話し方もアドバイスも販促も全部一緒。専門用語を使わずに分かりやすい言葉を使おう! | 健康オタク、佐藤薫の健康日記

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健康とか薬とかそんなこととか、知りたくないかもしれませんが、ぼくの日常とか、そんなものを書いてます。

誰かの役に立てばいいなぁ。

専門用語は使うべきか、否か…。

こんにちは、さとうかおるです。

ある企業の営業本部長さんの講演を聞きました。

そこで、
「我が社はチェーンストアとして、スタッフ全員の共通の言語として、チェーンストア必須単語を企業の共通用語として、巡回の際は、店長始め一般社員やパート従業員にまで共通用語を使って様々なアドバイスをしています」
的な内容のお話をしていました。

メッチャすごいですね。
すごく勉強してる企業なのかもしれませんね。

でも…、ぼくにはある疑問がありました。

それは、
それで伝わっていますか?
ってこと。

確かに、専門用語は管理者である店長クラスはある程度理解している必要があるかもしれませんし、社員も将来この企業に居続けるのであれば、勉強しなければならないかとは思いますが、
現状それで伝わっていますか?
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まず専門用語集の説明が難しいよね…

この「伝わる」ってのがとっても大事なんですね。

講演にしろ、店舗巡回時のアドバイスにしろ、伝わらなかったから意味がない。

伝わらなかったら、そのアドバイスは無いのと一緒なんです。

だから、「伝わる」・「伝える」ことの方が専門用語を羅列するよりも、ずっとずっと大切だって思うんです。

むしろ専門用語を使わずに、内容を噛み砕いて、わかりやすく話した方が、相手には伝わります。
そこで初めて、アドバイスが活きてくるわけです。

あとは、聞いた人が実践するかしないかだけ。

内容の意味が分からなければ、アドバイスされた方も実践しようがないですもんね。
だって何を言われたか理解してないんだから!

それなのに、「なんで実践できてないか?」を問いただしても仕方ないんです。

だって伝わらなかったんだから、そのアドバイスは無いものと同じだったんだもの。

「伝わらなかったら無いのと同じ」
これは、何にでも当てはまります。

例えば販促。

栄養ドリンクのPOPに「タウリン3000mg配合」とかだけ書いてあっても、おそらく伝わらない。
(タウリンじたいは名前は有名になりましたけど…)
であれば、「コンビニでリポ◯タンDを飲んでも取れなかった疲れに」とか書いてあったほうが、疲れを感じてる人には伝わりますよね?

専門用語を使えば、自分がすごい!とか、思いがちです。
いや、確かにその道では専門家になったわけだから、実際すごいんです。

でも、専門用語を覚えたのであれば、それを分かりやすく噛み砕いて説明できるようになった方が、もっともっとその専門用語を理解できるし、相手にも伝わりやすい。

本当にすごい人はそうやって分かりやすく伝えることが出来る人です。

そう思います。

例えば、子ども。小学5年生くらいに伝わるような表現。
これを訓練すれば、話し方や販促物の作り方がもっともっと上達しますよ。