日本共産党の100年/佐藤優 | 奇跡の今日一日

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山岳ガイド宮崎薫ブログ

悪天予報のため山行を中止してのんびりと過ごした週末。

 
 
佐藤優氏の「日本共産党の100年」読了。
 
佐藤優氏の著作は初めて読んだけど率直に言ってものすごく頭の良い方だと思った。
 
かつて外務省のラスプーチンと呼ばれて辣腕を振るったのも頷ける。
 
この方はクリスチャンで若い頃は左翼運動にも傾倒してて、日本共産党という特異な政党を中立的ではなく極めて主観的な視点で論じている。
 
党の過去の綱領や文献をものすごく勉強されてて、日本共産党が出版してる同名の本よりはるかにこの党の本質を理解できるのではないかと思う。
 
高度な資本主義社会の果てにマルクスが描いているような社会が遠い未来に来るんだろうか。
 
少なくともそのことを頑なに信じて疑わない人たちがいる。