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演劇人生

今日を生きる!

三浦綾子さんの「母」を上演した初演が、

日韓ワールドサッカーがあった2002年でした。


その後5箇所で上演して来ましたが、
並行して、三園ゆう子の“独り語り”を数回上演してきました。

演劇までは行かなくても、単純化した語りですが、「母」に込められた
綾子さんの思いを、出来るだけ多くの方々に触れて頂きたいとの
思いを込めてスタートさせたものでした。

それが、○○大学の名誉教授のるひかる氏から声をかけて頂き、
経済学の授業で公演することになったのです。


昨年と今年で2回実施しました。

三園ゆう子の「母」独り語りと併せて、小生の「演劇について」 の小講演を

パッケージに、時間配分いただきました。

劇場ではありませんから、照明もありませんし道具等の雰囲気作りも
不可能です。音響は講演前の小生が担当することで、多少の雰囲気づくりをしました。

果たして、学生諸君に受け容れられるだろうか
…それが最初の心配でした。

…が、これ等の不安はスタートと同時に
学生諸君の食い入るような眼差しでかき消されました。

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これには、語り手の三園ゆう子さんの鬼気迫る表現力もあるでしょうが、
ひかる氏の事前に徹底してくれた準備にもよるものや、

三浦綾子さんの「母」なる作品の素晴らしさ、
また何よりも、ひかる氏の授業を受けてきた学生達の豊かな感受性
が噛み合った中から生まれたものだと思います。


ひかる氏のおかげで、素晴らしい経験をすることができました。

また今回も学生さんたちの感想文をお貸しいただけることになっています。


待ち遠しい思いです。

憂鬱な日々・・・


だが、鬱々としていても仕方がない。

国会の中を家来(?)を引き連れてカメラに目線を送る総理…
なぜニコヤカでいられるのか分からない。

義務教育の学校内で頻発するさまざまな事件。

警察官の不祥事。

なけなしの財布から納めた年金をくすねるお役所。

親が子を、子が親を殺した事件の多発。

道路を歩いていて、突然切り付けられたという話・・・等々。


美しい国、日本の姿なのだろうか・・・

選挙で選ばれて歳費の他にも“便宜”というカバンを抱えて料亭へ。

「これからVIPのみなさんがいらっしゃいますので」

立ち話を止めて退散しろと、

仲居のような小母さんに追い払われた若者・・・

「VIPって誰だ?・・・?」

「議員の皆様」

なんだそうだ。

ありゃ?

カバンはなかった。

「あ~ら先生!」

が飛び交う。(略)



あゝ、いま…本当に必要なものって何だろうか・・・と思う。

つまらない芝居を観るのは疲れる。

時間も勿体ない。

途中で出たくなるが最後まで付き合わされるから尚辛い。


やっている君達・・・何故こんなものを?

観るのが人間だと思っていたの?


つまらない芝居を見せられると、

こんなことを思う。

こんなもののために浪費した時間をどうしてくれる。


ぶちまけたいが、できない。

これで一層頭にくる。

ふざけんな!

心の中で愚痴っている。


勿体ない…勿体なし!

テレビで世界陸上のリレー競争を見ていて・・・

「重いバトンか・・・」

つい、呟いてしまった。


意味は少々違うが、

三浦綾子さんの短編小説に、
「この重きバトンを」がある。


読んだのは数年前前になるが、
ず~ッと心のどこかに澱のように沈んでいて、
流そうと思って水を注いでも、
流れ出ていくのは上澄みだけで、
覗いてみると、やはり底の方に沈んだままの澱が見えるのだ。

「重きバトン」だ。

「母」や「新しき鍵」の時も同じような思いを味わった。
工夫を加えて劇化したいと踏ん切りをつけよう・・・

かなり辛気臭い作品になるかもしれない。

「青い棘」に到達するまでに、
立ち寄らなければならない作品が、
「この重きバトンを」なのかもしれない・・・

そんな思いで、読み返している。

東京のオアシスといえるような神社林、

明治神宮の中で、8月18日19日に公演した作品です。

提供を受けた写真を掲載します。


そして…河童は消えた3

みね「わたしはね、みねと申します。いまから何百年も前に、

    この近くの塩谷という村に生まれました…」



そして…河童は消えた1

爺さんや婆さんが、村はずれで、狐に化かされたり、

河童に悪さをされていたころの、むかしむかしの物語です。



そして…河童は消えた4

洪水が起こると、水神さまを鎮めるためにと、

娘を人身御供に差し出したり、

日照りが続くと、河童のせいだとか言われて、

河童狩りをしていたのでした。


そして…河童は消えた5

この年は雨が降らず、お天道様がカンカラカンカラ照りつけて、

稲も植えられず、畑の作物も枯れ始めました。

呪い師によって雨乞いの護摩が焚かれることになりました。


そして…河童は消えた2

話せば長いものがたりです。

今日のところは、この辺で・・・