先日、娘に「会わせるから」と告げられ、
いろんな思いを胸に、覚悟を決めて行ってまいりました
お店の近くで娘と落ち合い、てくてくとついていくと、
お店の前で、彼は立っていました。

黒縁めがねにスーツ姿の彼はふかぶかとお辞儀をし、挨拶をしてくれました
一瞬、「あ、娘と顔が似てる」
そう感じたのですが、実際にはそうでもなく、なんでそう感じたんだろうと思ってしまいました。
母子家庭で育った娘は、我が家ではお父さんの役割を果たしてきたしっかり者。
私と下の息子はそんな娘に甘えて頼って生きてきました。
娘の口癖は、「お金持ちと結婚するわ」
そんな娘が見つけたお相手は、普通の優しそうな、明るい、彼。
なんだか、安心してしまいました

しかし、話が進むうちに、11月には籍を入れようと二人で決めているとか。
私の腰は砕け、胸には見えるくらいの穴がぽっかりと開き
お酒を呑み過ぎたせいもあって
翌日には仕事を休んでしまったのです

おめでたいことには間違いなく
娘が生まれてからの30年間、ずっと夢にみてきたこの日でした
しかし、現実になった瞬間
喜び以上の戸惑いと、寂しさと、不安
言葉にならないいろんな感情がとめどもない涙になってひたすら
流れ落ちます。
しゃべると泣く。

考えると泣く

動くと泣く

何やってるんだ、私。情けないにもほどがある。



いや、今はだいぶ落ち着いて、大丈夫。
とりあえず、娘からの自立。子離れ。
大きな課題を与えられました。







