
「リビングにある棚と引き出しを
ちゃんと使えるようにしたい!」
ということで、
早速始めることになりました。
大人と同じように、
整理収納の手順の説明。
小学生でもわかるように、
できるだけ簡単に。
※お写真いただきました、掲載許可ありがとうございます!
大人と同じように、
まずは出すところから。
大人と違ってすぐ飽きるので
一度にやる量は少なめに。
引き出しも棚も
一つずつ、やっていきます。
最初にやるのは、①へらす。
使っているモノと
使っていないモノと
いらないモノを判断して
使っているモノだけを残します。
「それはどうしようか?」
「うーん、使ってない」
「じゃあ使っていないモノの方に置いてみよう」
一つずつ進めた結果、
棚と引き出しの中のモノ全部
『使っている』『使っていない』『いらない』
を確認できました!
全部について①へらす、ができたら一休み。
間に休憩を入れて、疲れないように。
「どうだった?疲れた?」
「ちょっと疲れた」
「だよねー」
次にやるのは②わける。
「髪留めと、髪ゴムは別に使うの?」
「おなじとき」
「じゃあまとめてみようか」
仲間同士でまとめていきます。
最後にやるのが、③おさめる。
引き出しは
よく使う順に、使いやすい位置へ。
「何をここに入れたら使いやすいかな?」
「うーん、文房具」
「じゃあ文房具は全部ここに入れる?」
「うん」
一時間半、をちょっとオーバーしましたが
しっかりこの二つの棚と引き出しに
使うものを収めることができました!
終わった後も、
引き出しを開けたり閉めたり、
本当に嬉しそうでした。
良かった。
前回のぐずりが嘘のように、
穏やかにしっかりできました。
その日の夜、お母さんより
こんなご連絡をいただきました。
嬉しいコメント、ありがとうございます。
娘が先ほど、
『ああ〜今日は楽しい一日だった。
りかさんと一緒にできて良かった。
ママはああしろこうしろヤなんだ。
りかさんは、どうしたい?って
ちゃんと聞いてくれてさ、良かった。
楽しかった』
と、しみじみ言っていました。
そうなんですよね、
子どもだって聞いてほしい。
「こうしなさい」
って言われるのも
「こうに違いない」
って決めつけも
どっちも嫌
ですよね。
子どもだって、自分で決めたい。
ぜひ
「どうしたい?」
って聞いてあげてください。
状況をわかってない父親に、
全部捨てるぞ!という、
修羅場(笑)もありましたが、
人間、気持ちが満たされていると、
余裕で対応できますね。
私も娘も、
『待ってて。分けるんだから』
と、言えました。
棚と引き出しの外にあふれていたモノは
時間の都合で今回やらなかったので
お父さんから指摘されてしまったようですが💦
おかたづけのやり方が分かって
やればできるのが分かったから
気持ちに余裕ができたお二人。
お父さんに
「待ってて」
が言えてよかったです!
次の日の娘さんの様子がこちら。
娘は今朝も引き出しを開けては、
『はぁ〜すっきり〜』と、大満足で、
さっきも塾に向かう車の中で、
『昨日は楽しかったなぁ〜』と、
しみじみ言っていました。
楽しかった!って思ってもらえて
本当に嬉しい!
いつも使うところから始めれば、
そこを使うたびに
楽しかったことを思い出します。
そうすればきっと、
他のところも整理収納してみよう、って
思えるんじゃないかと思うのです。
かたづけこびとの現れる暮らしをご提案する
かたづけこびと代表、堀中里香です。
整理収納×防災備蓄を軸に、
栃木県は宇都宮を中心に関東で活動しています。
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整理収納×防災備蓄について
あれこれ、お伝えします。