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サラリーマン生活

仕事、剣道、国際交流など体験した事を書いています。

カナダ人やアメリカ人と接していると、笑ったときに見せる歯が白くてとてもきれいだと感じることがあります。
こちらに来てから相手の歯が汚いなと思ったことはありません。

北米では歯がきれいなのは当たり前のことで、日本と比べて子供の頃からのケアがとてもしっかりしています。

もし虫歯があったり、歯が汚かったりすると、自己管理ができない人間とみなされるばかりか、親のIQが低いとまで思われてしまう社会です。


私の奥歯には子供の頃に虫歯で治療した銀歯がいくつかあります。

アメリカやカナダにいると、大きな口を開けて皆と一緒に大笑いする事にちょっと抵抗を感じてしまいます。
銀歯がちょっとしたコンプレックスになってしまっているのです。

最近の日本では、虫歯の治療法として銀歯にすることが減ってきたようで、歯に白い樹脂を被せたり、セラミックを使用する治療法が増えてきました。

これは以前日本の歯科医から実際に聞いた話ですが、日本の歯科医療の技術はアメリカと比べて30年遅れているのだそうです。
30年っていうのは本当かと疑ってしまいましたが、先進国の中でも日本の技術が遅れているのは間違いなさそうです。
こんなことを他の日本人の歯科医師さんに話したら怒られてしまいそうですが。

これは技術の遅れうんぬんより、日本人の歯をきれいに保つ意識の低さの表れではないかと思います。

子供の頃にうちの母親に言われた言葉が忘れられません。

「銀歯より金歯にしなさい。将来お金持ちになれるから」

いったいどんな理屈だったんだろうかと今でも思います。

当時はそれが当たり前の考えだったのかもしれませんが、うちの親のIQはかなり低かったんだな…。

車のガソリンが減ってきたので、ガソリンスタンドへ行ってきました。

トロント市内で最初に給油した2月頃のガソリン代は、円に換算してレギュラーで77円/Lくらいでしたが、最近はガソリンが値上がりしてきて、今日は90円/Lくらいでした。




真冬との気温差も大きいので、ちょっと前から車のタイヤに空気を入れなければと思ってましたが、この3ヶ月ほど全く入れてませんでした。

給油後にスタンドで空気を入れることにしました。



この機械に1ドル硬貨を入れると、チューブから空気が出るようです。

タイヤに空気を入れながら空気圧計を見てビックリ!

空気圧が規定値をかなり下回っていたのです。
そうこうしているうちに5分ほどで機械が止まってしまいました。

もう1ドル入れて機械を動かします。

タイヤの空気圧が減ったままだと燃費が悪くなったり、4本のタイヤの空気圧がばらつくので直進安定性も悪くなってしまいます。

トロントもだいぶ暖かくなってきたので、休日は景色がきれいな所までドライブしてみようかと計画しています。

安全に長距離ドライブするためにも、ちょっとした車の点検は欠かせません。
熊本の大きな地震のニュースはカナダでも放送されています。
海外にいると情報が少ないので、余計に気になってしまいます。

日本にいる妻と毎日メールや電話で連絡を取っていますが、これを機に改めて子供たちとも防災対策について話し合ったようです。

職場でもカナダ人から日本にいる家族や友人は大丈夫かと聞かれます。
トロントでは地震が起こるか聞いてみたところ、規模は小さいものの地震はあるようです。

この辺りのプレートはどうなっているのか、ちょっと調べてみました。


北アメリカプレート       ウィキペディアより

ちょっとこの図では見にくいですが、カナダの東部付近にはプレートの境界がないので、トロントで巨大地震が発生する可能性は低そうです。
過去にトロント地域で地震が発生したのは、プレートの内部で発生したものか、或いは他の地域で発生した地震の揺れが伝わってきた為かもしれません。

あるカナダ人の男性は、以前大雨によって家や車が浸水してしまい、とても大変だったと話していました。

自然災害は国によって違うので、自分の身を守るためにもある程度の防災知識が必要です。

今夜は早めに寝ようと思ってベッドで寝ていると、突然日本にいる家族から電話がかかってきました。
子供たちの元気な声を聞いたら、すっかり眠れなくなってしまいました。


日本では簡単に手に入る物が、海外だとなかなか手に入らなかったり、値段が高くて買うのを諦めてしまう場合があります。

最近なかなか見つからなくて欲しいと思っている物は便箋と大学ノートです。

どちらも日本では100均などで簡単に手に入るような物ですが、今のところトロントでは見つかりません。
私の行動範囲が狭いということもあって、見つからないだけかもしれませんが。

便箋は日本にいる父親に手紙を送るために色々と店をまわって探しましたが、郵便局にすら売ってなかったので、結局コピー用紙に書いて送りました。

電子メールやLINEなどが当たり前となってしまった最近の世の中では、便箋も売れなくなって姿を消してしまったのかもしれません。

大学ノートは仕事でもプライベートでもよく使います。
軽くて丈夫なので、鞄に何冊か入れても持ち運びやすいようにうまくできています。

日本から持ってきたノートがなくなってしまったので、カナダで買おうと思ったら、ちょっと値段が高くてびっくり。
しかもちょっと重くてごついので、もし日本に全部持って帰ろうとしたらスーツケースが重量オーバーになってしまいそうです。

カナダでは紙の値段が日本と比べて高い気がします。

紙も貴重な資源からできています。

ノートも便箋も大切に使わなければなりませんね。


毎日ホテルの朝食だとさすがに飽きてしまうので、今朝はマクドナルドに来ました。

店内は家族連れなど沢山の人でほぼ席が埋まるほど賑わっていました。



エッグマフィンの大きさは日本のと比べて殆ど変わりません。

でも久しぶりの朝マックでしたので、できたてのとろけるチーズの入ったエッグマフィンはおいしかったですグッド!



あるカナダ人の男性から「ネツケって知ってる?」と聞かれました。

何を聞かれているのか分からなかったので、ネットで一緒に調べてみると、「そうそう、これ!」と言って喜んでいました。


犬の根付 (ウィキペディアより)


根付とは、江戸時代に使われた腰の帯から小型の革製鞄などを吊るすための留め具です。
現在では写真のような骨董品として扱われているようです。

男性はこの根付を持っていないようですが、大変興味があるようでした。

また、禅についての教えに興味を抱き、古本屋をまわって30年前に発行された本をようやく見つけては夢中になって読んだと話してくれました。

たまに外国人と会話をすると、日本についての豊富な知識に驚かされることがあります。

またある女性は、「京都の金閣寺も素晴らしいけど、私は銀閣寺の方が趣があって好きですよ。二条城の廊下を歩くと素敵な音が鳴るでしょ?あれは敵の侵入を知らせる為に作られたんですって。素晴らしいわね!それからミキモト真珠とアコヤ真珠は最高ね!」などと、日本での楽しい旅行の思い出を色々と聞かせてくれました。
日本へまた旅行に行きたくて仕方がない様子でした。

別の男性から、「日本はそろそろ桜の季節だけど、今年は見れなくて寂しくないかい?」と聞かれました。

桜が咲く時期になると、家族でお花見に行ったり、会社の同僚と花見をしながらバーベキューをして楽しんだのを思い出します。

カナダ人も日本人が桜には特別な感情を抱いていることを知っているようです。


そんな日本について詳しいカナダ人がいる一方で、こんなことを聞かれたこともありました。

韓国のハングル文字が出てきた時のことです。
「この韓国語読める?」

何て書いてあるのか全くわからないことを伝えると、その男性は日本語と韓国語が全く違う言葉だということに気付いたようでした。

確かに日本も韓国もカナダから遠く離れた小さな隣国同士なので、言葉も文化も似たようなものだと思われても仕方がないのかもしれません。

またある男性からは、
「日本って南半球にあるんだよね?今頃暑いよね」

これには思わず笑ってしまいました。

アジアには行ったことがあるかと聞いてみると、シンガポールには行ったことがあるそうです。
日本はシンガポールより更に北にあるんだよと伝えると、少し驚いたように「そうなんだ!」と答えてくれました。

日本について興味がある人は、本当に日本のことを良く知っていますが、特に興味のない普通の外国人からすれば、所詮は極東の未知な国というのが一般的な見方なのです。

ただ、日本が北半球にあること位は知っておいて欲しいですね(笑)

先日トロントで剣道の大会が開かれました。

トロント近郊だけでも10箇所以上の剣道場があると言われ、カナダでも剣道の人気が高まってきているようです。

トロント大学で行われると聞いたので行ってみたものの、広いキャンパス内のどこに試合会場があるのか細かい場所までは聞き忘れていました。


それにしても立派なトロント大学の建物です。
ついつい見とれてしまいました。




こんな西洋風の建物がある構内で剣道の大会が開かれているかと思うと、ちょっと不思議な感じがします。




歩いている学生に聞きながら構内を歩きまわることおよそ一時間半。
ようやく試合会場に辿り着きました。



同じ道場の日本人やカナダ人選手を応援しに来ましたが、なんとか間に合いました。

試合会場はとても盛り上がっていました。


アメリカから参加しに来る人はもちろん、日本からも参加しに来る人もいたようです。

マラソン好きのランナーが、ちょっとした旅行を兼ねてホノルルマラソンに参加するのと似たような感覚でしょうか。





試合を勝ち進んだのは韓国系と中国系のカナダ人でした。
彼らはとても強く、厳しい稽古を積んでいる様子がうかがえました。

カナダ人に剣道を始めたきっかけを聞いてみると、日本へ留学した時に始めた、子供の頃に親に道場に連れて行かれた、太っていたからダイエットの為に始めたなど、人によって様々でした。

日本のアニメや侍映画などの影響も強いでしょう。


試合を見ていて感じたのは、外国人選手がとても礼儀正しい剣道をしているということです。
皆が皆そうだというわけではなく、当然例外もあります。




礼に始まり礼に終わる礼法の大切さがしっかりと根付いていることに感心しました。

礼儀を重んじる精神を外国人に根付かせるのは、一年や二年そこらで出来るような並大抵な事ではありません。

そもそも彼らの多くはチャンバラのような「カッコイイ」剣道を想像しながら始める訳ですから。

何十年も前にアメリカやカナダに渡った日本人が、剣道は単なる勝ち負けにこだわったスポーツではなく、常に相手を敬い、礼儀を重んじる精神を根付かせてきたのかもしれません。


今日のトロントの気温は10℃位まで上がったでしょうか。

少しずつ暖かくなってきて、街ではジョギングをしたり、犬の散歩をしたりする人を見かけるようになりました。


車は雪や泥でずっと汚れたままでした。
道に撒かれた凍結防止剤の白い粉が車に付いたままだと、サビ易くなってしまうので、洗車することにしました。

向かったのはガソリンスタンドにある洗車場です。

まずはスタンドの店員さんに使い方を聞いてみると、標準コースからワックス洗車など3種類のコースから選んでくれと言われました。

税込みで一番安い10カナダドル(約840円)の標準のシャンプー洗車コースを選んでみました。


店員さんにお金を払うと、下の方にこんな番号が書かれたレシートを受けとります。




車に乗って洗車場へ。




洗車場の入り口にある機械にこの番号を入力すると、扉が開いて前進するよう合図がでます。
ちなみに洗車カードを購入すれば、わざわざ店内まで会計に行かなくてもいいそうです。


洗車場の中はこんな感じでとても広いです。



これは先月のトロントモーターショーで撮った写真ですが、こんな大型のピックアップトラックも洗車できる広さです。




中央付近で停車すると、洗車機が近付いてきました。
エンジンは掛けっぱなしでOKです。
気温の低い日はエアコンを着けておかないと寒くなってしまうからです。


日本の洗車場で見るような回転式のブラシで車を擦るのではなく、高圧のジェット水流で汚れを落とします。


最後にドライヤーのある位置まで前進するよう合図がでます。


乾燥時間は80秒で、出口付近で残り時間がデジタル表示されます。




これってドライヤーが止まったままなんです。

つまり、80秒の間に水をうまく弾き飛ばせるように、自分で車をゆっくりと前進させなければなりません。

洗車から乾燥まで全自動の日本の洗車機に慣れていると、最初はちょっと戸惑ってしまいます。

乾燥中に前に行き過ぎたらバックすれば良いのですが、逆に進むのが遅いと車の後方がびしょ濡れのまま終了!なんてことにもなってしまうのです。

80秒間のプレッシャーを感じながら、無事に洗車を終えました。

車に付いた水滴はタオルで拭き取らず、そのまま出ていきます。


洗車した翌日に撮った写真ですが、車はピカピカになりました。



トロントの晴れの日は青空が広がります。

これでまた気持ち良くドライブができそうです。



人間は9割の努力や苦労を経験して1割の幸福を得る

何かの本で覚えた言葉かもしれませんが、人生なんて大抵こんな感じでしょう。

日本に残してきた家族には申し訳ないのですが、トロントでの生活や仕事がとても面白く、今まさに私はこの1割の幸福を味わっている最中です。

たとえば仕事でのプレゼンテーション。

日本の職場で何度も経験してきましたが、プレゼンを通じてどれだけ聞いている人達に自分の思いを正しく伝える事ができるか、或いは興味を引き付けて楽しませることができるかといったやりがいや面白さがあります。

北米でプレゼンをする場合は当然英語で話します。

3年前のミシガン出張時は残念ながらプレゼンをさせてもらえる機会に恵まれなかったので、今回のプレゼンはとても楽しみで仕方がありませんでした。

海外でプレゼンをするといっても、如何にして聴講者の関心を引き、自分の意思を分かりやすく伝えるかという点は日本と変わりません。
むしろ日本の大学やビジネスの世界で学んできたプレゼンのレベルは世界に通用するほど非常に高いと感じます。
聴講者のレベルに合わせて専門用語を多用するかどうかといった見極めも日本と変わりません。
日本で培った経験をベースにすれば、海外でも十分といって良いほど通用するでしょう。

ただし、海外でプレゼンをする場合は日本と比べて注意しなければならない点がいくつかあります。

日本語の表現をそのまま英語に直訳してはならないといったことは言うまでもありません。

ここトロントは移民を受け入れる多民族都市です。
聴講者の中にはアジア系、中東系、欧米系のカナダ人がおり、当然それぞれの文化や宗教なども異なります。

先日、私がパワーポイントでプレゼンの資料を作成した際に、日本の地図を貼り付けました。
この際注意したのは北方領土や尖閣諸島、竹島等が載っていない日本地図を探したことです。

聴講者の中には中国、韓国、ロシア系がいないとも限りません。
技術的なプレゼンをするのに、もしここで本題とは全く関係のない領土問題などに関心が奪われてしまうと、私が気付かないうちに説得力が欠けてしまう可能性があるのです。

地図一つとっても、発表者の気配りが注目されていることにも配慮すべきでしょう。

その他にも政治的、宗教的な発言にも注意が必要です。

今回は初期のプレゼンということもあったので、簡単な自己紹介も入れました。

家族を紹介した際に、子供の名前をローマ字で伝えると、「あなたの子供の名前はどうやって決めたのですか?」といった思いがけない質問を受けました。

子供の名付けについては妻と色々相談したものです。

まずホワイトボードに子供二人の名前を漢字で大きく書き、漢字には様々な意味が含まれていることを説明しました。

漢字の美しさにも注目しました。

娘の名前にはしんにょうの部首が含まれています。




点や線の組み合わせが多い漢字の中で、このしんにょうという部首は絶妙な曲率と距離感から他の漢字にはない曲線美を演出しています。
このしんにょうの曲線美がセクシーで芸術的で美しい女性を連想させること。また、将来困難に直面しても、しんにょうの様なしなやかさで乗り気って幸せになって欲しいといった願いを込めたことを説明しました。

漢字に馴染みのない外国人からすると、この回答は大変興味深かったようで大いに受けました。

まだ他にも漢字から分子結合をイメージして家族の結束を願ったことなど、子供の名付けについては色々と話したいこともありましたが、語り出すと時間がかかってしまうので簡単に済ませました。

今回は英語でのプレゼンを楽しませてもらった一方で、やはり日本語の様に細かいニュアンスまでは伝えきれない場面もあり、多くの課題も残りました。

もっともっと仕事を楽しむためには、また9割の努力を続ける必要がありそうです。

トロントへ出張に来て最初の休日。

真っ先に向かったのはトロント市内にある剣道クラブでした。

半年間は剣道ができなくなるので、せめてホテルで素振りだけでもしようと竹刀だけは持ってきたのですが、せっかくなので練習場へ行ってみることにしたのです。





最初は素振りだけでも参加させてもらえればという気で来ましたが、実際に迫力ある声を聞くと、どうしても稽古に参加したくなってしまいました。


どうして道着と防具を日本から持ってこなかったのか…。

普段自分の行為に対して反省はしても後悔をすることは滅多にないのですが、今回は後悔してしまいました。

カナダ人の代表の方にダメ元で相談してみたところ、古い道着と防具があるので、それでもよろしければ貸してくれるとのこと。

なんという親切な!

感謝してもしきれないほど嬉しい返事でした。

その後道着と防具を貸してもらい、最近は周2回の稽古に参加しています。

カナダ人の大柄な男たちと互角に勝負ができるのは、日本で剣道をするのとはまた違った面白さがあります。
色々と話してみると、外国人ならではの剣道の魅力も語ってくれます。


昨年は仕事が忙しくて疲れ果てていたこともあり、なかなか思うように剣道の練習に参加できませんでした。

自分の好きなスポーツを思いっきり楽しめるというのは、健康のありがたさを実感し、とても幸せなことです。

やはり人間は時間に余裕がないとダメですね。

よく食べ、よく寝て、よく遊んでこそ気力や体力が充実して、生きる意欲が湧いてきます。
そして仕事にも集中できて、常に最高のパフォーマンスが発揮できる。
これこそが私が理想としている生活のスタイルなのです。

ただ、今一番足りないのは家族と一緒に生活できないことです。
出張なので仕方がありませんが。

暫くトロントで剣道を楽しむことにします。