「専業主婦はお小遣いが少なく使い道に迷う……」
夫の収入に頼る状態だと、お小遣いは貴重な収入であり効果的に使いたいですよね
ここでは、年収ごとのお小遣い目安と賢い使い方のヒントをお伝えします。
専業主婦の筆者が実際に取り組んでいる方法もご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね
年収別:お小遣いの相場は?
専業主婦のお小遣い額は年収によって異なります。
年収別の適切なお小遣い額とその管理方法を解説していきます。
年収別|適切なお小遣い額とその管理方法
年収別の適切なお小遣い額は以下です。
- 世帯年収500万円/子供なし⇨約8,000円
- 世帯年収1,300万円/子供あり⇨約1.8万円
世帯年収500万円で子供がいない場合、手取り額はおおよそ380万円です
手取りの5%をお小遣いに回すとすると年間のお小遣い額は19万円になります。
1ヶ月あたり1.6万円となり、夫婦で割ると一人当たりのお小遣いは8,000円です。
交際費や趣味に使うとなると、詳細に計画を立てて使うことが求められる金額ですね
世帯年収1,300万円の場合、だいたいの手取り額は約910万円となります。
手取りの5%をお小遣いに回すと考えると、年間では約46万円になり、夫婦で割ると一人当たりでは1.8万円程度です。
子供がいる場合は貯金や習い事、教育費も考慮する必要があるため、実際のお小遣いはさらに少なくなる家庭もあるでしょう。
お小遣いを管理するには、アプリの利用がおすすめです
色々なアプリがありますので、機能や簡便さなどを確認して自分が使いやすいものを選ぶと良いですね。
特に「レシート読み取り機能」や「銀行口座、クレジットカード、スマホ決済などとの自動連携」は入力の手間が省けて便利です。
筆者はクレジットカードをよく利用するため、自動連携機能のある「マネーフォワードME」を利用しています。
収入と支出をグラフ表示してくれるため、予算に対する支出の状況や前月との比較などもわかりやすいです
(家計簿アプリ例)
- マネーフォワードME
- Zaim
- シンプル家計
- Moneytree
- 簡単家計簿withサンリオキャラクターズ
- LINE家計簿
専業主婦が知るべき「お小遣いの基礎」
お小遣いは収入に応じた常識的な金銭感覚を元に、正しく使う必要があります。
何も考えずにお小遣いを使い続けると、食費や日用品、はたまた冠婚葬祭など本当に必要なものに使えなくなってしまいます。
お小遣いを使う上で大切なのは、計画的に使うこと。
以下でお小遣いの賢い使い方をご紹介します。
年収ごと:お小遣いの上手な帳尻合わせ術
お小遣いを上手に帳尻を合わせるやり方を、年収別に見ていきましょう
年収500万円の場合の平均的なお小遣いは約8,000円ですので、例えば交際費に4,000円、服や化粧品に4,000円を予算に設定します。
夏休みや年末など、特にお金を多く使いがちな時期には予算を多めに設定し、その分を他の月に使う金額を減らして調整すると良いです。
年収1,300万円の場合の平均的なお小遣いは約1.6万円。
交際費に5,000円、服や化粧品に5,000円、残りの6,000円を趣味に使うのも良いでしょう。
毎月必ず使う項目を優先して予算を設定し、使わなかったお小遣いは翌月以降に繰越すのが帳尻を合わせるポイントです
お小遣い設定のポイント
上手にお小遣いを設定するポイントは以下です。
- 項目ごとに予算を設定する
- 年単位で計画を立てる
お小遣い額が決まったら、内訳となる項目ごとに予算を設定しましょう。
例えば交際費、貯金、趣味などに分けて、優先順位をつけます。
特に出費がかさむ月とあまり出費のない月が出てきますので、年単位で計画を立てて予算を調整するのがおすすめです。
年収別:お小遣いの賢い使い方のヒント
お小遣いの賢い使い方は、年収ごとに異なります
年収500万円の場合は、最低限必要なものに使い、残った分を貯金に回すことが多いでしょう。
貯金をする場合も、ただ銀行に預けたりタンス貯金にするのではなく、つみたてNISAなどに投資するのも良いでしょう
一方で年収1,300万円の場合は、最低限必要な「交際費」や「服・化粧品」に充てた残りを投資すると、より大きいリターンが期待できます。
もちろん投資は元本を失うリスクもありますので、リスクを考慮した上で許容できる範囲で行うことをおすすめします
筆者は毎月お小遣いの1/3をつみたてNISAに回し、子供が将来やりたいことが出てきたときにサポートする費用として貯めています
まとめ
家計をやりくりする上で、お小遣いをどう使うかによって満足度が変わりますよね
年収ごとに違う適切なお小遣い額をもとに管理すると、使いすぎることなく上手にやりくりできます
ここでは、年収ごとのお小遣い目安と賢い使い方のヒントをお伝えしました。
専業主婦の筆者が実際に取り組む方法もご紹介しましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね