最近の読書と買った本(2023年9月) | 宇宙とブラックホールのQ&A

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2019年6月6日にYahoo!ブログから引っ越してきました。よろしくお願いします。

先日の日曜日(9/24)、お墓参りの帰りに久しぶりに都心の大きな本屋に行って買い物をしてきました。

 その話を書く前に、私の最近の読書について。

 

 実は、今年に入ってからいよいよ本を置く場所もなくなってきたので、「漫画と文庫の小説は電子書籍で購入する」ことにしました。

 (もともと単行本の小説は高いしかさばるのでほとんど買いません。)

 ただ、電子書籍だと随時(いつでも)購入できるので、この記事のようにまとめて取り上げる機会がなくなります。あと金銭的な歯止めも効かないのが・・・

 これまでに電子書籍で購入した主な本は、次の通り。

 

 ・松岡 圭祐 著 「高校事変」シリーズ

 女子高生優莉結衣(ゆうり・ゆい)が無双するシリーズで、とにかく人死にが多いです。

 第1作と第2作は紙で買ったので、電子書籍は18冊購入。

 「高校事変XII」までは結衣が主人公ですが、彼女が高校を卒業した後は妹にバトンタッチして「高校事変13」~に続きます。

 大学生の結衣を主人公にした「大学事変」も書いてくれないかなぁ。

 今チェックしたら、9月22日に最新作が出てますね。早速読まなくては。

 と思って直ちに購入し読み始めたら、結衣が活躍しています。良かった!

 

 ・松岡 圭祐 著 「JK」シリーズ

 高校事変と同様に女子高生が大暴れしますが、主人公は別人。

 JKは女子高生の略ではないという捻りが入っています。

 出ているのは第2作までですが、第3作は書かれないかもしれません。

 

 ・松岡 圭祐 著 「千里眼」クラシックシリーズ(角川文庫の完全版)

 全16作。

 主人公の岬美由紀は、元幹部自衛官の臨床心理士で、20代後半。

 美由紀は平和主義で、殺しません。

 全巻購入済みですが、最後の方はまだ読んでいません。

 この後、新シリーズに続くようです。

 

 ・衣笠 彰悟 著 「ようこそ実力至上主義の教室へ」シリーズ

 進学・就職率100%という触れ込みの名門校・高度育成高等学校を舞台にしたラノベ。

 アニメで観て、原作を読みたくなりました。

 アニメ第2期のエンディング曲「人芝居」は歌えます。

 主人公の綾小路清隆(あやのこうじ・きよたか)は、学年4クラス中最低のDクラスに属しています。

 特異な生い立ちをもち本当は無双できる実力をもつ主人公が、できるだけ目立たないように振る舞いながら、クラス全体でAクラスを目指して戦っていくという学園物です。

 今のところ25巻目まで出ていて、私は23巻目の「2年生編8」の途中まで読んでいます(購入もそこまで)。

 

 次は漫画です。

 ・桟 とび 漫画、依空 まつり 原作 「サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと」シリーズ

 原作が気に入ったので、漫画版も読みたいと思いました。

 今のところ3巻まで出ています。

 「サイレント・ウィッチ」とその続編は、「本好きの下剋上」と並んでラノベの最高峰だというのが私の評価です。

 

 

 それではここから9月24日に購入した紙の本を紹介します。

 

 最初は雑誌2冊です。

 ・日経サイエンス2023年8月号

 特集1「数学する脳とAI ChatGPTが映し出すヒトの知性」

 特集2「核融合の現在」

 ・日経サイエンス2023年10月号(特大号)

 特集1「大規模言語モデル 科学を変えるAI」

 特集2「神経科学の新視点 脳は内から世界をつくる」

 もともとはChatGPTを学ぶために「日経サイエンス」の今年に入ってから出た号を数冊買おうと思い本屋に行ったのですが、狙いの号が全部は残っていなくて、上の2冊になりました。

 

 次は買わないはずだった漫画。

 ・星野 之宣 著 『宗像教授世界篇1』 小学館 BIG COMICS SPECIAL 218頁A5判 2023年8月発行

 『宗像教授世界篇』 星野之宣 | ビッグコミックBROS.NET(ビッグコミックブロス)|小学館 (bigcomicbros.net)

 

 諸星大二郎と並んで伝奇漫画の第一人者である星野之宣(ゆきのぶ)の宗像(むなかた)教授シリーズ最新作で、13年ぶりとのこと。

 漫画は電子版で購入するつもりだったのに、これだけはどうしても紙で欲しくなってしまいました。

 宗像教授の名前が宗像伝奇(ただくす)だというのは、今回初めて気づきました。

 シリーズ第一作の「宗像教授伝奇考」って、そのままじゃん!

 星野さんはSF漫画でも有名で、「ブルーホール」とその続編がお勧めです。

 

 ここからは新書本。

 

 ・土屋 健 著、群馬県立自然史博物館 監修 『カラー図説 生命の大進化40億年史 中生代編』 講談社 ブルーバックスB-2204 352頁 2023年2月発行

 『カラー図説 生命の大進化40億年史 中生代編 恐竜の時代ーー誕生、繁栄、そして大量絶滅』(土屋 健,群馬県立自然史博物館):ブルーバックス|講談社BOOK倶楽部 (kodansha.co.jp)

 

 このシリーズは先に「古生代編」が2022年6月に出ていて、今回は恐竜など巨大爬虫類が地上、海中、空中で活躍する「中生代編」です。

 次は当然「新生代編」ですね。

 土屋健さんは、技術評論社からこれのもとになるシリーズを出していて、ブルーバックスはその要約版となっています。

 

 ・佐藤 信 編 『古代史講義 海外交流篇』筑摩書房 ちくま新書1746 288頁 2023年9月発行

 筑摩書房 古代史講義【海外交流篇】 / 佐藤 信 著 (chikumashobo.co.jp)

 

 ちくま新書からは日本史の講義と銘打ったシリーズが出ていて、本書は『古代史講義』の5冊目です。

 邪馬台国からはじまり、主に朝鮮半島との関係の最新研究が丁寧に紹介されています。

 今日では、「任那日本府」というのは常設された役所・機関ではなく、特定の問題のための使節団の名称だったという説が有力とのこと。

 

 ・坂野 徹 著 『縄文人と弥生人』 中央公論新社 中公新書2709 320頁 2022年7月発行

 縄文人と弥生人 -坂野徹 著|新書|中央公論新社 (chuko.co.jp)

 

 副題にもなっている「日本人の起源」に関する論争史を、過去から最新研究まで辿って、日本人の自画像を描き出す試みです。

 

 ・Tai-Danae Bradley, Tyler Bryson, John Terilla 著、小森 洋平 訳 『圏論によるトポロジー』 森北出版 192頁菊判 2023年6月発行 

 圏論によるトポロジー|森北出版株式会社 (morikita.co.jp)

 

 数学書で、値段も一番高かったです。

 原題は ” Topology : A Categorical Approoach”.

 圏論でトポロジーを料理するということで、ホモトピーは登場しますが、ホモロジーやコホモロジーは出てこないようです。

 できれば書評を書きたいけど、例によってどうなりますか。

 

 

 ★ 本日、名古屋マリオットアソシアホテルで藤井聡太竜王名人が永瀬拓矢王座に挑戦する第71期王座戦五番勝負の第3局があり、居飛車力戦で永瀬王座が徐々に優勢となっていく展開でしたが、終盤で逆転し、81手で挑戦者の勝利となりました。これで挑戦者の2勝1敗となり、あと1勝で王座奪取、史上初の八冠達成となります。

 

 ★★ 今日のロジバン 不思議の国のアリス98

   .a do’a nai lo cukta co javni be lo nu ta’i ma kau polje lo prenu tai tu’a lo darvistci

  あるいは少なくとも、望遠鏡みたいに縮まる方法を書いた、規則の本でもないかな、と思いました。

 do’anai : 狭義。けちな言い方をすれば/狭い意味では/少なくとも。心態詞(談話系)UI3*類

 co : tanru反転。CO類。-col-

 javni : 法則/規則/ルールだ,x1は x2(事)を x3(体系)において規定する。-jva-

 ta’i : ~を方法/手段として/~式に。法制詞BAI類 <- tadji

 polje : シワにする/折り目を付ける,x1(力)は x2(対象本体)・x3(対象箇所)を

 tai : ~に似た形をした。法制詞BAI類 <- tamsmi 似ている

 darvistci : 望遠鏡だ,<- dar+vis+tci, dar<- darno 遠い, vis<- viska 視覚する, tci<- tutci 道具

 

 前回の { xadba pacna } のx2の続きです。

 tanru反転の co を使うのは、be 以降が javni に掛かるようにするためです。

 { ta’i ma kau polje lo prenu } は「人間を縮める方法」です。

 出典は、

 lo selfri be la .alis. bei bu'u la selmacygu'e (lojban.org)