『風立ちぬ』とおかしな飛行機達 | Talking with Angels 天使像と石棺仏と古典文献: 写真家、作家 岩谷薫

『風立ちぬ』とおかしな飛行機達

紙飛行機 映画はこの頃、TVで見てしまうので今頃、『風立ちぬ』で…汗。
 子供の頃の堀越二郎さんの映像を見て、自分も飛行少年だったなーと思い出しつい書いてみました。
 小学校までは、写真のように紙飛行機や、ゴム駆動のプロペラ機ばかり作っていました。
 特にこの紙飛行機は100機くらいは作っており、痛まないように天井から紐を張り、洗濯バサミで各機体をぶら下げていました。なかなか壮観な光景でした。

 さすがにウン十年も経ち、そのほとんどは、紙と接着材の劣化で自然崩壊。まだ、かろうじて形が残っているものだけを、棄てるにしのびず無造作にこうして段ボール箱に納めているのです。
 超久々に開けてみましたが、真っ白だったケント紙の色がほとんど木の色になってますね! ノスタル爺で、2機ほど飛ばしてみましたが、ちゃんと非常に美しく飛びます!!!! これにはちょっと感動。 当時、飛び過ぎて小学校の運動場を出て行ってしまった名機も。
 以前にも書いていたけれど、あの頃は、『飛行機・ロケット』の図鑑がバイブルだった。写真の円形の翼は、グラマンE-2 ホークアイ。(厳密にはレーダー)。無尾翼機は、まるでナウシカのメーヴェですね。(勿論、ナウシカよりも古い)コイツ今もよく飛ぶ。

 こんな飛行少年が何故、航空業界に進まなかったのかは簡単で、数学が苦手だったから。笑
 数学のセンスさえあれば、飛行機関係の仕事に進んでいたかも。

 この趣味は、今ではルアーに引き継がれていて、基本的に、流体の中を進むものを研究したりするのが好きなのかもしれません。空気が水になっただけですから。そしてお互い奇抜で素敵なデザイン達!

 何度か書いたけど、そう言えば、『Talking with Angelsーロンドンの天使達ー』を創っている時、ロンドンの上空を気持ち良く複葉機で飛んでいる夢をよく見た。他の地でこんな夢は見たことがない。 きっとそういう人の天使も居たのでしょう。

 『風立ちぬ』の実機をまとめたサイトがあるので面白いよ。
 カプロニのCa60や、ユンカースG38の動画なんかもあってステキ。

 そして、おかしな飛行機ばかりを集めたサイト。こんなの見てるとワクワクする!
 私は、特にこのカプロニさんのスティパのラブリーさが大好き!笑

 このサイトもワクワクする。ステキすぎる奇抜なデザイン達の数々!

 最後に、『風立ちぬ』でカプロニが言っていた言葉。「創造的人生の持ち時間は10年だ」 わからなくはない。
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