過去の離婚について

 

 

そんな超束縛彼氏との付き合いが続いた。

彼は15歳当初から、自分が18歳になる日を待ち望んだ。

私と結婚したいがために。

 

私は職を変えた。

彼が人から見られる仕事をとても嫌がったから。

内緒でレースクイーン等もやっていたけどグラサン

 

そして、彼の母親の知り合いが社長をしている

建設会社の事務員になった。

 

話はそれるが、この母親が厄介者だった。

彼は、姉(私の一歳下)、彼(私の三歳下)、弟(私の六歳下)の三兄弟だった。

弟は、まだ中学1年生だったのだが

彼母は、子育てらしい子育てを全くしていない様子だった。

 

そして、私にお金を渡し「piyoちゃん、明日夕飯作ってくれない」と度々依頼してきた。

(私の一歳下の彼姉は、通信制高校に通っていたので夜は家にいなかった)

自分は、派手な服を着て、夜な夜な外出する。

 

そう・・・この彼母は、長年不倫をしていた

今でいうシタ妻だったのだ!

 

最初に気づいたのは、彼母がしていた指輪だった。

18金に目がない彼。当時、彼母がしていた指輪をちょっと見せてと借りてみた。

 

すると、指輪の内側に「K&K」の文字が。

ん?彼母の名前は「きよみ」彼父の名前は「まさお」

イニシャルをあわせても、「K&M」になる。

 

「おい、K&Kって何だよ!!」

母親に問い詰める彼。

「え、特に意味ないけど・・・」うろたえる彼母。

その場は何とかお茶を濁し、乗り切った。

後に分かったのだが、不倫相手のおじさんは「けんじ」という名前だった。

 

彼母は、外で飲まない日も毎日晩酌をしていた。

これは、彼姉に聞いた話なのだが

ある日酔っぱらった彼母が、子供達の前でこう叫んだそうだ。

 

「あたしはね、この人(彼父)とはもう10年もS〇Xしてないのよ!!!

こんな男、まったく魅力がないの」

 

まじで引いた。思春期の子供の前でなんて事を言うのだろう。

 

また、私と彼が喧嘩をして、彼母がいたリビングに避難したときのこと。

彼母は「piyoちゃん、〇〇(彼)と別れないであげて。

piyoちゃんが居なくなったら、どうなる事か。

もしかして人を〇ろしてしまうかも。犯罪者になるに決まってる。

私、あの子の事自分の子供だと思ってないのよね。何するか分からないじゃない。

早く家も出ていって欲しいと思ってる。私には手に負えないから」と語りだした。

 

その後ろで・・・2階から降りてきていた彼は、じっとその話を聞き

寂しそうに薄笑いを浮かべていた。

 

そういえば、彼と出会った当初、彼父は大阪に単身赴任していた。(後に戻ってきた)

その間に彼母は、せっせと不倫相手と逢瀬を重ねていたのだろう。

なんて、BBAだムキー

 

 

いびつな家族関係。

母親から愛情を感じずに育った彼。

異常な形ではあれど、自分の持つ愛情の全てを私に注いでいたのかもしれない。