稽古場日記20日目 | 本日は空晴なり

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上瀧昇一郎です。

今日もまた雨。2日続けての雨はさすがにテンションが下がりますダウン

今日ふじこさんが何気なく「空晴を東京で観に行くと大概、雨やで」と。
はい?なんですと?
いやいやいやいやそんなことはありませんよ、と私。我々の劇団名知ってはりますか?と。「空晴」ですよ?と。言いたかったですよ。そうです。
けど僕、カーテンコールで「お足元悪い中お運び下さいまして」とか「空晴やのにすみません」と何回言うたことかあせるあせる
なんやったら鉄板ツカミネタ?として使わせてもらってるところもあるし、「雨ふらへんかなー」と思うまではいかないにしても、降っても劇場は空晴ですよ的な上手いこと言えるしええかな、なんてな事思てますかね、知らんけど。
すると小池が、「仕込み、バラシの日も雨が多いです」と。オイオイー、なんて事言うんですか。雨劇団か。雨劇団的に仕立てあげるつもりか。大概にしなさい雨男め。年一回の行事、劇団キャンプでも雨降らせるのはお前やろと私が言うと、「僕は晴れ男なんですよ」と。
え?オイオイどの口が言うねん。大概晴れて欲しい大切な日は、雨で髪の毛ピットピトなお前の顔か、ひげ剃りで上くちびる切って小さく流血してるお前の顔しか思い浮かばんよ。
ちーやんが、「私は雨女なんですよねー」なんて言うと、「ほな自分やんー!」と鬼の首とったみたいに(笑)

もうええわ。

さて本日はいつものように先ずオープニングをやって進んでいきます。

このオープニングがね、今回かなり神経研ぎ澄まされる感じ。前回は新作でだいぶ擦り減りましたが、今回もですなこれは。

でもね、神経がすり減る分、個人的に今回の設定が好きです。それ故にどこまでそれを説明するかは一番の悩みどころです。

言わなければならないところと言いたくないところ。

そのせめぎ合いを演出と演者がお互いわざとやりながらちょっとずつ進みます。

或いは何処かで見たことのある演技を排除するにはどうすべきかなんてな難しい議論も。

雨降らせ劇団があーだこーだと言いながらしかし、芝居自体を笑いを中心に快晴にすべく躍起です。

今日はゲストお二人の工夫や奮闘ぶりが目立った日でした。



ふじこさんは「コレは日記に載せんといてや」と言いながら何度も試されて頼もしく感じましたし、孫ちゃんは稽古場の壁が縦にも横にも抜けそうな動きで提案をしてくるし、とにかく稽古場で2人の創る過程が見られるのが楽しい。

そして大切なラスト。

見ていて手応えが感じられる。そのラストを更に貪欲にガッサガッサと手を入れる。

最終的には手を加えすぎたところはカットしてスッキリさせてお客さんにお出しするのです。

でもこの途中の演技も捨て難いステキなヤツもあるんです。

役者の身体がある限り、いつかそんな演技も陽の目をみる日がやってきますかね。