集団的自衛権について最近よく思うことがあります。
集団的自衛権を行使するときには、もう今採択している阿部さんや他の官僚たちは生きていないかもしれません。
つまり、集団的自衛権を行使するときには私たちの世代となっているのです。
本当は、長い年月をかけてゆっくり、じっくり話し合わなければならない話題のはずなのに、それを行使するときが来るであろう、私たちの世代が何も理解しないまま、急いで決められようとしている。
こんな国を、誰が愛せると言うのでしょう?
今、集団的自衛権の採択に反対する人々のデモをよく見かけますが、それも今更です。
昨日の総選挙では、自民党のマニフェストにちゃんと集団的自衛権のことも盛り込まれていました。
そのことに気づかず、「アベノミクス」だけに目を向け、自民党を勝たせてしまった。これこそが本当に危険なことだったのではないかと思います。
逆にマニフェストに書いてあったくせに、やらなかったらそれはそれで問題になりますよね。
ですから、この問題は自民党を勝たせてしまった国民に問題があると思います。
こんなに、次世代の日本を担う私たちが意見を言っても、選挙権がないため、何も変えられません。
子供でも、たくさんの人が、しっかりとした自分の意見をもち、議論しあっています。
日本の成人の方々には、「今」だけではなく、「未来」の私たちのことを考え、責任を持って政治と向き合っていただきたいものです。