私の不思議な17年の周期 | Talking with Angels 天使像と石棺仏と古典文献: 写真家、作家 岩谷薫

私の不思議な17年の周期

 先日、FBで、こんな呟きを書いていた(公開用に修正したが)
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『亡くなる心得』の後書きでも記したが、もう真面目な書籍はこれで止めようと思う。
 血反吐をはきながら17年!人間界の悪さも重々知った…ウンザリ…(註:私の処女作『Talking with Angelsーロンドンの天使達ー』より17年)
 私のこの世での任務はほぼ完了。知らない人はその縁も機会もないのだから仕方ない…はじめからカルマとして決まっています…
 私の17歳は、父が亡くなった年。
 私の大正期の御先祖も2人も17歳で落命。
 私が東京に居た期間も17年。
「17」はきっと、私になにかあるのだと思う…
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 そこで見付けたのがこのサイト。
 17年蝉は知っていた。そーか、素数によって補食や寄生を防いでいたのか…もうウットシイ人間界との関りはこれで終わりで17年周期で解脱さ。この世で随分、捕食されたが。笑 前回のドングリの植物戦略にも注目。
 『新釈 中国古典怪談』でも記しましたが、中国古典では、仙人がこの身を遺して仙界へ行ってしまう事を、「蝉脱(せんだつ)」と言います。私、たぶん17の倍数で蝉脱するのではないか。笑
 
 レイランド素数。まるで数秘術ですね。昔、TVでサバン症候群の天才が「素数は気持ちがイイ!」と言っていた事も思い出した…

 イタリアでは17は忌数。『Talking with Angelsーイタリアの天使達ー』が私の書籍の中で一番、売れたのね…あの写真集はダンテの『神曲』なので一番、地獄に近いんだよ…それが、この人間界で、一番売れるという話さ…概ね、誰も天国を見ようとはしない…天国に最も近い青い書籍2冊が、この人間界では自費出版である異常さは、心ある人しか気付かないだろう…

 六道+1か……ナルホドなぁ… 私、7にも縁があるのです。「どうして六道が存在するのか、その本質については」『亡くなる心得』でも記した通り……

また、これはカプロニの名言かもしれない…「創造的人生の持ち時間は10年だ」)

 最近、偶然見付けたこの絵がとても好きです。

 作風から100% ジョットだと思っていましたが、違いましたね!
 ピエトロ・ロレンテェッティだそうです。 顔の表情の拙さもとてもいい!イコン系です。大切なのは研ぎ澄まされたイメージと象徴です。『亡くなる心得』でも記した。

 やっぱり、青と金よ………リンク先のウィルトンの二連祭壇画のスバラシイこと!(註:イヴ・クラインも17の倍数で、この世の薄汚さに憤り落命は、象徴的か…)
 あぁ、こんな絵も描いていたね。(昔、この絵をクレ!と言った失礼な女もいましたが、笑、やるわけないじゃないか。私の阿頼耶識なんだから)

 鈴木大拙さんは、どこかの本で「血なまぐさい磔刑は、宗教としてとてもイヤなものを感じる」と言ってましたが。
 大拙さんの気持ちもとても解りますが、イエスはこうなることも知っていましたし、復活できる事も知っていましたね…「イエスの経歴は、実はとても東洋的ではないか?」の論も『亡くなる心得』で少しふれました。

 なんだか、この絵はとても好きです。そして私がどうして、こんなトリミングをしたのか解る人は…

岩谷薫(Kaoru Iwatani)『Talking with Angels』ー天使と仏の写真家ー | Facebookページも宣伝