QRコード詐欺の増加
 

QRコードを悪用した詐欺が急増しているそうです。
特に、QRコード決済の普及に伴い、被害件数が前年の 20倍 にもなっているとのこと。

「QRコード詐欺」の実態を知るために、こちらの動画を参考に勉強しました。


🔗パソコン修理屋の豆知識:「QRコード詐欺の実体を知っておいてください」

 


忘れないようにまとめておきます。



<QRコード詐欺の種類>
 

QRコード詐欺は大きく2つに分類できます:

1.騙されてお金を送金してしまうタイプの詐欺
PayPayなどのQRコード決済を悪用し、詐欺師がお金を騙し取る。

2.QRコードを読み込むと偽サイトに飛ぶ
フィッシング詐欺と同じ手口で、偽のWebサイトに誘導し個人情報を盗む。



<QRコード詐欺の事例>
 

🔹 事例:ネット通販の返金詐欺
通販サイトで商品を購入後に、「在庫切れのため返金します」と詐欺メールが届く。
「〇〇Payで返金するので、QRコードを読み取り、指定コード『99800』を入力してください」
 

ところが、実際は返金ではなく送金するページに誘導されており、99800円を送金してしまう。

(「99800」は返金のために必要なコードではなく、送金のために入力させられた数字だった)

 

(もしも、通販サイト自体が偽物だと、購入代金を含め二重にだまし取られることになる
 

📌 ポイント
・〇〇Payという決済サービスにはQRコード「読み取って支払う」機能があり、それを悪用する
QRコードで返金はほぼ100%詐欺!


🔹 事例:貼り替え型の詐欺
本物のQRコードの上に 偽のQRコードをシールで貼るという手口で、なかなか見分けがつかない。

💡 実際にあったケース
映画のポスター:偽のQRコードを読み込むと公式サイトではなく個人情報を盗む偽サイト に誘導される
飲食店:テーブルのQRコードで注文する店 → 偽のQRコードが貼り付けられ代金を騙し取られる
無人決済サービス(駐車場・レンタル自転車・自動販売機など): 偽のQRコードで代金を騙し取られる

 

📌 ポイント
QRコードは見た目で本物か偽物か判断できない
公共の場所にあるQRコードは特に注意!



<QRコード詐欺を防ぐためにできること>
 

✅ QRコードでの返金を求められたら100%詐欺!
✅ お店のQRコードが上から貼られていないか確認(不自然なシールなど)
✅ 怪しいQRコードは手入力で検索する(特に通販や銀行関係)
✅ 公式アプリやサイトを経由して決済する(直接QRコードを読み取らない)



QRコード詐欺は 巧妙で一見気づきにくい ものが多いですが、知識があれば防げる被害もあります。
詐欺の手口や実態を知って、「これ、もしかして詐欺では?」と 疑う意識を持つことが大切だと思いました。

 

 

追記:2025-02-08

こちらのYoutubeも詳しく教えてくれます。

↓↓ 

「【世界的サイバー犯罪が日本に上陸!】大手企業のQRコードが次々乗っ取られ、スキャンで230万円奪われる事も!」(パソコン博士 TAIKI)