怖い安全 | 演劇人生

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今日を生きる!

中越沖地震が発生した。


柏崎刈羽原子力発電所の安全が発表された。


いくばくかの放射能漏れがあったが安全性を

脅かすほどのものではない…ということだった。


さまざまなケースを考慮して、

安全には安全を期して建設された原子炉だそうだ。


ところが地震1日と経たない内にマヤカシが露呈され始めた。

全ての炉にトラブルが発生し、

操業停止をせざるを得なかったのだ。


ここで、

安全とは何かを考えたい。

戦闘機やミサイルの安全性について議論される。

ピストルも安全装置がついていれば安全なの?

刀も鞘に納まっていれば安全で、

サリンも密封容器に入れてあれば安全なの?


原子力発電も何処やらの国では危険で、

わが国や他の国では安全だって?

金庫に鍵をかけて保管してあれば、どんな物でも、

例え、覚せい剤でも…?


品物自体に安全マークがつけられないものは、

全て、危険なんじゃないの・・・?

原子力発電所があるということ自体が危険なんじゃないの?

「安全」ということばの意味を「性」を添加することで、

「危険」をボカス手法になるが、

本当は

「安全性」

じゃなくて

「危険性」

じゃないの?


妙なごまかし論理で惑わすのはやめて欲しい。