皇室内における旧皇族(旧宮家)の現行のお立場 | 魁!神社旅日記

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藤岡寛次氏の研究により皇室内における旧皇族の現行のお立場の取り決めがどのように

 

なっているか明らかになったのでご報告いたします。

 

「近く臣籍降下する宮家に対する降下後の宮中における取り扱い方針」

昭和22年2月御聴許、御裁可(昭和天皇)

 

<拝賀>

・新年

・天長節

・紀元節

・明治節

・皇后宮御誕辰

・皇太后宮御誕辰

・臨機の皇室関係御慶事等

 

<祭典>

・春季皇霊祭

・秋季皇霊祭

・春季神殿祭

・秋季神殿祭

・その他大祭

 

<拝謁>

・随時の参内拝謁

・結婚等の際の挨拶のための拝謁

 

<御陪食・賜茶>

・春<定期>(「菊栄親睦会」)

・秋<定期>(「菊栄親睦会」)

・皇室関係の御慶事

・その他の御慶事(随時思召し)

 

<その他>

・園遊会への招待

園遊会における旧皇族(旧宮家)の「位置づけは皇族の次、諸員の上」

(昭和22年10月21日、昭和天皇の御裁可(「昭和天皇実録」)

・菊栄親睦会大会(皇室の慶事があった際に親睦会の主催で特別に催される会)

天皇皇后両陛下、皇族、旧皇族及びその親族

 

(以上「祖国と青年」令和3年5月号より)

 

(昭和34年、東久邇邸にて)