こんにちは!
産後うつゼロ!
笑顔で楽しい子育てを応援!
助産師のむらかみ かおるです
毎晩、毎晩、赤ちゃんがギャン泣き!!
「もういい加減にして!」なんて、
イライラしてしまうことありませんか?
今日は「赤ちゃんの夜泣きの理由と対策」
についてのお話
赤ちゃんは睡眠のリズムを勉強中!
脳には睡眠中枢と覚醒中枢があり、そのスイッチが
切り替わることで、睡眠から覚醒、覚醒から睡眠へ
移っていきます。
しかーし!
赤ちゃんの脳はまだまだ未熟。
睡眠と覚醒のリズムを学んでいる最中で、
大人のようにうまくスイッチの切り替えが
できないのです
「ねむい!眠いんだけど、
寝れないーー」
「起きたい!起きたいけど
スッキリ起きられないーー」
パパやママからすれば、
「そんなに眠いなら早く寝たらいいのに!」
と、思うかもしれません
しかし、赤ちゃんの方も、
寝れなくて、どうしたらいいか分からなくて
苦しんでいるのですよね
なので、体の電池が切れるまで泣いて、
電池が切れたら、こてッと寝てしまう
いろんなことが未熟な赤ちゃんにとっては
「眠る、起きる」ということすら、
もの凄い大変なことなのですよ
泣くことは赤ちゃんからのサイン
赤ちゃんが夜泣きする理由は、
上手く寝れないからだけではありません
「お腹空いたよーー」
「暑いよー、寒いよー」
「おむつが汚れてるよー」
赤ちゃんは様々なことを泣いて知ら
せてくれます
赤ちゃんが泣くと、すぐに抱っこして
泣き止ませたくなりますが、
泣くことでしか発信できない
赤ちゃんからのサインを受け取ってあげて
くださいね
おすすめは「抱っこして歩く!」
赤ちゃんが泣いて手が付けられない時、
「抱っこして5分間歩く」
を試してみてください
5分で寝なければもう5分間
哺乳類の赤ちゃんには、
「輸送反応」といって、
親に運ばれるとおとなしくなる
反応があります
野生動物の赤ちゃんが、お母さんにくわえら
れて、おとなしく移動している姿を
テレビなどで見たことありませんか??
自然界の脅威など目的があって、
子どもを運びますが、運んでいる最中に
暴れたりしたら困りますよね
だから、子どもは運ばれていることが
分かったらおとなしくなるのだそう
そして人間の赤ちゃんにも、そのような反応が
あることが分かっています
よしよしと「あやすため」に抱っこして歩くのではなく、
例えばお部屋の中をグルグル回りりながら、
一定のペースで歩きます。
速すぎると危ないので、スピードは調整してくださいね
野生動物と同じように、
「目的地まで移動する」イメージで
ポイントは目を合わさない!
この「目を合わさない!」
実はめちゃくちゃ重要なポイント
赤ちゃんはみんなアイドル気質
「注目されている!」と感じると、
それに応えようと、目がぱっちり
なので、抱っこしている時は目を合わせず、
「全然気にしてないよーーー」
という態度で歩いてくださいね
気が付いたら寝ているものです
なんなら、
イヤホンで音楽でも聴きながら歩くくらいが
ちょうどいいかも
やっぱり大事!生活リズム
生活リズムを整えることも大事です
起きる時間、お昼寝の時間や長さ、
お風呂の時間、寝る時間など、
色々ありますが、、、
毎日全部同じ時間なんて
絶対無理です
(もちろん、私は無理だった)
なので、起きる時間、寝る時間だけでも
毎日同じに
朝起きてカーテンを開けて日光を浴びる
夜は同じ時間に部屋を暗くして寝始める
赤ちゃんに「起きる時間だよーーー」
「寝る時間だよーーー」と
教えてあげることはとても大切です
夜泣きの目安は2歳くらい
夜泣きは「育児のお悩みトップ3」
にあげられるほど、パパやママにとって深刻な問題
ですが、夜泣きは赤ちゃんの未熟さが主な原因
今すぐに、明日から夜泣きがなくなるというも
のではありません。
ミルクを飲んでお腹いっぱいになって寝るなら
それで良いと思いますし、
マッサージで寝てくれるならそれでいいと思います。
頑張って寝ようとしている赤ちゃんに声をかけて
見守ってあげるだけでもOK
大事なことは、赤ちゃんが元気に育っていて、
パパやママが上手に付き合う方法を見つける
ことが大切ですよ