視覚障害生活百科

視覚障害生活百科

まったく見えない私が、どんな風に日常生活を工夫しているのかを紹介していきます。
毎日を過ごす上で視覚障害者の生活って一般に知られていないなと思うことが多々あります。
また、中途失明の方も増えています。
微力ながら、このブログが情報源になればと思っています。

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どうもです。

今回は、コンセント、鍵、家電等の端子など、小さな隙間に何かを差し込むということについて考えます。

●差し込む物の向きと刺す孔の位置を確認。
まずは、差し込む物の形をよく触って確認して向きがわかる目印を決めましょう。
片方が出っ張っている、片方がギザギザしている、表面の模様など手掛かりを見つけます。
一度これらが決まって慣れてしまえば、実際に差し込もうとして持った手で確認することができます。
そして、もう片方の手では、差し込まれる方の孔の位置を確認します。
人差し指の腹で孔を塞ぐように触るのが良いでしょう。

●さあ、差し込もう。
説明の便宜上、差し込む物を持つ手を右手、孔を確認する手を左手とします。
左手の人差し指は孔を塞いだまま、差し込む物を持った右手をそこに近づけます。
左手人差し指の爪に差し込む物の先端が触れたら、人差し指をどかしつつ孔に差し込みます。

●うまくいかない場合は…。
左手の人差し指を全てどかさずに半分残します。
具体的には、手首を捻って、人差し指の腹の親指側半分が浮くようにします。
人差し指の腹のうち、孔に触れている中指側半分で孔の上の縁を、浮いている親指側半分で差し込む物の先端を、それぞれ触れて位置を合わせま
す。
さらに右手を近づけつつ、左手首を捻って人差し指を上にずらしていくと、最終的に人差し指の腹は差し込む物の上面に触れている形になります。
(人差し指の中指側の側面が、孔の上縁に触れています。)
※コンセントの場合、左手人差し指がプラグに触れたまま、右手を近づけすぎると感電する可能性がありますので注意してください。(かなり痛い
です。)


どうもです。

支払いの時、視覚障害があると小銭を探すのが結構大変だったりします。
めんどくさいとお札ばかりに頼っていると気が付けば小銭だらけ、特に1円や5円がたくさんなんてことによくなっています。
会計のカウンターの上が、物がいっぱいで作業スペースがほとんどないなんていう処も多いですからね。
ただ、ここ10年くらいはSuicaやクレジットカードを利用するようになって随分とお財布もすっきりしましたが。
通販で積ませてしまうことも増えましたしね。
今までこのブログでは、それぞれの硬貨やお札の区別の仕方や、Suicaの使い方を書いてきました。
ということで、今回はクレジットカードに付いて書いてみたいと思います。

●サインをする。
ご存知の方も多いのでしょうが、クレジットカードのサインは、カードにあるサインと同じサインができることが重要であって、漢字である必要も
フルネームである必要も無い様です。
名字だけ、名前だけ、イニシャル、ひらがな、カタカナ、アルファベット、どれでも問題はありません。
自分の書きやすいサインを練習しておくことが大切です。
私も枠の大きさと位置を教えてもらってサインしています。
左手の人差し指と親指を横に並べて枠の上下の幅をなんとなく決めながら書いています。
おそらく、はみ出したり曲がったりいろいろしていますが、特にやり直しと言われたことはありません。
とはいえ、最初にカードにサインをする時にはなかなか緊張するものです。
私の場合は、家族にクリアファイルを切り抜いた枠を作ってもらってそれで練習しました。
必ず使えるかどうかはわかりませんが、便利グッズとして以下の様な商品もあるようです。

紙幣が見分けられる!簡単サ印ガイド
http://yougu.nittento.or.jp/product1453_130.html

●暗証番号を打ち込む。
端末に暗証番号を入力してということもあります。
電話などと同じように、テンキーの5のボタンには触ってわかる印がついていますし、確定や取り消しのボタンには点字表示もありますから特に困
ることはありません。

どうもです。
今回は、視覚障害者が誰かと待ち合わせる、別れる際に気を付けないといけないことについて書いていきます。

●待ち合わせる。
一方が見えていてもう一人を見つけてくれるなら良いですが、視覚障害者同士で待ち合わせる場合は工夫が必要です。
細かく待ち合わせ場所を指定する必要があります。
改札口が違ったなら普通の人でもありますし、柱の反対側にいたなら昔のドラマにありそうですけど、視覚障害者同士だとお互い気づかずに数メー
トルすぐ横にいたなんてことは結構起こります。
有人改札を出てすぐ横の壁沿いとか、点字ブロックの分岐部から2メートル外れたベンチとか、細かく指定しておくと落ち合うのが楽になります。
今は携帯電話がありますから、数メートル離れているくらいなら、電話しながら実際の相手の声を見つけるなんてこともできます。
お互いに到着した時に相手に連絡を入れるようにしておくと、相手はいるのかな、いないのかなと迷うこともありません。

●誰かと別れる。
帰り道などで誰かと別れたり、あるいはお手洗いなどで一時的にその場を離れたりということがあります。
まず大切なのは、離れたり戻ってきたりする際には、そのことを相手にしっかり伝えるということです。
黙って離れると、「どこに行った?」、「はぐれたかな?」と迷うことに繋がりますし、相手が離れたことに気付かずに会話を続けて一人で話して
いるという恥ずかしい状況に陥ります。
また、見えている人に案内をお願いした後などに分かれる際は、自分のいる立ち位置や向いている方向を確実に確認してから分かれることが大切で
す。
脳内地図と実際の立ち位置が一致せずに思わぬ事故につながることがあります。
これは、人と待ち合わせ場所を決める際にも言えることですが、見える人と見えない人の「目的地の周辺です」という言葉の意味する範囲は、意外
に異なったりします。
「○○の前です。左方向に入口があります。」
「改札口の前の点字ブロックです。」
など具体的にすることが大切です。

<因みに>
基本的に多くの視覚障害者は、とても広い通路や広場は、自分の居場所を把握しづらいので苦手です。
少なくとも心穏やかではありません。
特に移動はせず、一時的に相手を待っているだけの状況でも、広い空間の真ん中で待つよりは、柱や壁などがある場所で待つことを好みます。

どうもです。
今回は爪切りについてです。
と言っても、視覚を使わないというだけで、大きく見える方との方法の違いはないと思います。

●爪の長さを確認する。
指先に他の指の腹を当てて、指の肉の部分との高さの差から長さを確認します。

●爪を切る。
中には、安全のために爪やすりを使うという方もいらっしゃいますが、一般的な爪切りで切ることができます。

1.爪切りの出っ張っている方の刃に爪を引っ掛ける。
伸びている爪の裏側(指の腹側)を爪切りの下の刃(上野歯よりも外に出っ張っている)に引っ掛けます。
逆に、引っかからないのであれば、切らなくても良い爪ということになります。
手の爪を切る時には、着られる側の指の触角も使えるので、比較的楽に切ることができます。
足の爪だと難易度が上がります。
特に、巻き爪傾向の場合だと大変ですね。
私は体育座りで少し足首を足の甲側に反らせた姿勢で切っています。

2.場所を決めたらレバーを動かして爪を切る。
慣れない場合はゆっくりと。
痛みが出そうな予感がしたら、場所を決めるところからもう一度。

3.少しずつ場所をずらして繰り返す。
完全に爪切りを爪から外してしまうと、初めから場所決めをするのが大変ですので、少しずらして爪が刃に引っかかる部分を探します。

4.必要なら仕上げに爪やすりをかける。

●切った爪の処理。
残念ながら結構飛んじゃうんですよね。
爪切りのレバーを切った後も少し押し痛づける。
足の指なら手でガードする。
手の指ならゴミ箱の中で切る。
いろいろやるんですけど、後で自分で踏んで拾うということをよくやってます。


どうもです。

今回は、ATMでの預け入れ、払い戻しの操作についてです。
ATMはタッチパネルで操作することが一般的ですが、視覚障害者や、タッチパネルが使いづらい方のためにボタンで操作できる機種を設置している
ところも増えて来ています。
少し、古い記事ですが、こんなものがありました。

視覚障害者が操作できるATMは8割 金融庁が銀行や信金を調査 - 福祉新聞
https://www.fukushishimbun.co.jp/topics/10167

スーパーや駅に設置されているものはわかりませんし、私も全てを把握している訳ではありませんが、少なくとも銀行に設置されてるものは対応し
ているものが多いのではないでしょうか。
この前たまたま私の住んでる某県密着の地方銀行に行きましたが、独力で払い戻しができました。

●有名で便利なのは、郵便局とセブンイレブン
ここでは、郵便局とセブンイレブンのATMを取り上げます。
郵便局のATMは、少なくとも現在30代の私が子どもの頃から独力で操作が可能でした。
必要なボタンの横には点字表示もあります。
逆に設置されたのが古く、使う人も限られるのか、時々ボタンがバカになっているということがあったりもするのですが。

一方で、セブンイレブンのATMはここ10年くらいで普及してきました。
特徴は多くの銀行のカードが対応しているということ。
カードを入れると、銀行名も読み上げてくれます。
もしもの時は、直接オペレーターに繋いで相談することもできます。
最近、Suicaチャージに対応という発表がありましたが、これからどのように発展していくのでしょうか。

●郵便局ATMの操作
操作は、画面の周囲に並んでいるボタンを使用します。(点字表示もあります)
1.細かな音声ガイドが必要であれば、左側のインターホン(受話器の形)を取ります。(取らなくても操作は可能です)

2.左上、右上にある預け入れ、あるいは払い戻しボタンを押したら通帳かカードを入れます。
私の持っているカードは、立体的に浮き上がった文字で表裏はわかりますが、切り欠き(切れ込み)は無いので向きはわかりません。
とりあえず、表を上にして2分の1の確率に欠けてカードを挿入します。(逆向きなら戻ってきます)
また、ゆうちょの通帳の表紙には、触ってわかる横線が1本入っているので、それを頼りに挿入の向きを確かめることができます。
(※ごめんなさい、具体的な向きを忘れてしまいました。)
全てのATMかどうかはわかりませんが、通帳の正しい記入ページがわからなくても、機械が自動で捲ってくれることが多いです。

ここからは、払い戻しを例に説明していきます。

3.カードや通帳の向きが正解ならすぐに暗証番号入力画面になります。(音声ガイドは無かった記憶が)
手前のテンキーで入力します。

4.払い戻し金額を入力します。
テンキーの横に、「千」、「万」、円」、「確認」等のボタンが並んでいます。
金額を入力して「円」を押します。

<因みに>
「10千円」と入力すると千円札が10枚出てきます。
お札の判別がちょっと嫌だという場合などは使うと便利です。

5.金額確認画面になります。
インターホンからは、金額が○○円で良いかどうかのメッセージが流れます。
「確認」を押すと、お金とカード、明細が出てきます。
全てを取ると、インターホンからは口座残額がアナウンスされます。
※インターネットで残高の確認も行えます。

<因みに>
私は利用していませんが、ゆうちょ銀行では以下のようなサービスも行っているようです。

点字サービス-ゆうちょ銀行
https://www.jp-bank.japanpost.jp/aboutus/activity/fukusi/abt_act_fk_tenji.html

●セブンイレブンATMの操作
こちらは、インターホン(電話の子機の形)に付いているテンキーを操作していきます。
説明ページがありますので、是非そちらを参照してください。
操作の大きな流れは変わらないはずです。

視覚障がい者向け音声ガイダンスサービスについて|セブン銀行
https://www.sevenbank.co.jp/corp/csr/service/guidance.html

どうもです。

ICカードやら診察券やら、生活しているとカードの数が多くなってきます。
手触りや厚さ、並べる順番などである程度は区別することが可能ですが、頻繁に使わない様なものだと、記憶にも限界があります。
受付などで提示する場合であれば、何枚か候補のカードを出して「どれですかね」と聞くこともできますが、そうでない状況もありえます。
今回は、カードの管理についての工夫について書いてみます。

●表裏を知る
全てのカードではありませんが、デザインとして印字されている文字が立体的に盛り上がり、触って確認できる場合があります。
文字の大きさ的に、何が書かれているかを判別することはなかなか難しいですが、表裏を判断する手掛かりにはなります。

●切り欠き(切れ込み)
特定のカードの縁には、向きが触ってわかるように切り欠きがあります。
右下に切り欠きが来るようにカードを持つと、表の面を正しい向き(上下逆さまではない向き)で見る形になります。
機械に挿入する時は、縦に持って切り欠きが左下に来るようにします。
また、Suicaなど交通系ICカードは三角形の切り欠きという風に、用途に応じて形が決まっているものもあるようです。

●カードケースの活用
カード管理には、直接触ってわかる印を付けるのが一番ですが、機械に挿入する際などに問題が起きたりします。
そこでカードケースを活用するのが便利です。
Suicaなどよく使うものについては、お好みの定期券入れなどを使うのが良いでしょう。
その他、種類がたくさんになるものについては、100枚単位などで買える透明ビニールケースを使うのが良いでしょう。
1か所にまとめておくのならファイル形式のものも悪くないですが、1枚ずつ個包装できるものなら、受付などでの提示の際にケースからカードを
出さずに使えるので便利です。
ケースに点字シールや、触ってわかるシールなどを張れば容易に区別ができるようになります。(作業がめんどくさいというデメリットはあります
が)
いろいろ探せば、ひらがなやカタカナの形の触ってわかるシールなども販売されていますから、頭文字に合わせてシールを貼るといった方法もある
でしょう。
また、視覚障害者用の便利グッズとして、専用のシールに自分の声で音声を録音できる機器も販売されています。

i-Pen アイペン
http://yougu.nittento.or.jp/product1350_99.html

デジタルボイスレコーダーG-Speak
http://yougu.nittento.or.jp/product1629_99.html


どうもです。

今回は、ラップにまつわる小ネタです。

●熱さ対策
別に視覚障害者に限った話ではありませんが、ラップを開く時その端を指先で触ったり爪で引掻いたりして探す私たちにとってはちょっとした工夫
が必要です。
特に容器を使わず、ラップだけで何かを包んでいる場合、電子レンジにかけて熱くなってしまうと、本当に開けるのに苦労します。
レンジにかける前にラップの端をしっかりめくって耳を作っておくと運ぶのも剥がすのも安心です。
ただし、当たり前の話ですが耳をもって持ち上げたらそのままラップが一気に剥がれてという惨事にならないよう耳の作り方、持ち上げ方にはお気
を付けください。
また、皿にラップがかかっている場合でも、レンジにかける前にラップの端を1部分剥がして熱の逃げ道を作っておくと、そこだけ皿が熱くなりす
ぎず、皿を運んだりラップを剥がしたりが楽になりますよ。

●皿を使わずラップだけで包む。
根本的な話をしてしまえば、ラップだけで包むよりも皿や容器を使った方が楽ですよということになります。
ラップは形が変わりやすいので気を遣うことが多いですからね。
大きな個体を包むのであればともかく、細かい物となるとなかなか苦労します。
それでもラップだけで包みたいということであれば、私が採用している1例を紹介しておきましょう。

●ラップで包む。
ラップで包む際は茶碗などを使うと便利です。
1.茶碗の食材が接触する面にラップを敷きます。(ラップは縁からはみ出す大きさ)
2.ラップの上から茶碗に食材を入れ、ラップの4つ角を持ち上げて食材を中央にまとめます。
3.後は包んでいくだけです。
初めから茶碗で保存白って言う話ではありますが、少なくとも茶碗は洗わなくて済みそうです。

●ラップの食材を皿に移動する。
少し深さのある皿の方がやりやすいです。
1.ラップを開き、ラップの中央に食材が乗っている状態にする。
2.ラップの4つ角を持って食材を持ち上げ、ラップごと皿に移す。
3.テーブルクロス引きの要領でラップを引き抜く。
※一気に引き抜く必要はありません。
※皿とラップの間の摩擦力が強いので、食材のずれを調整しつつうまく行ってください。

<因みに>
ご飯を皿の外にこぼしてしまった場合は、今手に持っているラップ越しに手で掴んで回収するのが効率的です。
手でそのまま行くとたくさんくっついて収集が付かなくなります。

どうもです。

今回は落とした物を拾うです。
落とさないことが一番ですが、そういう訳にもいきませんので。

●落とした瞬間から戦いは始まっています。
固い床などで、落ちた音を聞くことができれば、音の方向から落とし物を探す場所が限定できます。
私たちは、一目見て全体を一度に確認することができません。
小さな部分を触って確かめることを繰り返して全体にしていきます。
ですから、探す部分をできるだけ狭くしておく必要があります。
特に転がりやすいものはしっかり音を聞いておかないと探すのに苦労します。

●絨毯など音が吸収される場所では苦労する。
絨毯など、床が柔らかく落とした時の音がしない場合があります。
この場合、落とした時の状況から落下位置を推測することはできますが、音がする時よりも断定が難しくなります。
最も困るのは落とした瞬間に気付けない、落としたことにすら気づかないという時があることです。
例えば、バッグなどから物を取り出す再に、他の物が弾みで一緒に飛び出して落ちるということがあります。
出先のホテルなどは、床が絨毯であることが多いですから、バッグへの物の入れ方、物の取り出し方には十分に気を付ける必要があります。
気を付けるべきこととしては、
・何がどこに入っているか把握しておく。
・細かい物、他の物をからめとりやすいもの(イヤホンなど)、他の物にくっつきやすいもの(ビニール製の物など)の補完場所には気を付ける。
(取り出す際も慎重に)
・荷物の出し入れはできるだけ同じ場所、狭い範囲で、荷物を置いて行う。
・荷物の出し入れは最小限にし、必要な物以外は出しっぱなしにせずに毎回片付ける。
・作業が終わった際は、落とし物がないか床を確認する。
などでしょうか。
ホテルなどでは、ベッド上(特に使用済み)で荷物の出し入れをすると、寝具類に巻き込まれて行方不明になりやすいので注意が必要です。

●落とした物を探す。
私たちが一度に触って確かめられる範囲は手のひらの面積分しかありませんから、面を捜索するにはそれなりのこつがあります。
例えるなら、床にワックスをかけるように、あるいは壁にペンキを塗るように。
放射状でも直線状でもよいのですが、基準点、基準線を決めてから、手を水平に動かして順番に確かめていくことになります。
基準点、基準線は、壁や机の脚などがあればそれを利用して、無ければ片手を床の任意の場所に置いて(固定して)代用します。
気を付けなければいけないのは、捜索するために動かす手によって目的の物をもう一度どこかに飛ばしてしまう二次被害。
基準点にしている手に向かって一方通行に手を動かすなど、飛ばしてしまっても大丈夫なように反対の手でガードしておくと安心です。
人によっては、手を水平に動かすのではなくて、ピアノを弾く時の様に手を軽く丸めて、順番にとんとんと床を垂直に叩くように探す方もいるよう
です。
物をどこかに飛ばしてしまうこともありませんし、紙などの薄いものはこちらの方がもしかしたら探しやすいかもしれません。

●怪我に注意。
机の下などを探す際は、顔や頭をぶつけて怪我をしないように十分お気を付けください。
特に最初にしゃがむ際は、慣れていないと距離感を間違えたり、残っている視力を使おうとしたりで、顔から突っ込むということになりやすいで
す。
手や腕でしっかり机の縁を確かめる習慣をつけることが大切です。


どうもです。

パッケージの開封についての2回目です。
とはいえ、3回目以降のネタが既に枯渇してるんですけどね。
今回は、コンビニ等でおなじみの三角おにぎりを取り上げます。

●3つの角のビニールのひだを確認する。
見える方は、おにぎりのそれぞれの角に開ける順番の番号が書いて有ってそれを頼りにすると聞いたことがありますが、私たちは別の方法を採用し
ましょう。
3つのそれぞれの角から飛び出しているビニールのひだをつまむように触って確認すると、1か所だけ形状が異なる角があるのでこれが最初の開け
口です。
具体的には、2つの角は袋状になっていて、先端は閉じています。
そして、開け口(三角形の頂点)の角は、先端が開いていて房の様になっています。

●房の1つを引っ張ってくるっと1周紐を取り去る。
先が広がっていてわかりづらいものも時にありますが、基本的には一番細い房を剥がしていけばよいでしょう。
途中、四角い大きなシールが邪魔をしますが慎重に。
この大きなシール、開封の邪魔しますが、これがある側に剥がすべき房があることも多いので目印にもなります。
私の場合は、次のような手順で行っているでしょうか。

①まずは右手で房を2・3cm剥がす。
この時、左手は頂点の房以外のビニールひだの部分をつまむか、左下角の部分をおにぎりごとしっかり固定します。

②頂点の方から、左手の親指、人差し指、薬指でおにぎりを持ち、右手で左から右に紐を剥がしていきます。
頂点が左に、房を剥がしている面が上(もしくは前)に来る様におにぎりを持ちます。
この時、人差し指、薬指は紐を剥がしている面で、剥がしている紐(もしくは剥がした後の部分)を挟むように平行に置き、残りのビニールが動か
ないように固定します。
※四角いシールを固定してしまわないように注意。

③ひっくり返して残りの紐を剥がします。
今度は三角形の底辺の方からおにぎりを持って、②と同じ要領で残り半分の紐を剥がしていきます。

●残りのビニールを取り去っておにぎりを完成させる。
最初に確認した、頂点以外の2つの袋状になったビニールのひだを両手でつまみます。
※左手は左下角、右手は右下角。
それぞれのひだを外側にほんの少し引っ張ると、動きやすい側と、動きづらい側があります。
引っ張る手の間隔か、先ほど剥がした紐があった部分を触って確認します。
動きやすい側が先に剥がすべきビニールです。
動きにくい側のビニールをおにぎりごとしっかり固定して、動きやすい側のビニールを引き抜きます。
最後に、動きにくい側のビニールを剥がしたら完成です。
※のりまで一緒にずらさない様にお気を付けあれ。

どうもです。

今回からはパッケージの開封について考えてみます。
中には特殊なものもあって、初対面では説明を読まないとわからないものもありますが、多くはある程度基本形を知っていればどうにかなるのかな
と思います。
今回は、カップ焼きそばを作ることを例として取り上げたいと思います。

●表面のビニールフィルムを剥がす。
基本は表面を指や爪で擦って、引っかかってめくれ上がる開け口を探しますが、なかなか見つからないものも多いのが現状です。
その場合の第2の手段は、ビニールのつなぎ目やビニールの内側に隙間がある部分を見つけてそこから力や道具で破ること。
カップ焼きそばは、商品にもよるかとは思いますが、この第2の手段が有効なことが多いです。
カップの底を触ると、ビニールのつなぎ目や隙間が簡単に発見できます。
私はCDやDVDを時々購入するのですが、こちらの最近のフィルムはなかなかの曲者です。
もしかしたら開け口の位置にある程度の法則性があるのかもしれませんが、少なくとも時々しか扱わない私にはそれが見つけられません。
かといって、フィルムとケースの間にはほとんど隙間がないので、第2の手段もなかなか厳しい戦いになります。
消しゴムで擦るといいというライフハックもあるようですが、そもそも私の手元に消しゴムもゴム手袋もない。
毎回厳しい戦いを強いられています。

●カップの蓋を開ける。
まずは蓋の縁を触って外にはみ出している開け口を探します。
カップ焼きそばは四角い容器ですので、大抵それは角にあります。
その後、カップ焼きそばの場合は、蓋そのもの(大きな蓋)の開け口と、お湯を捨てるための小さな蓋の開け口を区別しなければいけません。
そのためには、蓋の表面を触って、小さな蓋の縁(大きな蓋との境目)の溝を確認します。
さあ、大きな蓋の開封です。
私は、この後にお湯を注ぐことなどを考えて広めに開封します。
具体的には、開け口側の2辺は全開。
残りの2辺も、小さな蓋にかからない方の4分の1くらいは開けてしまいます。

●小袋の種類を確認する。
実際にどんな種類の小袋が入っているかは経験則から予想するしかありません。
以下はカップ焼きそばの場合の判断のポイントです。
小袋をつまむように触って確かめて、
・大きな粒や、平べったい個体が入っている場合はおそらく加薬でしょう。
・小さな粒が少量入っている特に小さな袋ならおそらくふりかけの部類でしょう。
・液体が入っていればおそらく液体ソースでしょう。
他にソースらしきものが見つからなくて、細かな粒が固まってたくさん入っているならおそらく固形のソースでしょう。
・歯磨き粉のチューブを触った時の様に、つまんで見て液体よりも少し固いものが入っているならおそらくマヨネーズの部類でしょう。
まあ、時には失敗もありますがこんな感じです。
ここでは、加薬の小袋を開封して投入することになりますが、その辺りの話は後ほど。

●お湯を入れる。
液体の注ぎ方については過去の記事で紹介しました。
お湯を沸かす道具選びとしては、以下のことがポイントになります。
・注ぎ口と、注ぐ対象の容器をできる限り近づけることができること。
・注ぎ口の位置を触って確かめられるよう、特に注ぎ口周囲が熱くなりすぎないこと。
我が家では、傾けて注ぐタイプの電気ケトルを利用していますが、同じ形のポットでもよいでしょう。
ただ、これらの場合、お湯をいつも同じスピードで注ぐためには、多少の慣れが必要になります。
一方、ボタン式のポットは、いつも一定のスピードでお湯を注ぐという意味では便利なのですが、容器を注ぎ口まで持っていかないといけません。
そのため、容器を支える、ポットを操作する、お湯の量を確認するの3つのことを同時にやらないといけないので比較的難しいかと思います。
特にカップ焼きそばの容器は大きいので、容器は置いて作業できた方がよいでしょう。
台などを容器の下に置いてポットと高さを合わせるのも1つの方法化もしれませんね。

注ぎ口を近づける位置は、カップ焼きそばの蓋の開け口があった角です。
右利きの場合この角を右下にして容器を置き、右手でポットを近づけ、左手で注ぎ口の位置を触って確認します。
カップ焼きそばの容器は大きいので、重さや揺らした時の感覚ではお湯の量がわかりにくいもの。
容器の外側から熱の変化を触って確認するか、左下の角に指を入れて確かめるかが良いと思います。
※指先の感覚が鈍っている方は後者の方法は辞めた方がよいです。
指を容器に入れる場合は、最終的にお湯が到達する水面の線よりも少し上に指を置きながら注いでいきます。
お湯を注いでいった時に、ある瞬間になると、指に急に熱気を感じるようになるので、この瞬間がゴール付近です。
心配な時は、やけどをしない程度に麺を

上からちょんと押して、浮き具合を確認する方法もあります。
※多少の慣れが必要ですので、入れすぎて本当にお湯に触れない様に十分お気を付けください。
万が一のことを考えて、お湯を勢いよく注ぐことは控えましょう。
特にポットにお湯が多く残っていると勢いよく出てしまうことがあるのでお気を付けください。
同じ要領の空容器を準備して、それを参考に必要な分だけお湯を沸かすのも1つの方法です。
(焼きそばの体積を計算に入れることをお忘れなく。)

<因みに>
道具に頼るという方法もあります。

液体プルーブ(イギリス製)
https://yougu.nittento.or.jp/product128_128.html

●お湯を捨てる。
何か容器にお湯を注ぐ訳ではないので苦労はしないでしょう。
お湯を入れる時のために、蓋は広めに開いていますが、角をしっかり押さえて、容器のお湯を捨てるところの角が真下に位置していれば事故が起こ
ることもないでしょう。
お湯が出る角を真下にした時に、両サイドに来る2つの角をそれぞれの手で押さえて持ち、水平を保つようにすると角度を保ちやすいです。
手が大ききくて真上にくる角(お湯の出口の対角線に当たる)を直接押さえられたらさらに安心です。
手が大きくない場合は、両サイドの角から上の角に向かう辺に沿って広く抑えればよいでしょう。

●ソース類を投入。
小袋の縁を触って切り口を探します。
4方の縁を触って、ぎざぎざしている辺があれば、その縁は切り口ですね。
4辺の縁がつるつるしていれば、そのどこか1か所に切り口がないか探します。
縁を指の腹でなぞって、切り口の角が指に引っかかるところを探します。
切り口には、縁が半円形などの形に欠けているものと、直線の切込みが入っている物があります。
後者の場合、指を少し斜めに当てるようにする(縁だけではなく、縁に続く面も触るようにする)と、切り口が少しずれて探しやすくなることもあ
ります。
中には切り口がとてもわかりづらいものもありますし、「どこからでも開けられます」という私にとっては本当かどうか疑わしいものもあります。