27日カオル配信ワンマンライブのお知らせの巻 | チンピラ詩人カオルの戯言

チンピラ詩人カオルの戯言

新しい可能性のために

まずライブの詳細だ。

蔓延防止中でまたもや無観客配信のみだけど覗き見して欲しい。

 

 

今日のリハで選曲などが具体化する予定。

「ラブレター」「ハウリングシュガー」などを中心に

「春・柔らかい感じ」をイメージして曲を選ぶ。

当日まで黙っていようと思っていたけれど発表する。

今回のライブでオレは歌謡曲のカバーをするつもりだ。

作詞・阿久悠 作曲・戸倉俊一の素晴らしいコンビの作品

「ジョニーへの伝言」を唄う。

大好きな曲でカバーの機会を狙っていた。

この曲を知らない人は事前にYouTubeなどで聴いておいてくれ。

その方がライブをより楽しめるだろうし

オリジナルの高橋真梨子・ペドロ&カプリシャスバージョンと

カオルバージョンとの「違い」がわかるから。

ちなみに。Netflix登録者は「浅草キッド」を観て欲しい。

修行時代のビートたけしの物語だがこの曲を唄う場面もある。

そしてかなり上出来な映画だからそれ自体を楽しめるし。

オレはとても気に入ったからすでに20回ぐらい観ている。

監督は「劇団ひとり」。役者もシナリオも抜群にいい。

個人的には「過去20年ぐらいの日本映画で観た最高の部類」」だと感じた。

この作品を観るためだけにNetflixに登録しても

恐らく損はしないと思う。上質な娯楽映画だ。

登録料金は1ヶ月約1000円だから映画館に行くと思えば安いし

この作品だけ観たら解約すればいいし他の作品も観たければ

オレに連絡くれたら「カオルオススメ映画」を教える。

 

前回のブログ「カオル回顧録番外編 清志郎さんについて」は

週末なのに普段の平均アクセス数より

極端に低いアクセス数だった。

SNSには「ロックとはなにか?」との但し書きもしたが

それも逆効果だったようで想定はしていたけど

「やっぱりな」と思った。この「苦い感覚」は何度も味わった。

そもそも多くの人には特に若い世代にとっては

ロックも清志郎さんもどうでもいいことなのだろうなと

痛感し再認識した。

 

オレは1月のライブ告知のブログに

「ひとりでも客がいればその日のベストを尽くして

 全力で唄う姿勢を貫くだけだ」と書いたが少し補足説明する。

「姿勢を貫く」と書くと「なんかカッコイイ感じ」だけど

補足すると「カオルの性格上それしかできない」ので

結果的に「貫くだけ」と書くしかなかっただけた。

オレは翌日にライブがあってもそのために体力を温存したり

余力を残して声の状態を保つライブがどうしてもできない性格。

その性格がいいのか悪いのかはわからないがそれしかできない。

このことはどうしても伝えておきたかった。

 

最後に。今回のライブとは直接関係がないけど

書きたいことが二つある。

前回のブログ「ロックとは?」の補足説明も兼ねて。

 

「ロック」の明確な定義・基準はない。

オレの個人的な「ロックとは何か?は下記だ。

 

「ラブ&ピース」の精神を軸にそれを脅かし

個人の意思・自由・尊厳を奪う戦争・権力・システムなどへの

「抗議・反撃」の具体的な言動だとオレは考える。

その具体的な行動はオレの場合は音楽でピカソは絵画だった。

そしてそれを「貫き通す姿勢と生き様」が

「ロック」ではないかと。

しつこく繰り返すが「カオルの個人的意見」で正解はない。

 

そしてもうひとつ。SNSにすでに投稿したがもう1度書く。

 

「音響システム・照明・アンプやエレキ楽器など

 電気を使用して活動する音楽家たちは

 原子力発電など電力に関して無関心であるはずがないし

 無監視ではダメだと思う。聴く側もまた同じである」

 

Twitterでのこの投稿はほぼドン引き状態。

レインの写真と面白おかしい雰囲気の文章の投稿には

「いいねが30ぐらい」だがこの投稿には「いいねは5つ」だ。

原発や核兵器の恐ろしさ・マイナス点は改めて書くけれど

オレは「デモなど時間やエネルギーを使う活動をして」と

お願いしているわけではない。頭の片隅にそれを入れて

出来るなら日々節電したり東京電力から再生可能エネルギーの

電力会社に契約をし直したりぐらいしてくれたらなぁって感じ。

原発問題などに無関心な人も多いが一般市民でも

上記のような行動をしている人も少しずつ増えている現実もある。

アンダーグラウンドのロック界のカリスマ的存在の

シアターブルックのリーダー佐藤タイジは

「再生可能エネルギーの電力だけを使ったライブイベント」を

定期的に主催している。

 

今回のブログを読んでくれる人は

恐らく「カオルとそのライブ・音楽」に興味ある人だろうから

わざわざ「カオルの根っこ・ロックへの想い」を書いてみた。

例えば「ラブレター」は春への希望など柔らかい歌詞だけど

3番の「揺れ動く世界に手紙を出そうぜ

飛び交うんだラブレター 悲しみの大地を愛で埋め尽くせ」は

やはりカオル的ロック思想に基づく思いと願いだ。

「ハウリングシュガー」はカオルの造語だから

オレのYouTube動画以外は検索してもヒットしない。

「悲痛な叫びをあげなき続ける女性」をイメージした造語。

そして無益な争い・トラブルや幼少期の嫌な体験と記憶と

理不尽なアクシデントによる傷を洗い流し「再生」する女性の

ストーリーを書いた曲だけど「ラブレター」も同じだが

どう解釈してどう楽しんでも聴き手の自由だよ。

 

今回のライブも完走を目指して楽しみながら全力でやる。

もちろん恒例のトークショーもやるけれど

それは質問内容と大輔の「猿回し」のやり方次第で

「回される猿のカオル」の発言は現場処理になる。

 

お楽しみに!