どうもです。
街の歩き方についてずっと書いてきましたが、やはり誰かに案内をお願いするということは多いものです。
私たち視覚障害者を見守ってくださる方、そして声をかけてくださる方、快く案内を引き受けてくださる方には本当に感謝しています。
慣れてないから、上手にできないからと心配される方に出会いますが、アクションを起こしてくださるだけでとてもありがたいのです。
確かに最初は、真意をつかめず戸惑うこともありますが、そんな時でも段々と感謝に変わっていきます。
私自身、毎日同じ場面で助けてもらうのに、その人の声を聞いたことがないなんてこともあるのです。
ただ、可能ならお互いに気持ちよく、そしてスムーズにその瞬間を迎えたいものです。
そこで今回からは、私たちがわかりやすい案内の仕方、声のかけ方について書いていきます。
もし、今後私たちと出会うことがある時は、少しでも参考になればうれしいです。
そして、私たち視覚障害者も、どうすればわかりやすく、お互い気持ちよくなるかを、知っていることが大切だと考えます。
勿論、完璧を求めるというものではありません。
もう一度書きますが、アクションを起こしていただけるだけで助かるのです。
●わかりやすい声のかけ方
過去の記事でも書いていますが、私たち視覚障害者は、声をかけられているのが自分であることに気付いてないことがあります。
声をかけられたのが自分でないのに返事をしてしまっていたたまれなくなるのは嫌なので、私は自分なのかな?と思ったら立ち止まり、声の方向に
顔を向けて様子を見ることにしています。
もしかすると、気が付かずに結果的に無視する形になってしまっていることもあるかもしれません。
それでは、どのような声のかけ方がわかりやすいのか書いていきます。
①正面、もしくは横から近づいて声をかける。
遠くからや後ろからの声かけだと、声は聞こえていますが、その声が誰に話しかけているのかの判断に迷います。
②「白い杖の方」、「視覚障害の方」などと声をかける。
いきなり本題を話始めるよりも、自分が声をかけられていることにいち早く気づけます。
③話しかけると同時にそっと腕に触れる、肩をたたく。
無言で行うと恐怖心を与えてしまうことがあるので注意が必要です。
また、強く掴んだり引っ張ったりは誤解に繋がります。
さすがに極端ではありますが、無言で急に後ろから襟首をつかまれて反撃してしまったという友人を知っています。
まあ、この場合、視覚障害の有無は関係ないですね。
④「こっち」や「そこ」などの指示語を使用しない。
過去の記事でも書きましたが、私たちはどこを指しているのかがわかりません。
●最後に
声をかけて断られたらどうしようと心配される方もいらっしゃる様ですが、例え断ったとしても多くの視覚障害者は気にかけていただいたことに感
謝しています。
断る理由には、普段から歩き慣れている場所でほとんどトラブルは起こらないとか、あまり人に頼るのが上手でないとかいろいろ要因はある様で
す。
断られた時は、「お気をつけて」と一言言って離れれば大丈夫です。
もし、それでも心配ならそっと見守ってください。
残念ながら、私たち視覚障害者の中には、気持ちの良い頼み方、断り方が得意でない方がいる様です。
急いでいたり、疲れていたりなど、いつも平常心ではいられませんし、いろいろ思うところもあるのでしょう。
しかし、勇気を出して声をかけていただいた方のために、そして他の支援を必要とする視覚障害者のために、感謝の気持ちを忘れないでいただきた
いと強く思います。