花より男子 1995 | からP@ミルクセーキ音楽P

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歌う作曲家Pです。

意外に知られていない、内田有紀さんバージョン「花より男子」。

なんと私これ、リアルタイムで「ららぽーと」のシネマで観たんですw そう「白鳥麗子でございます!」と併映。

ちゃんと「映画館で映画を観る」という行為自体が久々だったので、スゴく期待していったのだけど、画面がなんと「ハイビジョン」撮影で、映画ぽさがなくて当時はがっかりしたなあ。今なら「映画風に加工」するのではないかなと思います。

 

内容だけど、ほぼスッカリ忘れていました。でもスゴく覚えてることが一つだけあって、それは「F4」と呼ばれる「イケメン男子チーム」のメンバーです。当時彼らは「ほぼ無名」の4名で、観てた私も「これ誰???」ってずっと思ってた。誰だかわからない連中にしては、演技や存在感も妙に派手で押し付けがましく、なんだこれ?ってずっと思ってたの。

で、そのことだけずっと憶えてて、2年くらいあとになって妙に気になって調べてみたのです。そしたらですね。

そう!「谷原章介さん」と「藤木直人さん」だったのです!

これがデビュー作だったみたいなんだけど、いろいろ検索してみても評判は悪くもないので、黒歴史にはなってないみたいだから、そこは安心した。

そう考えると、貴重な「新時代の始まり」の目撃者になれたんだなあ…と感慨があります。ほんと頑張って出世してくれてよかったです。

原作のマンガを知らないのでよくわからないのだけど、こういうキャラで合ってるのですかね?笑。野獣ぽいキャラは谷原章介さんぽくなくて、そこが面白くはあります。

赤い服の方は元アイドルの坂上香織さん。この頃よくフジテレビのドラマに出ていた。

F4全員がお坊ちゃまなのですが、バイオリンを嗜む藤木直人さんはナルな感じがハマってましたよ。

谷原さんにも藤木さんにも何故か惚れられてしまうという「おきゃんな」内田有紀さん。パンピーという設定だけど、それよりは「ちょっと野蛮」すぎる気もする。

そんな藤木さんにはフィアンセぽい女性が居ます。帰国子女ふうなお嬢さま。

F4メンバー、左の方は「橋爪浩一さん」。残念なことに近年、事故で亡くなってしまったそうです。

パーティ会場へ向かう。

お嬢さまと内田有紀と、どっちを選ぶのか迷う藤木さん。

そして谷原さんと藤木さん、どっちを選ぶのか迷う内田有紀さん。

ほんとに好きなら追いかけて行け、と言われ空港へ。

そして、こちらは谷原さんで大団円。

 

今回ひさびさに見返してみて「ああ!これか!」と思いだしたことがあります。それは「人を追いかけるのに資格なんか要らない!」というセリフでした。当時の私、これを印象強く憶えてて、家に帰ってからメモしてたんですよ。今でもそのノート残ってます。どこからの由来なのかスッカリ忘れてたけど「この映画からでしたか!」とびっくり。思いがけないタイムカプセルになりましたね。

 

あと思ったのだけど、内田有紀さんでなく別の人だったらどうだったのだろう?と。この当時「アイドル女優さん」みたいな人があまり居なかったんですよね。この翌年に広末が謎の大ブレイクをするのだけど、そういう「アイドル女優の少なさ」という事情もあったのかも知れません。

そういう意味で、内田さんはあまり「アイドル女優」という感じもせず、またこの当時はお芝居もあまり上手くもなく、なんだか無理してる感が全体から伝わってきて、痛々しくて可哀想だったです。

 

via Recording Daze 4.0
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