天国と地獄はどう違うのかと云えば、第一に天国とは、一人の喜びが万人の喜びとなっている世界でもあり、地獄へと行く霊は、一に自分、第二に自分と、徹頭徹尾自分を上位に置こうとする人間である。
そのため彼らは天国への可能性を閉ざし、あくまでも自分への思いのみの中に閉じこもることとなる。
天国と地獄の違いは歴然としているが、それは根本的で決定的な違いでもある。天国は分かち合いの場所であるのに対し、地獄は霊(人間)同士が互いに相争い奪い合いの場所でもある。
実は、私たちのこの現実界の世界でも、この二つのことは体験している。その人の生きてゆく世界を見れば、その人がどれほど天国あるいは地獄の傾向を持っているかが、一層はっきりすると思われる。
人が生まれ変わり死に変りしてゆく中で、生活(食べて)して行かなければならない、一定条件下のなかで、この現実界がいかに学びの場所になっているかが分かる。
食べて行くために,否、より良い生活を望むばかりに、他人と争ったり、又は人をおとしいれたり、他人から搾取したりと、地獄的な生き方をすれど、人のためになり、人と協調し分かち合い、愛に満ちた天国的な生活が、如何に容易なことではないか・・またそのような人間でなければ、天国へと行く資格はないことでもある。・・・次は⑥で