この暑さはこたえます。
今夜の稽古に何人集まるだろうか・・・
「体調を崩したので」
休むという電話が入り始めた。
この時期に無理してもらっても困るので、
「いいですよ。ちゃんと調子を取り戻すのが先決」
と返事を返した。
だが窓からの景色に「う~ん」
暑そう!!
「暑い、暑い」と百回繰り返せば涼しくなるのなら、
大声出して叫びもするが・・・
こんな愚痴はやめて支度を始めましょうか。
お芝居って、そんな魅力があるものなんです。
稽古は19時から代々木です。
声の出しかた一つで生き方が変わります。
一人が、それに気づき、
実行すればいいのです。
お芝居の稽古はこれに終始します。
これは日々の生活にも応用できます。
つまり役者の勉強の場は、
日々の生活を、どれだけ役者として・・・
いや、人として丁寧に生きることに尽きるような気がする。
マンネリ化した夫婦関係をも変化させ、
ドヨ~ンとした職場の空気に光をあて、
自分を積極人間にし、
自分にかかわる周囲の人の眼を変化させます。
昨日した稽古は「これ」でした。
簡単そうで難しい・・・というより、
自意識に邪魔されてしまうようです。
どんな勉強をしたの?
と聞くと、大半が呼吸の訓練とか滑舌とか、
ダンスや殺陣と、少々インプロをといいます。
これ、役者の勉強かなァ。
週一回、三時間みっちりやりますという。
私が或る劇団の教室に入ったときは、
午前10時から午後6時まで、週6日のレッスンでした。
演劇論、戯曲論、演劇史、社会科学、心理学、謡曲、
声楽、体操、稽古場見学、映像学・・・・等々。
大学でやったような講義が延々と続きました。
「こんなのは役者の勉強じゃねぇよ」
しょっちゅう不平不満の愚痴を言っていました。
確かにこれも役者の勉強じゃあないかもしれない。
が、今の若い人に、小山内薫、土方与志、坪内逍遥・・・
いや、千田是也、宇野重吉、杉村春子とかいっても????
これじゃ、外郎売やアメンボ赤いな アイウエオをやっても意味ないよって言いたくなる。
日常生活が最大の勉強の場で、
その生活を丁寧に丁寧に生きる・・・
これに勝る学習の場はないのだ。
ブログネタ:お一人様、平気?
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本文はここから
一人・・・ひとり
なんともいえない寂しさをたたえた言葉である。
一人暮らし(でも「独り暮らし」ではない)を続けて
30年以上になる。
父や母、妹と三人で暮らしていたこともある。
結婚して家族をつくり暮らしたこともある。
そして一人・・・
結婚しても孤独はある。
一人暮らしの時と比較すると、
その孤独は一層強いものになる。
一人で味わう寂しさの数十倍のものになる。
人は孤独からは逃れ得ない存在なのだ。
さて、
お店に入り食事をするときは「お一人様」オーケーでも
家での食事となると一人は寂しい。
映画は「お一人様」でない方が楽しい。
音楽も同じだ。
美術展などとなると一層その気持ちが強くなる。
何となく、共有し得る人が欲しくなるのかもしれない。
カップラーメンなどという代物は、
一人で食えばいい。
・・・総じて考えれば、
何も感じないならば、「お一人様」はそれなりに、
味わい深いものでもある。
が、やはり「お一人様」から「お二人様」
或いは「大勢様」それぞれを楽しむ人生を送りたい・・・
このテーマを通して、貴重なものを考える機会を得たような気がする。