業界TOPメーカーといえば京楽という印象がAKBによってホールに刻まれた今年。
京楽は販売台数、貢献度共に1位は間違いないと思う。
台数争いのみの機種 雪とヨン様でも大きく差が出たみたいだしね。
で、本題はこのメーカー。
今年大きく販売台数を伸ばした平和。
大きな販売台数の機械がないにも関わらず今年20万台以上は確実。
これが今年の平和の凄い所だと思う。
売れた機種と言ってもルパンと猪木が5万台~6万台程度。
ただそれ以外のめぞんや黄門やシティーハンターといった機械で確実に台数を伸ばし、
さらに甘デジの稼働実績もあるから、追加スペックが売れる。
しかも定価近くの価格で売れる!これは会社にとっても大きいんじゃないかと思う。
ホールはそもそも貢献する機械にお金を惜しんだりしない。
ただ貢献しないから追加スペックが低価格でも売れないだけ。
貢献が高いと思えば30万でも追加スペックは売れる!
まぁ西陣がエウレカ甘を定価販売した時は「このメーカー何を勘違いしてんだ?」と思いましたけどね。。。
自分達の立ち位置考えようよって。
MAXで大コケした機械を定価で販売。
結局稼働もしないし台数も売れない。そりゃそうだ。
話しを平和に戻します。
去年ヤッターマンで新枠を投入し、しかもそれを値引き価格で販売。
それ以降のめぞんや黄門なども値引きと旧枠の下取りなどで他のメーカーの盤面価格と同等の価格で枠を広めた。
これによってそれ以降の機械をホールは盤面で購入する事が出来た。
盤面購入でコンスタントに機械を買っていれば30万以下で導入可。
それが他の定価販売の機械と同等かそれ以上稼働するのだから自然と販売台数は伸びるよね。
甘デジは殆どが10週~20週は稼働させ、ミドルやMAXも他のメーカーのように4週や5週っていうのがない。
最低限のクオリティーを保ちつつ低価格で販売し、売り過ぎない。
これが出来たから今年の躍進があるんだろうね。
で、黄色信号の件。
良く見れば分かるけど、今年の前半から後半にかけて機械のクオリティーが落ちて来てる。
それにホールが買い過ぎてる。
機械自体が良くなって販売台数が伸びるのであれば正常だけど、
機械のクオリティーが現状維持もしくは低下しているのに販売台数が伸びてる。
だから危険。
ホールは今の機械を見ているようで過去の機械を見る習性があるから、
過去に実績を作ればそれ以降の機械は正当な評価が下されず売れ過ぎる。
一時期の藤商事のようにね。
平和が今年の後半機械が売れた理由を勘違いしていなきゃいいんだけどね。
シティーハンター・南国・猪木と徐々に危険な匂いが濃くなってる。
これが機械が売れ過ぎたからなのか、クオリティーが落ちたからなのか。
自分はどっちもだと思うけどね。
来年以降開発を犠牲にして今年の実績に頼って販売するなら黄色じゃなく赤信号。
今まで通りに一定のクオリティーを保っての販売であれば黄色かな。
出来れば4,5万台市場に出しても稼働割れしないくらいの機械を1,2機種作ってもらえると
青信号 進んでも好し!って感じなんだけどね。