投資信託について②… | お金のカフェテリア!

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家計のキャッシュフロー分析を中心にライフプランを重視したコンサルティングを実施。東大阪市、東成区「緑橋」のFP(ファイナンシャルプランナー)

投資信託について…


前回、記事の続きで


投資信託には「基準価格」というのがあります。


毎日、新聞などの金融欄に掲載されています。


基準価額は、ファンドに組み入れられている株式や債券などの資産の時価総額を合計した純資産総額を投資信託の総口数で割り、計算されます。


  基準価格=純資産総額(資産総額―費用)÷受益権口数

1口1円で設定された投資信託は、1万口あたりで公表されています。


毎日、金額が上下します。


「基準価格」で売買の取引価格となります。


一般的なファンドでは、「基準価格」は、1日に1度決まり、組み入れ資産の終値で計算されます。


ですから、購入時、売却時に正式な価格がわかりません。翌営業日、翌々営業日になることになります。


1日で大きな株価の変動があるときなどは、高値で購入してしまったりと、換金する時もその逆がありえますので注意が必要です。


例えば、「基準価格」(約定価格)が10,500円の投資信託があり、これを100万口、購入…

(購入手数料が3%かかるとして)


10,500円×100万口÷1万口=1,050,000円


1,050,000円×3%=31,500円…手数料


31,500円×5%=1,575円…手数料に対する消費税額


1,050,000円+31,500円+1,575円=1,083,075円…購入代金合計


上記は口数を決めて購入する方法ですが、実際には金額を

決めて、買いたいという場合も…

その場合…

100万円など購入代金の合計額を先に決め、手数料を差し引

いた後に、何口買えるかを逆算します。

意外と購入価格が後で分からなくなることが…