加古川、教信寺と教信の、亡くなる時のお知らせなど… | Talking with Angels 天使像と石棺仏と古典文献: 写真家、作家 岩谷薫

加古川、教信寺と教信の、亡くなる時のお知らせなど…

 愚痴で放置したくないので、コ、これでも慌てて更新。神戸新聞広告の影響で播磨の御仁が見ているかも知れません…(たぶん、それはあまり無いのも知っていますが…経験上、購入層の傾向が解った、本来は、若い人や現役の人々がお知りになるべき内容だと常々思いますが…)
 まだ、『今昔物語』の再読をしています… これは膨大なので…

 新たな、人物相関図や、未だの『亡くなる心得』の些細な誤字にも気付くものです…汗

 勿論、教信寺の説話も2度目故知っていますが、改めて読むと、「あぁ!そうだな…」と思うものです。
 人間の記憶力など、たかが知れているのです。
 (註:だからこそ出版物に残す事はとても重要で、私の各出版物の当時のテンションは、今の私には絶対出来ない、不可能な事実、現象です。何か、天啓があっての事であり、そんな時は、必要な文献が向こうから現れ、やって来るものです…私の書籍は常に当時のピークの姿です… )

 問題の、教信寺の不思議話は、この御仁が読みやすくUPしているので御覧ください。短い話なのです。
 
 ここで、私は、おぉ…と思うのは「死の知らせと、浄土に行ける未来の予言」です。
 ●別次元において、こんな事は、実は判明済みなので、こうした現象が(不思議現象として認識され)起こります。

 実のところ、未来など、存在します。(未来は自身が創設するもの…などど思っているのは自身の思い上がりかも……とすら思うことも…??) 私は『亡くなる心得』で、現代物理学からも、ケン・ウォートンや、フィリッチョフ・カプラ、 ルイ・ド・ブロイ を挙げて、未来など、実はお膳立てされている事を示しました。概ね、死んで、別次元で解るのです。

 私の母は、ちょうど1年前、転倒で頭を強打し、毎日、幽霊が見えるようになってしまい、彼女の証言からも、なんだか直観でわかります……

●死の知らせで、私の経験で興味深いのは、お隣の家の、お爺さんの死でした。(もう10年以上昔の話です)
 私の家の玄関は、赤外線探知で、何かが通ると必ず「ピンポーン」と音が鳴ります。
 そのピンポーンが、10年前のある日、必ず夜の11時30分に、誰も居ないのに勝手に鳴るのです!!!??
 この11時30分の怪現象が、なんと6日間も!!!(註:私、そんな事でビビりませんから…笑)
 7日目に、お隣のお爺さんが亡くなりました…… たぶん、私の家の玄関がお隣の霊道になっていたのかと……

●私の思考の中では、当たり前なのですが、こうした教信の異界からの「お出迎え」や「お知らせ」は必ずあります。

 でも、この事実(教信の)は、『当時から、カナリ衝撃的な現実!』だった事の表れで、私の資料では、あの一遍の弟子の湛阿が、教信の命日に、教信寺で法要をしています(出典:峯相記)
 また、勝尾寺には教信の墓塔が造られたとしています。さらに親鸞は、この教信を人生の目標としていました。)


 なので、教信のこの話は、「実話として」とても興味深いのです!! 

(註:現在の教信寺は、天台宗の寺に変わりましたが…)
 こうした寺の、成り立ちは、実に、興味深い………

さらに(私的に興味深い)話を言うと………先のブログから「教信の頭部だけが残された事実です」

 こうした現象は、私が好きで読んでいた、慧皎の『高僧伝』にも存在し、虎の害を自らの捨身(虎に食われる)で防いだ、釈雲称の話と、実は、とても似ています。中国でも、頭部だけが残りました。

 こうした視点、考察は、文学教授並みですが…誰も気づいていません…私の、この姿勢にお気づきなのは、概ね、日置俊次教授だけです… 

 教信の説話が、『高僧伝」由来なのか… あるいは、現実の現象として、肉食動物は、頭蓋骨に守られた頭には、興味が無いのかは、正直、今のところ解りません………
 現状、私的判断では、肉食動物の食い方では、頭部は普通に残るのかと……食いやすい、筋肉食ったところで、満腹で、脳など食っても……という印象です…

●ちなみに、教信寺は自著『笑とる仏』でも紹介しています。P108
なんと。昭和42年に、石棺に梵字を彫った石棺仏も存在し、播磨の石棺仏への信仰が、「本当に」「最後に」解る象徴ではないか……と思います…… その他、教信寺の墓地には、石棺材で作ったであろう墓碑が、いくつか散見された。



●追記:この記事を筆記中、日置俊次教授が、こんな素晴らしいリブログをしていただきました…涙……

>これだけ明快に転生と忘却スープの話ができる人は、世の中にそんなに存在しないはずだと感じました。 
 
これです………あの世に、スープなんて無くってもいいのですよ……問題は、各個人、あなた自身の認識です……『亡くなる心得』で示しました。あくまでスープは、一つの象徴で道具です。天皇も習慣も象徴であるように…

>しかし、岩谷氏は諦めずに、嘆きとともに問題点を指摘しますので、それは実は多くの人の参考になっているのです。こういう発信は実は大切なのです。岩谷氏には良心があり、良識があるので、それが今の世の中では稀有なことなのです。

 そう………私、 良識の元、この人間界を改善すべく、頑張っているつもりです……涙………
 それは、西洋の天使達や、日本の石棺仏達にも、教えていただいたこと………涙………

> そして何よりも、生まれ変わりの問題、あるいは死の問題は、とても重要であり、現代のわれわれが考えを深め続けなければならない問題で、その案内人としての岩谷氏のような存在はとても貴重なのです。 

●私も、この問題が幼少の頃から「最重要!!」だと思っています………経済や金儲けの話など実は「ドーだっていいんです!!!」(人生の本質じゃない…)  幼少時から、実に、この問題が「火急の問題」です!!!

>はっきりと眼には見えないかもしれませんが、それは選ばれた人たちであり、天使の恩寵を受けた人々であろうかとも思っております。 

 選ばれた人達の少なさに、私は、いつも、いつも、愕然としています……嘆… しかしながらそれが六道の内の人間界の性……

 自分でもどこまで頑張れるか解りません……いつでも、「こんな事、知ったこっちゃねぇ!オレが幸せならもういいさ!」とは思いつつ、なんだか、いろいろ出来る範囲で、頑張っている自分に我ながらいつも、気付きます……いつも、御声援、ありがとうございます…涙…

岩谷薫(Kaoru Iwatani)『Talking with Angels』ー天使と仏の写真家ー | Facebookページも宣伝