ラーメンを食べて帰着。

帰ってきてからも、帰宅途中のローソンで購入した「ナッツかおるもち食感ロール(キャラメル)」も平らげた。

 

しょっぱいものを食べた後は、やっぱり甘いもので〆ないと。

背徳感でいっぱい驚き

 

暫くすると、息子が帰ってきた。

 

「〇〇駅で、ラーメン食べてきたよ~」から始まり、ポツリぽつりと今の気持ちを話してみる事にした。

 

「この前さ、ねーさんに相談してみたんだよね・・・」

 

 

 

 

「おかんの事も話してね。おかんだったら何て言うかなって・・・」

母の話をすると、つい涙が溢れてしまう。

そのまま、姉とのやり取りを伝える。

息子は、うんうんと相槌を入れながら、聞いていた。

 

「なんかね。ねーさんと話した後、もう『保険』だと思って、もう1度一緒に暮らすかってその時は思ったの。けどね、次の日には「絶対に許せない」って気持ちでいっぱいになるんだよ。本当に、憎しみが凄いの。だって、そうじゃない?自分が凄く辛くて弱ってる時に、1番助けて欲しい人に裏切られてたんだよ。ちょっとした不貞行為とかじゃないんだよ、相当ゲスい事されたんだ。4ねって思ったのも嘘じゃない。本当に仕事中に4んで欲しいって毎日思ってて。特に1か月位は、その気持ちが酷くて」

 

黙って前を向いている。さすがに「4ね」と思う気持ちに同調できないのだろう。

 

「でも、その後に夢を見て。「早く4んでくれない?」って言ったら、「うん。10日後に4ぬつもりだから」って返された。そしたら、急に「やっぱり今の無し」って夢の中で、必死に止めてて。そこまでは、嫌なんだなって思ったの」

 

その後、直近のツーリング事件について話した。

 

 

 

「〇〇(娘)が、オヤジと連絡とってて。毎年、誕生日にはプレゼントをあげていたから、LINEギフトをあげたみたい。その流れで、落ち込んでいる奴を思って、ツーリングに誘ったんだと思う。それは、仕方のない事なんだけど、オヤジに対してはさ、お前今ツーリングとかじゃねぇだろって。今お前が取り組まなきゃいけないのって私との事じゃんって、凄い怒りを感じるんだよね」

 

「まぁ、オヤジに対してはそうだろうね。その気持ちは分かるよ」

 

「〇〇(娘)はさ・・慈悲深いじゃん。ウォーキングデッドで、ニーガンが捕まって、檻に閉じ込められた時もさ、『ニーガンが可哀そう』って。でも、ニーガンって、グレンとかエイブラハムとか殺して、凄く酷い事したじゃん。マギーからしたら許せるわけないの。私もそう、許せないの。酷いことされたから。けど、〇〇(娘)は酷い事した人でも、その人が弱ってたら可哀そうってなるんだよ」

ウォーキングデッドでの例え、分からない方はごめんなさい真顔

 

「確かにこの状況は、あの時のウォーキングデッドみたいだね」

 

「私、去年からずっときつい状況にあったじゃん。そんな時に酷い事されてさ。今回の件で、二人も傷ついていると思うし、申し訳ないと思うけど、誰よりも傷が深いのは私じゃん。〇〇(娘)からみたら、私は可哀そうじゃないの?って、思ってさ」

思わず本音が出る。何故、酷い事をサレた側の私より、シタ側の奴に同情するの?

 

息子は、暫く考え込むと

「一つ見方を変えると、〇〇は病気じゃん。気力もない中で、今回は自ら『ツーリングに行きたい』って言ったんだよね?どういう状況にしろ、そう思えた事は、良い事なんじゃないかな?」

 

うう・・・「確かに、そうだね・・・・・」

ぐうの音も出ない魂が抜ける