地理 B とナチスと環境保護と | おととひの世界

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リンクも始めましたよ

高校までの
『地理の教科書』

時々こういう
しょうもない記述があるのよ



ブぅー!  ✖!
でもセンター試験では  

たまに 
世界史・日本史は役に立たない
高校社会は地理を選択すべき

そう言ってる奴がいるでしょ
ああいうやつ

バカかどこぞの回し者だから
もう断言していいです

『環境保護運動』

『ナショナルトラスト運動』
だけが起源ではないんで

こういうものがあった
日本でも
そうだったけど
敗戦までの法律が全部
撤廃されたわけではなく

国民運動の
根っこの部分まで残っている
そういうものたくさんあるんで

『緑の党』
ドイツの環境保護政党だけど
よく左翼だと言われるけど

実は右の方にも 
はっきり根があるんで
それでよく問題を起こす

有名なシュヴァルツバルト
フランス国境地帯が近いでしょ

かつて
ナポレオンにやられたからね



ナポレオン
数学の天才で砲兵科出身だった
はっきりしていないが

ナポレオンが発見した
と言われる数学定理も残っている

本人も
フランス科学アカデミー会員
になることを強く希望していた
並大抵の数学好きでなかったことは確か

敵のかたまり
どこに弱点があるかを徹底的に

そこへ火力
つまり大砲の力を一点に集中
大きな隙間ができて大混乱に

『ナポレオン戦術』

そういうことね
中国大陸で旧日本軍
国民党の大軍相手にそればかりやっていた
数では圧倒的に中国軍の方が多かった



そこに  機動力を集中
現代なら戦車機甲師団
あの時代馬兵軍団

プロイセンは
止めることができなかった
森があれば止められた

しかし
ナポレオンが現れる少し前
フリードリヒ大王伐採してしまった


ドイツ
それまでバラバラだった
結局統一されたのは1871年

1648年
ヴェストファーレン条約で
そうされてしまった

100年以上のち
やっと立ち上がり
フリードリヒ大王が現れた
ドイツを統一するかに見えた
ところがフリードリヒ

工業を盛んにするため
森を切りすぎてしまった
その結果

ナポレオンに蹂躙された
ドイツ統一は振り出しに

ドイツ人
『森を大事にしなければならない』

そう考えるのは
国防上の問題』もあるから

『森林』
戦争の勝敗を決める大決戦
行われることが結構多い

ヨーロッパ戦線
ナチス最後の大反攻作戦

いわゆる
バルジ大作戦
これもベルギー国境
アルデンヌの森が舞台


何度も煮え湯を飲まされた

ヒトラーが
いの一番に取り組んだのもそのせい
日本人と感覚が違うんだって

徳川家康も多少
そういう発想あったと思うけど

だから

『地理 B だけやってればいい』
なんてのはウソな
若い人しっかり勉強してください