講義だった。

社会に出る前の、学生さんに

聴いてもらいたいと思った。

 

以前書いた

あたしの住む町が世界に誇る

フォト・ジャーナリスト氏は

写真の技術的指導だけでなく、

自分の見てきた「世界」での

経験を伝える講座を開いている。

塾生それぞれの人生の羅針盤と

なるべき講座を目指していると言う。

 

※「以前書いた」については下記~

 

彼の見てきた「世界」は

とても広い。

会場に掲げられている彼の写真は、

アマゾンのヤノマミ族から、

その指導者マスードを取材

し続けたアフガニスタン、

紛争のあったコソボ、

南アフリカ…

 

戦場や闘争の場を駆け巡って

きた彼は、

虐殺された死体が並ぶ

腐臭でむせ返る場所にも

居た。

当然自分の命も危ない時もあった。

心惹かれる指導者にも会うし、

可愛らしい子供たち、

例えようもない深い悲しみを

抱いた母親、

働く子供、赤子、戦士、

ビリヤードで稼ぐ少年…

 

あまり人がしたがらない経験も

稀有な人しかできない経験も

してきた人の話など、

なかなか聞けるものではないと

思う。

(だってそういう経験した人

自体、少ないもんきっと照れ

今回、申し込んでみた。

今までも気になっていたのだけれど

いまいち勇気が出なかったのだ。

だってコワモテに見えたんだもん

 

 

現在の大国の首長を観ながら

指導者のあるべき姿を考え、

(それはピルグリムファーザーや

黒人奴隷ビジネスまで遡って

その弊害をみながら考察された)

コソボ紛争下での大家族の

家の再構築から生きる上で

真に必要欠くべからざる

ものは何か、

シルクロード、アフガニスタンでの

出会いを通じ人生とは何か、

(塾長は「人生は旅」であるという)

人生で出会いがいかに大切か、

出会うために出る事がいかに大切か、

アマゾンのクリカチ族の取材で

自然との向き合い方を

最後の講義、

先住民運動リーダー・

アユトン・クレナック(ブラジル)

の著書

『世界の終わりを先延ばしするためのアイデア』

の言葉から

自然の一部であるヒトが

地球でどう生きていくべきか

 

なんてことを考えたんだと思う。

どれもこれも、

自分の価値観を

打ち立てるための、現代の

大事なテーマだったと思う。

 

こういうことをしっかり考えて

社会に出ていくと、

みんな少しは違って、

社畜なんて言葉もなくなるんじゃ

ないかなって思う。

 

 

    

長倉洋海写真展

『蒼き空に歌い、草原に横たわれ』

Hiromi Nagakura Photo Exibision

 from 50years' works

 

とき:2026年10月2日(土)~11月10日(火)

  10:00~17:30 入場無料

ところ:キャノンギャラリーS  日 祝休

東京都港区港南2-16-6