インタビュー四人目は、都内でピアノを教えていらっしゃる篠原さつきさんです。ベートーヴェン、ラフマニノフがお好きだという篠原さんがカプースチンに傾倒していくことになった背後にはどんな経緯があるのでしょう??
Q:現在、何を仕事としていらっしゃいますか?
A:自宅にてピアノ教室を主宰しています。
Q:普段どのくらい練習されていますか?そして年にどの程度人前で演奏していらっしゃいますか?
A:平日は2時間ほどです。休日は全く練習できません。発表会、PTNAのステップなどで年4、5回ほど演奏しています。
Q:カプースチン作品と最初に出会ったのはどの曲でしたか?またそのきっかけは何でしたか?
A:たしか、PTNAの入賞者の記事を読みカプースチンを演奏して入賞されていたので、どんな曲か知りたくてインターネットで聴きました。8つの演奏会用練習曲だったと思います。
Q:今回の曲(トッカティーナ Op.36)を選ばれた理由は何でしょう?
A:一度聴いてから忘れられない曲だったことが第一です。そしてクラシックとジャズが融合していて斬新なところ、現代の作品ですがわかりにくいわけでもなくメロディックなところも好きです。トッカティーナは弾いていてとても楽しいです♪
Q:カプースチン作品を練習する際に、他の人の作品とは違うことをやっていますか?
A:今回は先生にクラッシック的な拍子から抜け出せるように、あとうちで(2拍目で)しかも大胆に足で拍子をとるよう(リズム感に抑揚をつけるため)に指導を受けたのでそのように練習しました。
Q:カプースチン本人にはどんなことを伝えたいですか?
A:同じ時代に生まれることができカプースチンの曲に巡り会い 幸せです! 簡単なエチュードも作曲してください。
Q:今回「祭り」に参加されて、同じような境遇にある人たちのカプースチン演奏をお聴きになったと思いますが、何か得るものがありましたか?
A:はい、難曲を難なく(?!)演奏されたり、超絶技巧の曲をスマートに弾かれる演奏ばかりで一体どうやって練習されてるのかな~と練習風景をのぞきたくなりました。感激しっぱなしのお祭りでした~
Q:また「祭り」が開催されるとしたら、参加なさいますか?
A:レパートリーができたらぜひ!