一本の梅から思うこと… | Talking with Angels 天使像と石棺仏と古典文献: 写真家、作家 岩谷薫

一本の梅から思うこと…

 今年は梅の時期が遅い…ホタルも遅いと思う…
 とは言え、95歳で亡くなったお婆さんの空家では、今年も梅が大豊作!
 たった1本なのに…4~5kg採れたと思う。

 ほおっておくと親戚のオバサンから「アンタ!何で、梅、採りにけえへんねん!」と怒られる可能性があるので、採りに行ったのよ。笑

 主の居ない家。
 所謂、もう絶家になるんだけど、この頃、絶家になろうが、なろうまいが、どってことないよな…

 家が絶えるなんて心配しているのは、執着でしかない…
 世間的に子供は、生まれると喜ばしいことだろうけど、これはカルマの継承でしかない…
 だから、子供が居ない御夫婦も気に病むことはないのよ…
 気に病むことのほうが、余程のカルマになるさ…
 こうしたことは、生まれる前から組み込まれていることだから、しかたないさ、Let it be さ。

 家が絶える事を心配するのも、所詮、幻影でしかありません…

 ウチの家は、母方の家系の方がしっかりしているので、梅を採りながら、母方の御先祖を思ったりもした… 最近、母が、自分の母の実家を訪れたいとしきりに言うので、連れて行ってあげた事も関係してるのだと思うが……

 この家の95歳のお婆さんは、絶対違うのだけれど…
 概ね、年老いたお婆さんの悲劇とは、嫁からのイジメではないだろうか???
 なんだか、私の経験則では、そういうケースが多い…

 だから、親戚のおばさんは、私の母に向かって「○○ちゃんは、幸せでええなぁ~」とよく言う。笑 嫁が居ないからね。爆
 そもそも○○ちゃんは、ボーッと生てますが、元々、お嬢様なので、なんか人徳と運を持ってるんですよね… 御先祖の力だと思う… 

 ウチの庭の梅は、今年は毛虫にやられて全滅!
 こんな年は無かった…
 墓を潰されたら、被害が大きいのよ…そもそもウチの猫の死亡もそれが関係していたのかもしれない… あの頃にはもう、墓潰し計画は進行してただろうからな…
 ペットは飼い主を守ってくれるものさ…

 そうそう、最近、被害は小さいが空き巣被害にもあったのよ!
 割と、諸々ダメージが大きいものさ…室町時代からだしね…
 しかも、解る人に来るさ…
 とは言え、私の気合いで、なんとか甚大な被害になる前にくい止めていますが…
 人って、絶対、見えないところ、知らないところで、カルマや霊の影響を受けているさ… ちなみに木にも木霊という霊がある。

 さ、梅酒でも作りますかね…

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