先週のニューヨークは大雪に見舞われ、一時公共機関が麻痺するほどの大雪に
今年はドカ雪来ないなぁ、来ないなぁ、なんて思っていたらやっぱり一年に一回ちゃんと来ました
そんな大雪が降った直後のリハサールに、とても大事なお客様をお迎えすることができました。
なんと実際に子供の時に日系アメリカ人強制収容所に入られていた方をリハーサルに御招待して、その当時の体験を、そして戦後アメリカで経験なされたことを拝聴できるという、貴重な機会を設けることができました。
思い出すのはきっと辛かろう想い出を一つ、一つ丁寧に語っていただき、パフォーマーの皆も熱心にお話を聞いています。思わず、もらい泣きしてしまった私
戦後の日本で生まれ育ち、そしてアメリカに移住した私にはとても想像がつかなかった日本とアメリカの歴史、そして日系アメリカ人の歴史
平和であることのありがたさを噛みしめるとともに、このように特定された民族、人種が不当な扱いを受けないためにも、日本人アーティストとして出来ることを見つけて、後世に語り継いでいきたい、と改めて思った日でもありました。
パフォーマーとして参加してくれている、しんちゃんも当日のリハサールの様子をブログで紹介してくれています
一見は百聞にしかずではありませんが、今まで本や資料などで読んでいた内容でも、やはり御本人から直接お伺いしるのとでは、パワーが違います。
心にずっしりと、そしてしっかりと受け止めることが出来ました
子供の時には分からなかったけど、私たちには将来に語り継いでいかねばならない過去がる、歴史がある。知るという行為は、同じような行為を防ぐ最良の予防策。
そして誰かが語り継がねばならない。その役割の一端を担えるよう、これからも頑張ってこの作品に取り組んでいきます
お話を聞いた後での記念撮影。しんちゃんが撮影してくれました
皆一丸となってこれからも、”語り継がねばならないこと”を語り継いでいきますね。
このような素晴らしい機会をセットアップしてくださった関係者の皆さん、そして真摯にお話を受けとめてくれたパフォーマーの皆さんに感謝です
さぁ、また今週も頑張っていこう