動法基礎 継承道場で学んで詣りました また大きく成長出来た気がします | 読む整体【からはだふくらか】@伊豆長岡

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【からはだふくらか】は治しません

人は死ぬまで成長する為に生きています

不調や苦痛やストレスはあなたが乗り越える為に現れた壁です

【からはだふくらか】は
壁を乗り越え
さらに成長していく途をご指南申し上げる場です

お元気さま

 

からだ調律師 あらきゆたか です

 

すべてが快く、愉しく、悦びに溢れる今日を贈っていただくことをお祈り申し上げます

 

 

 

 

大事な話が一杯聞けますので

まだの方はゼヒご覧ください

 

 

先日は

身体教育研究所にて

動法基礎

 

その翌日に

米澤浩の継承道場へ参加して詣りました

 

 

身体教育研究所は

野口晴哉の次男であるダン先生=裕之先生による日本人のからだを理解する場で

からだの理解とは結局のところ

感受性から所作まで

からだから心まで全てを網羅します

 

 

天才の名を欲しいままにした野口晴哉は

明治44年生まれ

 

日露戦争が終わり第一次大戦を迎えようという時代ですね

 

このころはまだ江戸に生まれた人達も存命しています

 

明治に入り

日本はその生活様式にも西欧風を採り入れようと躍起になっていましたが

その反面

江戸から続く生活も残っている時代

 

今は時間に正確と言われる日本人ですが

江戸時代は一刻が約2時間ですから

「一刻を争う」

という言葉は2時間が単位

 

それに

集団で行動するという習慣がほとんどありませんから

集団行動などという感覚もありませんし

時間にも非常にルーズだったそうです

 

沖縄でも"うちなータイム"と言われ

待ち合わせの時間に準備を始めるなんていうことが言われていますが

南国は時間にルーズなのはフツーで

北国で寒空の下で2時間も待たされたら

死にかねませんから

これは地域性が大きく関係します

 

私の父は屋久島出身で

母は青森出身ですが

私はどうやら南方系の方が強いらしい

(^w^)

 

まあ

三内丸山遺跡を見ても

縄文期は今より平均気温が2℃高かったということですから

日本はその気質に南国を持っていて

それが当たり前で

今のように電車の時間が1分でも狂ったらお詫びをするなんて

世界の何処よりも時間に精確な民族ではありませんでした

 

工場や軍隊などは

全くそれまでの日本人の生活とは異質で

しかし

それを何とか採り入れようとした結果

行き過ぎるくらいにそれに染まってしまうというのも

日本人らしさなんでしょう

 

今の状況を見ても同じですね

 

 

生活が変わればその処し方が変わり

精神性も変容していきます

 

そういう過渡期ではありますが

この頃の日本人と今の私たちとでは

やはり大きく違うものがあり

野口晴哉の相手していたからだ

ダン先生や私たちが相手するからだ

違う者を相手にしているし

 

そもそも晴哉先生とダン先生と私とでも大きく違っています

 

今日本人の半数が癌でアレルギーで7割が不調を抱えているのは

私たちが自身を見失っているからに他ならず

ダン先生の言葉で言えば

病気はすべてかつての日本人に回帰しようという表れに過ぎない

 

私たちは生活の変化でからだを見失い

不調になっている

 

そこを

江戸以前の日本人の身体性精神性を考えるのが動法基礎です

 

 

整体

というものが果たして何を目指すのか?

 

真っ直ぐなら良いのか?

 

病気が無いのが健康なのか?

 

っていう

哲学と言いますかね

求めるところを考える必要があります

 

黒人になりたい白人になりたいといっても

それは叶えられませんし

日本人は日本人として生きるより無いんじゃないか

 

からだは万年懸からないと変わらないと言われます

 

日本に人が住んでいた痕跡は5万年くらいまで遡れるそうですが

農業によって生活が大きく変わるのが

1万年前としても

その前の4万年の蓄積は大きいですし

今やっと田畑の野菜を食べるのに適し始めた頃と考えることも出来ます

 

それが

明治維新からこっちなんて

たかだか200年も経っていないのですから

それ以前のからだが変わるべくもなく

頑張っても9800年は苦しまないといけない勘定になります

 

本当にそこを求めるんですか?

 

って話ですね

 

しかも

恐らく人類史上

日本人ほど身体能力の高さを誇り

また

それを熟知していた民族は居ないと考えられます

 

その叡智を捨てちゃって良いんですかね?

 

とも思うのです。

 

 

一方の

米澤先生の継承道場は

技術のみならず

何故そのようになっているのか?

視立てから学ぶものです

 

からだは生活の変化に即応出来るものではありません

 

ということは

明治維新もさることながら

戦後の食の急変

高度経済成長

バブル

コンピュータの急激な拡大に伴う変化など

感じることすらままならず

農耕がやっと始まった頃のからだ

私たちは生きているということ

 

 

体験したことの無い食材が

成分的にどれだけからだに良いと考えたとしても

それを判断するのはからだです

 

知らないものは

知っている何かとしてしか判断のしようがありませんから

 

例えば

糖は果物などが往古からありますから知っています

 

でも

砂糖は知りません

 

さらに

糖じゃ無いのに甘い人工甘味料なんて

分かる由もありません

 

だから

果物より砂糖が

砂糖より人工甘味料の方が

からだの認識を狂わせ

バグらせることになります

 

 

そうやって

不調の原因を突き詰めていけば

結局

今のからだは過去にしか正解を求めることは出来ない

ということになります

 

からだに影響を与えるものは

食べ物や姿勢行動などだけで無く

どれだけそこに費やしたかという

時間こそが

その影響力を大きくするのです

 

そう考えると

いずれも同じ処に向かうことになります

 

これは技術についても同じで

からだの反応ということを考えていけば

同じ人間で

しかもほとんどが同じ日本人相手なのだから

行うべきことも

その理論理屈が違っても

同じ処に向かうことになります

 

 

今回の両日も

まさに同じことを違う解説で受けました

 

登山道が違っても

登る山はひとつということです

 

そしてそれは

かつての日本人なら当たり前だったことなのですが

今の生活様式に依るところが大きくなった

私たちには非常に難しい方法

 

だから

知る必要があり

学ぶ意味があります

 

ここ無くして

ただ技術や方法論だけを知っていたところで

それで相手をどうしたいのか?

 

 

医者になる者の9割以上は

「患者を治したいから」ではなく

生涯獲得賃金が高いという理由で

医療という職業を志しています

 

その点で考えると

整体や鍼灸マッサージを選ぶ者の方が

まだ患者のことを考えて職に就いていると言えそうですが

 

それでも結局

ゴールが何処にあるかを考え続けていなければ

患者の存在は

手前のちっぽけな自尊心を満たし

なおかつ金を運んで来てくれるカモでしかないことになります

 

ダン先生は「治すなんてこれっぽっちも考えていない」し

米澤先生は患者に「来なくて良いよ」と言うからこそ

師として信用出来るのです

 

ただ

求道の先に日本人と人間の可能性があると信じ

そこへ向かう道を

迷って困っている人へご指南する

 

そこへ向かうことが何の為になるか?

なんて下らないことは考える必要はありません

 

分からないから進むしか無いのだし

それを探求することが愉しいからやっているのです

 

そして

そうやって生きている者は

病気になんかなりません

 

皆様には呉々もご自愛くださいますよう

 

ご機嫌好う

 

深い話は

部活アプリ『エネルゲイア』

入部にお金はかかりませんので

お気軽に

お越しをお待ちしています

 

 

 

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