三浦綾子さんの「母」を上演した初演が、
日韓ワールドサッカーがあった2002年でした。
その後5箇所で上演して来ましたが、
並行して、三園ゆう子の“独り語り”を数回上演してきました。
演劇までは行かなくても、単純化した語りですが、「母」に込められた
綾子さんの思いを、出来るだけ多くの方々に触れて頂きたいとの
思いを込めてスタートさせたものでした。
それが、○○大学の名誉教授のるひかる氏から声をかけて頂き、
経済学の授業で公演することになったのです。
昨年と今年で2回実施しました。
三園ゆう子の「母」独り語りと併せて、小生の「演劇について」 の小講演を
パッケージに、時間配分いただきました。
劇場ではありませんから、照明もありませんし道具等の雰囲気作りも
不可能です。音響は講演前の小生が担当することで、多少の雰囲気づくりをしました。
果たして、学生諸君に受け容れられるだろうか
…それが最初の心配でした。
…が、これ等の不安はスタートと同時に
学生諸君の食い入るような眼差しでかき消されました。
これには、語り手の三園ゆう子さんの鬼気迫る表現力もあるでしょうが、
ひかる氏の事前に徹底してくれた準備にもよるものや、
三浦綾子さんの「母」なる作品の素晴らしさ、
また何よりも、ひかる氏の授業を受けてきた学生達の豊かな感受性
が噛み合った中から生まれたものだと思います。
ひかる氏のおかげで、素晴らしい経験をすることができました。
また今回も学生さんたちの感想文をお貸しいただけることになっています。
待ち遠しい思いです。




