ホラーだった。予想外。
昭和初期の東京。大学生の甘木はドイツ語教授の内田と喫茶店で出会った。内田は夏目漱石の形見の上着を持っていたり芥川龍之介と友人だったり、一風変わったおじさん。この内田教授と付き合い始めてから?不思議な出来事が甘木の周りで怪しい出来事が続くんですねぇ。
いやぁなんとも不気味な話でね。ドッペルゲンガーとか幽霊とかが出てくるんですけど、ドッペルゲンガーは目がグルグルなんですって。グルグルって言うと伊藤潤二を思い出したわ。
甘木がこの先も怪奇現象に遭いそうな気もしなくもなく。
予想外のこともあり恐ろしかったです。