【日程】 2018年11月3日(土)
【天候】 晴れ
【山域/山名】 奥武蔵 阿寺の岩場
【分類】 フリークライミング(個人山行)
【CT】 自宅(8:00)-阿寺の岩場駐車場(9:30)・・・阿寺の岩場(9:35-14:40)・・・阿寺の岩場駐車場(14:45)
阿寺の岩場でマルチピッチと懸垂下降登り返しの練習。
僕らが駐車場に到着と同時に14名のパーティーがやって来て、さらにはKuri Adventuresの講習会パーティーも。栗山さんは平戸の岩場へ転進していった。
岩場は他のパーティーも既に入っていて混雑する日になりそうだったので、トンコちゃんスラブに居座ってロープワーク練習に専念することに。
相方とトップとセカンドを交代しながらマルチのシステム練習。セカンドビレイの際、ビレイデバイスのロック解除操作を検証。
安全環付クイックドローをランヤードに、マッシャーでバックアップを取っての懸垂下降。PASをランヤードにするより、個人的にはこちらのほうがやりやすい感じ。
下降時にロープダウンせず、振り分けたロープをスリングで束ねてギアラックにぶら下げるやり方も。これは繰り出される側のロープを上にしてセットしないとスムーズにロープが出ない。
続いて、ビレイデバイスのロック機能を利用した登り返しの練習。
1. 安全環付クイックドローをランヤードにし、マッシャーでバックアップを取って懸垂下降。
2. バックアップで停止し、ビレイデバイスの上側にブリッジプルージックをセットし安全環付カラビナを取り付ける。
3. 取り付けたカラビナとハーネスのタイインループを、60cmスリングで連結し、さらに120cmスリングの下側に足で立ち込める輪をオーバーハンドノットで作りアブミとし、同じカラビナにかける。
4. ビレイデバイスをアンカードビレイの形にセット。ロープの末端側を引いてビレイデバイスにテンションをかける。
5. 懸垂下降のバックアップ用フリクションノットコードを外す。
6. 片手でフリクションノットをできるだけ上に押し上げてから、アブミに片足をかけ、立ち上がるときにビレイデバイスのロープを引き上げる。
7. ハーネスに体重を移して足の荷重を抜き、フリクションノットを上に押し上げる。これを交互に繰り返す。
ロープを上に引きながら登るやり方と、カラビナで折り返し1/2にして下に引くやり方を試したが、上に引くほうが早いように感じた。
あとアブミに使った120cmスリングは結び目を2つぐらい作って、足を置く場所の高さを調整できたほうがいいかも。
あちこちロープが張られていて、他のルートは登れなかったが、めったにやらない登り返しの練習が出来たのはよかった。
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