ヨッシー整体の翌日、馬友さんの所属するクラブにTerry氏率いる整体チームが来るということで見学に
9時スタート、場所は我が家から約2時間・・・
金曜の夜は吉宗の整体のことで頭が冴えてなかなか寝付けず・・・
はい、二日連チャン寝不足ですw
まず始めに昨日はありがとうございましたとご挨拶
ちゃんと覚えていてくれましたw←ちょっと心配だった
こちらでは4頭チェックしてもらいます
4頭それぞれ何かしらズレておりましたが、それぞれに表れている症状は違ったりしています
(基本は同じ)
ズレてからの期間と、ズレている間の運動量によって差が出てきます
(他にも諸々あるでしょう)
そう、吉宗は週休5~6日というまったり生活のお陰もあり、ズレは酷くても症状としては軽い方でした
なので翌日から運動OKを頂いていたのですが、症状の重い馬は1週間から10日は休ませるよう言われておりました
あと、身体が楽になったことでハッスルする可能性もあるので放牧はNGとも
前日に色々と説明していただいているお陰で理解度も増してきます
施術が終わり、次の馬が来るまでの間に質問をしていきました
全頭終わったら次の場所へ移動されていきますからね
時間の猶予はありません
今回伺った中でなるほどなーと思ったのが、
大型動物の場合、筋肉の層が厚いので、人間の力でマッサージをしても表面しか届かない
3層もの厚い筋肉があり、その一番下は鍼でも難しい
マッサージでどうこういうより、要はどう血流を流すか
大きいから自分で血流を何とかしてもらわないと難しい
整体でズレていた骨を元の位置に戻すことで、圧迫されていた神経やリンパを解放してあげる
そうすることで血の巡りが良くなり、結果筋肉もほぐれる
もちろんマッサージを否定しているのではありません
鍼やマッサージ、薬など色々なケアーの方法がありますが、それぞれ役目が違います
それらを必要なものに必要な方法で対処していくことが重要です
整体で出来ることは頸椎と仙骨(骨盤)と顎を整えること
整体で出来ることをやるのが彼らの役目なんですよね
なので、その馬にとってどんなケアーが必要なのか判断をするのはその馬に関わる人たちです
どんな選択肢があるのか、知識としてでも知っておくのは重要ですね
今回二日に渡って観ることで、整体というものの理解が深まりました
といってもまだまだスタートラインに立ったばかり
納得出来るまでは学び続けたいと思います!
ちなみに今回いらっしゃったRobert氏には息子さんがいて、前回の整体巡業は息子さんのDaniel氏が担当したのだそう
Robert氏のお父さんから始まり三代続いているわけです
お父さんは元々は大変腕の立つ人の整体師だったそうな
あるとき、それだけ上手いんだから馬にもやってみたら?というところからスタートしているそうです
それから、研究を重ね現在に至っているそうなんです
(馬だけでなく、カンガルーや犬なども整体しちゃいます!)
Robert氏は7人兄弟の長男でお父さんは子供全員に整体を教えたそうです
しかし、理解が出来たのはRobert氏のみ
そして息子さんは3人兄弟で、同じように全員に教えたそうですが理解できたのはDaniel氏のみ
そう、同じDNAをもってしても、学んだ全ての人が出来るようになるものではないのです!
だから職人技なんですよね
Terry氏の熱い想いを少しですが聴かせていただくことができました
経験からくるコトバには重みがあります
この二日間、大変有意義な時間を過ごすことが出来ました
次回の来日は秋とのこと
それまでに、もう少し知識を身に着けてお迎えしたいと思います