今回の【臨床美術・わくわくアトリエin郡山】は、
大変、五感と脳がフル活用されたようで、
普段ボーっとしている私にとって刺激が強すぎたのか、
帰宅後は、激しい空腹と睡魔に襲われました。
こういう刺激は大歓迎です！
今年最初の【臨床美術・わくわくアトリエin郡山】は、
『わたしの富士山』。
私は、富士山ではなく、磐梯山を描きました。
会場は、いつもの開成公民館を飛び出して、
お久しぶりのカフェポプラさんでした。
ポプラさんは、ギャラリーは終了されましたが、お店をレンタルスペースとして
利用できるんです。
私の磐梯山
【臨床美術・わくわくアトリエin郡山】で富士山というと、
２０２０年の１２月に「富士山と初日の出」を描いています。
その時も驚きの表現方法でしたが、さて、今回は?!
臨床美術とは…
多くの方に創造の喜びを伝えるため、1996年に脳外科医、芸術家、
家族カウンセラーがチームとなり、実践研究によって開発されました。
絵やオブジェなどをつくることによって、脳を活性化させ、
高齢者の介護予防や認知症の予防、症状の改善、メンタルストレスケア、
子どもの感性教育などに効果が期待できる芸術療法です。
年齢、性別、障がい、美術経験の有無にとらわれることなく、
誰でも楽しめる美術創作メソッドです。
【臨床美術・わくわくアトリエin郡山】の主催は、小林恵美子さん、伊東佑記さん。
講師は、臨床美術士のさとうえみこさんとさいとうしずこさん。
えみこさんは、福島、本宮、会津、郡山などなど県内、県外各地で
大活躍されています。
しずこさんは、お仕事を退職されてから日本画を学ばれ、
昨年、福島県総合美術展覧会（県展）で佳作を受賞されています。
今回、小林恵美子さんとさいとうしずこさんはお休みでした。
まず、富士山の写真や有名な画家が描いた富士山を観て、
どんな富士山を描くか、それぞれ思いを巡らせます。
伊東佑記さんが、コカリナで「富士の山」を演奏してくださり、
さらにイメージをふくらませます。
次に、墨で描く練習。
なんと！思ってもいなかった道具を使うのですが、
その道具が、筆では表せないような「いい味」を出してくれるからびっくりです。
どんな富士山を描く？
富士山の前に薄墨と、またまた初めて見る筆を使って、
雲や空気感を表しました。
私は、富士山ではなく、磐梯山にしました。
ご一緒した方から、「磐梯山に見えるよ」といっていただき、ホッ。
墨で山を描いた後は、胡粉（貝殻からつくられる白色顔料）で
雪を表現していきます。
私は、指で胡粉を塗ったのですが、ずーっとやり続けたくなるくらい、
楽しかったです。
最後は、木炭を使います。
わたしは、またまた木炭を指で紙になじませたのが楽しかったです。
画材と紙の触感が心地良くて、指で塗るのにハマりそうです。
描き終わった後は、掛け軸風に仕上げます。
選んだ紙の色によって、作品の雰囲気がガラッと変わるのがおもしろい。
私は、若草色にしてみました。
鑑賞タイムは、コーヒーを飲みにいらしたお客さまにも観ていただきました。
みなさんの薄墨使いがとてもいいなぁとおもいました。
薄墨、墨、胡粉、木炭と画材が加わるごとに、作品が変化していく過程も
おもしろかったです。
それぞれの富士山、どれも素晴らしいです。
仕上げの前のランチはオムライスを美味しくいただきました。
コーヒーの変わらぬ美味しさもうれしい。
主催の伊東佑記さん、講師の臨床美術士のさとうえみこさん、
ご一緒した皆さん、楽しい時間をどうもありがとうございました。
【臨床美術・わくわくアトリエin郡山】は、２ヶ月に１回、開成公民館で
開催しています。
年代、性別関係なく、ホッとできる癒しの場所です。
次回は、３月に、ジューシーキウイを描きます。
ぜひ、あなたもご一緒しませんか？
１月の予約可能日
10：00～18：00 20、23、27、31日
13：00～18：00 18、21、22、24、26、28、29、30日
※上記の日程以外でも時間帯によっては可能な日もありますので、
ご希望の日がありましたら遠慮なくメッセージくださいね。
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