以下の日記には漫画『大蛇に嫁いだ娘』

ネタバレを含みます。

知りたくない人、スルーしてくださーい照れ

 

あらすじ

父親が人殺しの濡れ衣を着せられたために自殺、

母親は正気を失くし、自身も額に傷をつけられ、

山の主・大蛇に生贄として嫁がされたミヨ。

最初は大蛇様を怖れていたが、次第に大蛇様の優しさキャパの大きさに惹かれてゆき、ついに結ばれます。

大蛇様のお陰で村人殺しの真犯人も分かり、母も正気を取り戻すことができました。

そんな中ミヨは大蛇様との間に蛇身の時太郎と、人の姿と鱗を持つ娘イナの双子を生みます。

月日は流れ、双子たちも7歳になり寺へ字を習いに行きくことに。蛇身であるため村の子供たちに疎まれる時太郎ですが、和尚により絵の才能を見出されます。

そして桜の季節を迎え-

てな感じでしょうか。

 

 →時太郎~『大蛇に嫁いだ娘』~
 →時太郎が絵を描いた!~時太郎2:『大蛇
 に嫁いだ娘』~

 →時太郎3~『大蛇に嫁いだ娘』~

 

 

 

今回は時ちゃん出てこないんだけれども。

寝室話だ。

 

大蛇様が山の主を務める村は

蛇を祭って豊作を願うらしい。

村長が行方不明になり、

村では娘のハツミに婿を迎えました。

 

その、ハツミと入り婿氏の寝室。

ハツミは現村長の栄作を始めて見た時

「なんてつまらなそうな」

でもこれが私の運命だから仕方ない

と受け容れたけど、

栄作は

なんて「綺麗な人」なんだろう

って惚れちゃったらしい。

(性格悪いのにえー。ミヨの額にキズをつけたのは

ハツミだ。)

夫に身を任せながら

春祭りのことを考えるハツミ。

村長の家として、祭祀は

執り行わなければならない。

でも、ハツミはカンで

「あれはきっと…父の仇だ」

と分かっている。

(それも当たっている。

大蛇様は嗅覚で村長が真犯人であると喝破し、

食べちゃうんだが、食べちゃった理由はそれ

だけじゃないのだ)

大蛇様恐ろしさに

祭祀を嫌がるハツミに

栄作は

大蛇様にお会いするのは気が重いが

村長としてやり切って見せる

と言いながらもう1回せがみ、

ハツミは

「何もかも仕方ないか…」

と受け容れ…

 

2番目の寝室は寺の寝室。

ここの、村長宅の寝室から

寺の寝室への場面展開

是非ご覧いただきたい。

秀逸でございます。

 

 

安憬、うなされてがば、と起き上がる。

安憬は父親から性的DVを受け、

それを救ってくれたのが

寺の和尚さんの友人である僧侶。

この僧侶を

大蛇さまが食おうとするところで

目が覚める。

安憬さん、

何度もこの夢を見てるようで、

隣に寝てた和尚さんが

 

そろそろ前に進むべきだ

 

と諭すんですが、

大蛇さまを敵と憎み、

命さえ狙っている安憬、

 

「和尚は悔しくないんですか?

私の師は貴方の親友でしょう…!!」

 

とかみつく。

(食っちゃったのは、大蛇さまにも理由があるのだ。

確か。)

過去を引きずり、

大蛇さまへの憎しみを増幅させる安憬に

和尚さんは

 

「…復讐は何も生まない」

 

と言って

安憬のために水を持ってこようと

障子を開けると

桜が咲いている。

 

「もう初祭りか

…大蛇様は山の主

恨むことすらおこがましい」

 

       悔し涙の安憬さん

 

3番目は大蛇さま宅。

ここの庭でも桜が咲いている。

「もうすぐ春祭りですね」

と寝巻の前をはだけて横たわっている

ミヨ。

すぐ傍らに大蛇様ハート

ミヨが言うなら村の人にも挨拶する

と大蛇様。

 

「私はただのでかい蛇だがな?」

 

いいえ特別な方、と言うミヨに、

山の主でよかった、ミヨを嫁に

貰えたから

と大蛇さま。

えーとこのあとは、

くすくすっとか笑ったりハート

「子供達が起きるぞ飛び出すハート

とか。

一方で自分の人生をあきらめ

受け容れ、

一方で諦めきれず忘れられず

苦しみ、

大蛇さまとミヨはらぶらぶラブラブラブラブラブラブなので

ありました照れ

 

なんか春祭りに全ての出来事や

愛憎が収斂していきそうな

予感もしますが、どうだろう。

今日最新話がアップされて、

また違う物語も始まるのかと。

 

公開期間短いと思うので今のうちどうぞ
→大蛇に嫁いだ娘第27話①②

 
あたしはね?
キミが立派な画家になるとこ、

みたいんだよ時ちゃん。

頑張れぇー時太郎ぉー