
私は車の運転が大好きである。 よく車種や運転癖をみるとその人の性格がわかるなどというが、私は特に車種にこだわりは無い。 20歳の時の初マイカーは10年以上古い三菱ミラージュだった。 成人式をやりに帰国しない代わりに親に買って頂いた車である。 カリフォルニアの田舎町は車が無いとどうにも生活ができない。 古いにも関わらず本当に良く走ってくれたミラージュだが、一度助手席側をひどく当て逃げされ、ドアが開かなくなりあえなく廃車。
次に購入したのは事故車のマツダ、ファミリアだった。 近所に住む車整備士のオッサンが、オークションで安く事故車を買って来てはそれを自分で修理し、安く売って小遣いにしていた。 私は学生でお金がなかったので、そのオッサンからファミリアを買った。 その車は事故車だが、まだほんのわずかしか走っていない状態で、内装も新品だし修理後の見た目は新車と変わらなかった。 普通の人だったらいくら安くてもそんな怪しい事故車は買わないのだろうが、私はそのオッサンの腕を信用していたし、全然気にならずに運転した。 ファミリアも御陰様でなんの事故も起こらず、本当に長年良く走ってくれた。
余談だが、大学在学中にツアーガイドのバイトをしていて、リムジンまで運転していた私である。 最初はいきなりリムジンを運転させられ空港まで迎えに行き、慣れるまでさすがに怖かったが1ヶ月もすると慣れて来て自分のファミリアを運転するよりリムジンのほうが快適になったりするから不思議である。
大学も無事卒業し、シリコンバレーの大手日系半導体会社の重役秘書として就職できた自分へのご褒美としてファミリアを下取りにしてもらって、新たな中古車を買った。 しかしここに来て落とし穴があった。 最初はきれいに乗っているし、高めに買い取ってくれる筈だったのだが、車検の紙を見るや否やいきなり金額が下がった。すっかり忘れていだが、私の車は「事故車」ということでちゃんとデータに残っているようであった。 でも、そんな私を気の毒に思ってか、ディーラーのおじさんはかなり良い条件で引き取ってくれた。 そういえばよく考えてみたら私は新車を運転したことがないのか、、。 ま、車はちゃんと走ってさえくれれば良いのである。 しかし今回買い替えた車は、私がずっと乗ってみたかった車、「MIATA」である。 上の写真の赤バージョンだ。「MIATA」とは米国名の日本で言うマツダのユーノスロードスターである。 とても小回りが利き、安定感も抜群で、最高な車であった。 しかしアメリカというのは、「スポーツカー、赤」というと、ちょっとしたスピード違反でもターゲットになってしまうのだ。 この車に変えてから何かと違反切符を切られてかなり痛かった。 一番腹立たしかったのは、家庭教師の仕事帰りに「止まれ」を2カ所無視したとして、2枚いっきに切られたことだ。 あまりにも納得いかなかったので、法廷に行って来た。 アメリカでは納得のいかない違反切符をもらうと法廷に行って無実を主張できるのだ。 そのときの警察官が来ていない場合は自動的に無実になる。 しかも、その時初めて行って知ったのだが、とにかく法廷に行き、負けても訴えれば、違反切符は半額になるのである。 なんともおかしな、というかいい加減なシステムである。
ボストンは交通機関も発達しているので、車はいらない。 本当に経費が掛からなくて良い。 しかし不思議なのが、ボストン人は保守的で地味な人が多いのに、運転はとんでもなく荒いのである。 私も青信号で渡っているのに危機一髪でひかれそうになったことが何度もある。 そうそう、ボストンにはおもしろいレンタカー屋がある。 「ジップカー」という会社で、車を家の近くまで持って来てくれ、一時間単位で借りれるのだ。 しかも保険とガソリン代込みで一時間たったの$8.50(約千円)、もしくはまる一日約7千円で借りれちゃうのだ。 普通のレンタカー屋より半分くらい安い!! 友人も良く利用していて、すごく便利だと言っていた。 4、5人で借りるとかなり安く済むので、早速私も会員になってみた。 今週の金曜に早速借りてアウトレットにでも行って来よう♪