死神が見える母が死にそうになった…苦笑…幽霊が見える母3 | Talking with Angels 天使像と石棺仏と古典文献: 写真家、作家 岩谷薫

死神が見える母が死にそうになった…苦笑…幽霊が見える母3

 実は、全然笑える事件ではなかったのですが…昨日、老齢の母が誤嚥で、死にそうになりました。
 幽霊が見える母なので、前回の御近所の喪の時も、7日くらい前から、(歩行訓練の時)御近所の近くに、いつもは居ないはずの幽霊達が10人ほど、ずっとたむろしていたのを目撃していました。我々は「なぜだろう?」と思っていたのですが、御近所の喪を境に、その10人の幽霊は出て来なくなりました。

 死神というよりは、きっと「お迎え」なのでしょう…
 この「お迎え」に関しては、私はいろいろ説明、語りたい事もあり、近々ブログに書こうと思っていたのですが… 2月は、新年度前で、いつも諸々忙しい… 更新だ金払えだ… はたまた確定申告、車検…などなど、書く暇がありませんでした。
 この「お迎え」の件に関してまで、ここで詳しく書くとさらに長文になるので、また、後日記述かな……

 昨日も、とても幸せに母と夕食を食べていたのですよ…
 すると、母がご飯を詰まらせてしまい嗚咽…はじめは大した事ないな…と思い横に寝かしたのですが… 全然改善が無く、だんだん、白目をむきだしはじめ、顔色がスーっと真っ青になり、
「アカン!!!アカン!!! これは死ぬ、死ぬ!死ぬ!死ぬ!死んでしまう!!!!!!」
と思い119に電話しようと思ったのですが、その日に限り、携帯を2階の仕事場に置きっぱで、メチャクチャ焦りました…!!!
2階に上がるだけでも往復30秒はかかります!
 もがいている母は、もう、1秒2秒を争う状況だったので、どうしたらいいのか、メチャクチャ、アタフタする…
 30秒はとても待てないので! 「とりあえず重力で詰まった物を出そう!」と思い、瀕死の母を、まずうつ伏せにし、私が母の腹をかかえ、母の体をへの字型にして、肋骨なんて折れたってかまわないさとの思いで、母を揺すりました…
 これを1度やっても改善が認められず、2度目で「やっと気道確保!」って感じでした。超 焦!!!!!
 気道確保でも、母の気道と会話は、まだまだ「ゴロゴロしている」ので、2階へ携帯を走って取りに行き、(この30秒が3分に感じるほど永い…!)119に相談! 「こんな時、呼んでいいのですか??」と聞くと「呼んでください!」との事なので、母も私も、人生初、救急車を呼びましたワ。笑

 救急車が到着するまでには、母の呼吸が普通に戻りましたが、とりあえず、救急車内で、血中酸素濃度と血圧を見てくれるのは安心しますよね!
 とりあえず、病院直行でしたが、何事もなく良かったデス…
 心臓麻痺もそうですが、こういう時って
 ●「まず、初動ですよね!」 
 1 2秒で生死が分かれてしまうので、とりあえず強引に母を揺すって良かったと思います…汗
 私が居なかったら、たぶん、母は死んでいたかと…
 いつも、私は仁王や弁慶のように、母を守っているのです。霊界からも。笑!
 昨日は、青ざめ、白目をむいた母を見ながら、「オイオイ、こんな突然のショーモナイ、サヨウナラはないぞ…」 と思っていました… 「今、さっきまで幸せだったのにぃ…」という感じでした… 老人は、突然来ますねぇ~~

 よく、親が亡くなってから「もっと親孝行しておけばよかった…」という御仁もおられますが、私には、幸いそれはナイです。(この未練の想念が霊界で、かなり良くないのは『亡くなる心得』でも解説した通り)もう91歳の母なので、充分私が守っているし、お互いが今現在、幸せです… いつ亡くなっても仕方がない覚悟はございますが、「さっきまで幸せだったのに」という危急感、瞬間の、ドンデン返し感はやっぱり、慌て、困りますよね…笑

 119で思い出すのですが、NHKの『エマージャンシーコール』は、私、大好きで、勿論番組をチェックしてまでは見てはいませんが、偶然、TVで見ると、必ず最後まで見入ってしまう番組です。

 あの番組を見ると「さまざまな人生があるんだなぁ~~」とシミジミ思ってしまいます。
 最近見たエピソードはちょっと、内容がユル過ぎで、いやでしたが…笑
(回を重ねる毎に、何でも強烈な事件や内容は控えよう隠そうとする、偽善で、潔癖過ぎる、この世のバイアスがかかっている直感がいたしました… それだと本質が見えなくなる!)
 エピソード1か2かは私は知りませんが、初期の回はもっともっと「尖っていて、内容がエゲツナイものがあり、見ごたえありましたが…」
 わぁ~、人間界の超リアルな負の部分だ…って感じでした…緊急の時こそ人間性が現れるものです… 

 印象深かったエピソードは、
 お買い物から帰って来ると、お父さんが倒れており、119。「お父さん~!」と叫びながら「買い物なんか行くんじゃなかったぁ…」と涙ながらに訴える、人の良さそうな女性の声が今も忘れられません… 
 ウチもいつそうなるか、解らないからです…
 
 今回の私の母の場合は、たぶん死神やお迎えの仕業ではないです。
 家に死神が来たら、母や私は気付きますので…笑
 誤嚥は、ただ単に老齢で仕方がないのです…。
 ただ、「お迎え」や所謂、死神はいると思います!でも、死神も悪いヤツじゃないんだよ…  『ちいさな死神くん

 この笑えるMVを見ると、死神くんの霊界での人生(?)も大変なのが解かります!笑!
 悟れない限り、あの世は、現世とほぼ同じです。(その根拠は『亡くなる心得』でも重々解説した)ウザイ嫁が居て、ウザイ上司がいて…笑 このMVでは死神自身も、人違いばかりして、ポンコツで…。笑

 マストドンの音や歌は、大したことありませんが、彼らのMVには良いものがある。笑 このMVは、実は、笑えるほど、よくできている!
 (死んで終わりや、自殺して終わりなどど考えるのは、大きな間違いです! その理由は『亡くなる心得』でも解説した。)
 私は、母の霊界の 仁王や弁健、「用心棒」(霊界マッチョ!)として、母をできる限り守っています。このMVのように用心棒の私が、自身のオーラで死神に毎日、中指を立て守っています!笑! 「死んだ御近所の婆さんからも、生き仏とまで称された母に気安く近寄るんじゃねぇ!」と。笑
 母も言っています。「アンタが歩くと、幽霊が逃げる…」と。
 私は西洋の墓地や日本の墓地で鍛えていますから…
 そうなのです、レベルの低い霊達は、相手にしませんし… 相手にならない… その方法は『新釈中国古典怪談』で解説した通り… 良い本なのに、この人間界のしがらみで絶版になり、もったいない…


岩谷薫(Kaoru Iwatani)『Talking with Angels』ー天使と仏の写真家ー | Facebookページも宣伝