詩 「午後」
眠る仔馬のその横で
ひたりと佇む母親の様な
そんな充実感が
あなたの春にもありますか
かっぱぶいこ
詩 「しっぽ」
仔馬のしっぽは
ちょろりと垂れて
蠅を追っても
かっこがつかない
しゅぱっと一振り
あぶ はえ散らす日を夢見て
陽だまりの中 短いしっぽが
ちろちろっと 揺れている
かっぱぶいこ
詩 「ママのあしもと」
仔馬ちゃん
突然首だけ跳び起きて
夢でママとはぐれたの?
寝ぼけた眼(まなこ)に映ったママは
あなたと同じ栗毛色
安心したのね仔馬ちゃん
細長い首がたらぁーんと
藁の中にうずもれて
今度はおっぱいの夢かしら
お口あけたまま おやすみなさい
かっぱぶいこ
まだまだお馬の詩
