日本最高峰・剣ヶ峰
富士山の峰の中でも最も高いとされる、剣ヶ峰を目指します。
この峰に辿り着くために登らなければならない馬の背、そこはサラサラの砂礫の急登です。馬の背の写真を撮る余裕がありませんでした。
どこを歩くのが正解かわかりません。滑ります。
近くにいた旦那さんに、私そろそろこっちに移動した方がいいかな？と話しかけたら前から来た男性が顔を大きく縦に振っていて、慌ててその男性の指示通りに移動しました。アイコンタクトでお互い笑っているのがわかります。
まるで自然のアトラクションの様です。
何とか登り合えたその先には今は役目を終えた、富士山特別地域気象観測所がありました。本物です。
剣ヶ峰・本当の最高峰⁈
馬の背を登り切った先に、剣ヶ峰の撮影行列が出来ていました。後ろの人が前の人を撮影するシステムになっているようです。私たち夫婦の後ろは、大阪から8回目の富士登山という男性でした。iPhoneSEで撮影してくれました。
剣ヶ峰のその先の本当に一番高い場所⁈
私たちの行列の横を、ガイドさんに連れられてツアー客が歩いていきます。どうやら本当に標高が高いのは、この剣ヶ峰の撮影スポットではないみたいです。その言葉を聞いて奥に進んでみると少し高い岩の上でツアー客が撮影をしています。
いいことを聞きました。
私たちもそこで撮影してきました。この写真は小学校4年生の息子さんと登山中のパパさんが撮影してくれました。10歳でこの景色を見られるなんて、素敵なことだなと思います。
お鉢めぐり
剣ヶ峰を堪能しました。
このまま日本一空に近い散歩道、お鉢めぐりです。
大内院と呼ばれる富士山頂の火口を一周するお鉢めぐりをは、日本最高峰のトレッキングコースです。
ご来光を見た後、私はすぐに下山すると思っていました。でも、旦那さんはご来光を浴びてからどんどん元気になっていきます。少なくとも私にはそう見えました。そのおかげで私は心から感動し楽しむことが出来ました。
少し歩いては水飲んだ？と聞く私は、太陽が高くなるにつれて、旦那さんに富士山最高峰に登頂した喜びや感謝を伝えていました。
富士山にいる、その事実は疲労感を爽快感に変えていきました。
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