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『銀座 漢方Kaonブログ』へようこそ
健康と美容に役立つ"漢方の力"をご紹介
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私の住む地域も梅雨が明けました
20日㈯から一氣に暑くなり朝から30越え
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
私は土用期間ということもあり畑や庭仕事はお休み。
この暑さでは外に出るのも危険ということで
日中、室内にいてエアコンの中で過ごしていたところ。。。
夏風邪をひきそうになってしまいました
その日は夕方から買い物へ行こうと
車で向かったところ、
「あれ?喉が痛い?痛くなりそう?」
エアコンが冷えっ冷えにきいたスーパーの中で買い物、
自分の体がどんどん冷えてくるのを感じ。
外に出るとホッとする温かさ。
まるで自分が冷蔵庫の野菜になったよう・・
エアコンのきいている場所に入る時は必ず長袖を一枚羽織って
温度調節しているのですが、それでも冷えましたね。。。
喉の調子といい、体の冷えといい、これはマズイ
ということで帰宅後すぐに漢方薬を服用
すると、あっという間に復活
美味しく夕ご飯も食べれて、喉の痛みもどこへやら
漢方って長く飲み続けないと治らないとか、即効性がないとか、
そういったイメージを持たれている方が多いようですが
服用するタイミングと自分の症状や体質に合ったものを選ぶと
「速攻で回復」することもあるのです
おかげさまで夏風邪にもならず、元氣元氣
今回、私が服用した漢方薬は何かというと・・・
① 桂枝湯(けいしとう)
桂皮・芍薬・大棗・生姜・甘草の5種類の生薬で作られています
桂枝湯は、じんわりと体を温めて胃腸の働きを助けてくれます
体力がなく、胃腸が弱く、疲れやすい方
② 桔梗石膏(ききょうせっこう)
肺や喉の熱をとりながら、働きを高めて咳や痰の発生を抑えてくれます
ぬるま湯に溶かして、軽くうがいをしながら服用するのもおすすめです
③ 双参(そうじん)
こちらはKaonのブログでも度々登場していますね
今回は服用していませんが、冷えて鼻水がタラーっと流れてくるような場合には
「麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)」を服用しています。
みなさんもあれ?と思ったら漢方で未病を防ぎましょう
元氣に夏を過ごせますように
漢方薬は薬ですので副作用もあります。
服用する場合は、お近くの漢方アドバイザーへご相談の上
ご自身に合った漢方薬を服用しましょう。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました