まだ小さい頃のはなし

10歳だったぼくは、千歳のよさこいソーランのチーム「蒼天爛華」に所属していた

当時は、札幌で行われる「本祭」という一番大きなよさこい祭りでも入賞するくらい強豪で
千歳のチームとしてはかなり有名で、チームのメンバー数も多かった

その、札幌の本祭が終わったあと、夜の10時くらいに大通公園を

母 姉 友人数名 で、ぶらぶらしていた


ぼくはまだ小学四年生で、トチ狂ったように砂場で遊んでいた


すると、母が

母「からと、まだ公園で遊んでるの?もう行くよ」


空源「まだ遊びたい」


母「もう、そしたら、ちょっと母さんたち出掛けるから、公園から離れるんじゃないよ」
















夜10時ですよ




いま思えば札幌のど真ん中で祭りの後で夜10時の公園ですよ


ぼく10歳でしたよ










取り残されました











しかし、生まれつき頭が悪く、顔もオスマンサンコンみたいで(わからないひとは、いますぐGoogleでチェック!)
底抜けの天然ガキくそ野郎の空源くん、自身のピンチに気づきません








30分後






おやおや、空源くんは砂遊びに飽きて、滑り台で遊んでいるみたいですね



明らかに周りに同世代の子供がいないのに、気づいていないですねぇ



哀れですね














1時間後






滑り台でおしりが擦りきれそうになった空源くんはブランコで遊んでいますね



ブランコで一回転できるか試しているみたいですねぇ



頭が悪いんでしょうか



親の教育でしょうか




夜の札幌の公園で一人きりの子供が思いっきりブランコこいでいる絵は明らかに違和感がありますね



だれも通報しないんでしょうか





しかし、このあたりから空源くんの表情もさすがに曇ってきましたね




うんこがしたいんでしょうか













2時間後












日付がかわりました










さすがの空源くんもぐったりしています






まわりにはスーツの兄ちゃんや小汚ないおっさんがタバコをくわえてウロウロしています





さすがの空源くんも自分の置かれた立場がわかったようですね









「捨てられた・・・」









いままでも、何度か同じ目に遭ったことはあります。







家族で高野山にいったとき

帰りに関西空港へ向かう車のなかで、家族が

「高野山にからと忘れた」と言って取りに戻ったときも




新千歳空港で、父ちゃんが「トイレいってくるから」と言ってぼくを水槽の前に待たせたままトイレから家に帰ったときも




ぼくは、呆然と立ち尽くしながら

「捨てられた」


と自覚していました






もう慣れっこです






でも、もうぼくは10歳なんだ





その時にはモンパチも聴いてたし、初恋もしてたしエッチな本の大体の意味も掴んでいた



自分から行動しないと道は開けない。



自分で走らなきゃ、セリヌンティウスは死んでしまうんだぜ









ぼくは行動に出た








とりあえず、近くの横断歩道を渡ってみた






それらしき姿はない







ブランコに戻る









すでにそこは若者たちのねぐらとなっていた







真実を知るために禁断の果実を口にしたんだ、もうエデンには戻れない




サタンの誘惑に負けた者が愚かなのだ







しかたなく、もう一度横断歩道にむかった









信号の向こう側にみんながいた











よかったぁぁぁ









空源「おねいちゃぁぁぁん!」





向こう側にいたみんなが気付いた





姉「からと!」





信号が青になる





駆け寄る両者







感動だね







ハッピーエンドでよかっ・・・・・









バチン!!!!!!















ビンタだ









姉「あんたどこいってたの!!!!!
みんな探したんだから!!!




謝りなさい!!!!!」

















え ご






空源「ごべんなさぃ・・・(泣)」














どうやら、最初に横断歩道に行ったとき


時間にして1、2分の間に

みんなが帰ってきてたみたい



そして、からとがいない!と騒ぎになり


探しにいった時に僕が戻ってきたみたい






ニアミス








母「海里(姉)、そんな怒るんじゃない、見つかったんだからよかったでしょ。

からと、みんなに心配かけたんだから謝りなさい。」






空源「ご




ごめんなさぁぁぁあああうわぁぁぁぁぁあああん」







母「うん、うん、怖かったね、よかったね」









母の優しさに触れた、小学生の初夏の出来事でした。



















でもみなさんよく考えてください










記事を見直してください


















僕 置いてったの母じゃない?












なにげに中間役になってるけど



















僕 置いてったの





母じゃない?


















※厳重注意


母に怪文書を送らないでください


タイに移住しようとして大変危険です




それはバイト中のことだった

朝イチに出向いた一件のお宅


政治思想的にも偏りのある看板を掲げたその長屋には、すでに不穏な空気が漂っていた。


「なにかある」


そう思った。



インターホンを押し、返事があったのでドアを開ける。










いや、開かない


鍵がかかっていた。




その家の主は、確実にそのドアのすぐ向こう側にいるはずなのに、鍵を開けてくれない。



おれを妙な宗教の勧誘かNHKの手先だと思っているのか?



安心させねば。



「おはようございます、◯◯寺でーす」





「チッ」









舌打ちされた




聞き間違いではない




違う家だったのか?



いや、そんなはずはない。



おれはカーナビを信じてる





やっとのことでドアを開けてもらった。



そこには、やさぐれた野良犬のような髪型をしたおばさんがいた。





空源「おはうございます、◯◯寺です。お盆のお参りをさせていただきに来ました」




「・・・・・・。」






空源「・・・・・・・。」




「・・・・・。」












もう帰りたい







そんな空気のまま、仏壇の前でお参りをはじめる。



お経をあげながらも、台所の声が聞こえてきた。




「チッ





熱いお茶しかない・・・・・・





まぁええわ」












文句はないぜ?





でも、なんだろ・・・・





辛いんだよ






そして、五分くらいたったとき



おばさんが隣に座った




お茶もある。



まだ僕はお経をあげている











新聞を読みはじめた







足も伸ばしっぱなしだ









足をこちらに向けている






靴下が汚い






もう気が気じゃなかった






お経が終わった





空源「いやぁ、今日も朝から熱いですね」




「まぁ・・・」







空源「・・・・・・。」









お茶をいただいた






火傷した





もう限界だ






空源「では、もうそろそろ帰ります」





「」









シカトだ






空源「おじゃましまし」




バタン!




ガチャン



ガラガラガラ・・・・







空源「・・・・・・。」













夏は恋の季節ですね













からと


今回は、愛媛県にあります、西日本最高峰・石鎚山に登頂した安田空源さん(20)にお話を伺ってみたいと思います。


ーまず、安田空源さんの簡単なプロフィールをまとめてみました。
もし間違いなどがありましたら、ご指摘ください。

(空源)ーはい。

ー安田空源、O型、1991年1月16日生まれ。生まれた翌日にイラクで湾岸戦争が起こり、家族の喜びとは裏腹に世界は悲しみと怒りに包まれる。


(空)ー・・・はい。

ーまた、4歳の誕生日の翌日には阪神淡路大震災がおこり、またも日本中が深い悲しみに包まれる。

(空)ーなんで基本的に翌日の出来事ばかりなんですか?

ー失礼しました。1月16日は、故・勝新太郎氏が成田空港でマリファナ所持で逮捕、また、元ビートルズのポール・マッカートニー氏も成田空港でコカイン所持で逮捕されたのも1月16日です。

(空)ーあの・・・

ー失礼しました、コカインでなく、覚醒剤でしたか?

(空)ーそこじゃないです、いやそこなんですけど、なんか麻薬の話ばかり・・・
僕の話もしてくださいよ

ー失礼しました。話をすすめましょう。
身長は165センチですが、体重は55キロと、思ったよりあり、「着痩せするね」「意外と服脱いだらしっかりしてるね」などとおだてるとすぐ喜びます。

(空)ーなんでそんな密かな内部情報まで・・・いくら僕の話とはいえ、一人の世界にまで急に踏み込まないでください。

ー大変失礼しました。
父は、北海道千歳市の住職、非常に真面目で威厳のある人物です。

(空)ーそうそう。

ーしかし、その穏やかそうな第一印象とは裏腹に、若い頃はパンチパーマに反りこみは当たり前、仲間と酒を飲んで階段から落ち、選手生命を絶たれるなどの酒の失敗が

(空)ーやめてくれ!

ーいまでも、酒に酔うとごくまれに周りの人に絡む癖があり、一昨年の日本ハムファイターズの試合で、応援していた同球団が負けたことに腹をたて、相手チームのサポーターに

(空)ーやめろ!!!家族の話はやめろ!!

しかも特に父親の話は世間的にもあんまり笑えないからやめろ!!!

ーこれはまた、大変失礼しました。
では、話をすすめまして、母、紀子はその昔、韓国の偽ブランドのブロ

(空)ーやめてくれ!!
母も最近精神的に不安定だからやめてくれ!
最近母の携帯に怪文書が送られてるからやめてくれ!!!!

ーそして、姉は親に負けないくらいの酒好きで、渋谷のスクランブル交差点で母親を突き飛ばしたらしいですね。

(空)ーそれはまぁ、そうですね。

っていうかこのインタビューなんの話だっけ?

ーでは、質問です。その酒好きの遺伝子を受け継いだ空源さんは、
ズバリ!風呂あがりにまず飲みたいのは!?


(空)ーコーヒー牛乳です。




ーうわっ



(空)ー・・・。




ー・・・。



では最後に、今回の石鎚山はどうでしたか?



(空)ー辛かったですけど、やはり達成感があってたのし

ーありがとうございました!



安田空源さんのインタビューでした!










※このお話は、実話を元にしたフィクションも含まれています。
決して本気にすることなく、ましてや母に怪文書をメールで送らないでください。

さすがに凹んでました!






からと