安倍内閣の真の問題点 | 朝倉新哉の研究室

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パソナ、農業経営の専門家を育成 直販や加工を支援

パソナグループは23日、
農業経営に関する豊富な知識を持ち
農家に助言できる専門家を育成する事業に乗り出すことを明らかにした。
生産者が農産物の商品開発や販売を手掛ける「6次産業化」の実現に向け、
直販や加工、レストラン経営などの経験が乏しい農家の取り組みを支える。

政府は今後10年間で農家の所得を倍増させる目標を掲げ、
6次産業化をその切り札と位置付ける。
民間の金融機関と設立した官民ファンドの融資第1弾がすでに発表されたが、
農家の不安を解消する仕組みの整備が課題となっている。
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http://www.47news.jp/CN/201309/CN2013092301001569.htmlから引用。

三橋貴明さんのブログ
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11621214383.html
に、こんなコメントが寄せられていました。

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竹中氏は岩盤規制を打ち砕くとか言ってましたが、
まさかこうも大胆にしかけてくるとは思いもしませんでした。

竹中平蔵氏は産業競争力会議の民間議員であり
絵に描いたようなレント・シーキングだと思うのですが
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竹中平蔵は、パソナグループの取締役会長です。

安倍内閣の本当の問題点は、ここにこそあるんじゃないかと思います。

外交で得点を上げ、国民の支持を得て、

TPPを推進し、農業を自由化させて、竹中支配下のパソナに日本の農業を牛耳らせる。

そういうことを考えているなら、これは本当にけしからんことです。

これは非常に巧妙な利益誘導です。

よくあるのは、建設業界などが政治家を支持して票を入れ、

見返りに公共工事の受注で便宜を図ってもらう、というものです。

これはバレたら、贈収賄で政治家も政治家を支持した会社側も罪になります。

しかし、TPPで農業を自由化し、結果としてパソナが日本の農業を牛耳った場合、

単純な贈収賄ではありませんから、罪にはならないでしょう。

あくまでも、自由に競争した結果、そうなっただけだ、という体裁をとれますから。

大体、「既得権はけしからん」

と言っている人間は、怪しいです。

自分がその既得権を手に入れたいから、今、既得権を握ってる者に対して、

けしからん、手放せ、と言って、手放させ、自分がその既得権を手に入れようとするのです。

自由だ、自由だ、規制はけしからん、既得権はけしからん、

と自由を大義名分にして、既得権を手放させる、

そのあと、その既得権を手に入れる、

そういうやり方です。


エルンスト・レームという人物がいました。

ナチスの突撃隊などを組織し、ヒトラーを支えた人物です。

しかし、正規軍である国軍と突撃隊の対立が深刻化し、

ヒトラーはレームを粛清することを決意します。

ヒトラーが盟友レームを粛清したように、安倍総理も竹中を粛清すべきです。

粛清といっても殺すのではなく、

産業競争力会議の民間議員を辞めさせ、

TPPから脱退して、パソナへの利益誘導の道を閉ざすことです。

それと、パソナ以外の企業で以下の引用記事のような動きが広がっていけば、

”陰謀”は阻止できるかもしれません、

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吉野家 福島で食材生産へ

大手牛丼チェーンの「吉野家」は、
福島県で地域の農家と共に新たに農業生産法人を設立し、
米や野菜など店で使う食材の生産に乗り出すことになりました。

発表によりますと、
「吉野家」は福島県白河市の3つの農家と共に、
農業生産法人の「吉野家ファーム福島」を設立し、
来年春をめどに、店で食材として使う米やたまねぎ、白菜などの野菜の生産に乗り出します。
この農業生産法人は、
出資元の農家の畑や地域の耕作放棄地を使って米や野菜を生産し、
収穫物はすべて「吉野家」が買い取るということです。
「吉野家」は従業員を地元から優先して採用し、被災地の復興支援につなげたいとしています。
外食業界では、品質にこだわった食材を安定して調達し、
地域農業の活性化に貢献しようと、
大手外食チェーンの「和民」や大手ハンバーガーチェーンの「モスフードサービス」などが
農業生産法人を設立して野菜などの生産を手がけています。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131001/k10014946431000.htmlから引用。

TPPが成立しても、企業がこういう動きをやめないなら、

日本の農業は守れるかもしれません。

こういう企業には、がんばっていただきたいです。

国民ひとりひとりができる防衛策としては、

「高くても国産のものを買う」

ことです。

農産物に限らず、全てのものについて国産品を買うことです。

安倍総理が、パソナ、竹中への利益誘導を考えているなら、

国民の”反乱”を覚悟したほうがいいでしょう。

竹中も生命の危機を心配したほうがいいでしょう。

今ならまだ間に合います。

竹中と手を切り、パソナへの利益誘導をやめるべきです。

$国家戦略研究
こいつはほんとにとんでもない奴です
(ウィキペディアより転載)


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