今年に入って入退院を繰り返していました














7月中旬のある日

昼食後、急にお腹が痛くなってきて

これは、もしかして…


病院に電話をかけ自分で車を運転して病院へ病院車ダッシュ

(よく無事に辿り着いたと思います驚き



やはり、腸閉塞になってましたえーん


今年に入って3度目の腸閉塞

今回ばかりは医師からも手術を勧められました



悩みました





これまでも3回腸閉塞になっていて

さらに今年に入り半年くらいの間に3回の腸閉塞


頻度が増えてきていて、今後もなる可能性が高い



もうここら辺で手術をしようと覚悟を決めました




決めたもののやはり開腹手術は怖い

何度経験しても怖い

いや、何度も経験してるからこそ怖い

術後の経過がわかるだけに痛みや苦痛が想像できてしまう叫び






手術当日、

執刀医からの手術の説明を夫と一緒に聞きました



何処をどのように手術をするのかホワイトボードに絵を書きながらわかりやすく説明してくださいました


原因となっている場所だけでなく腸全体を観察して他の癒着している部分があれば剥がすと言ってくださり私もホッとしました。




以前手術を受けた時、麻酔が切れるとともに恐ろしい痛みが襲ってきて死ぬ思いをしたことがありました

それが一番心配でした


通常、術後は硬膜外麻酔というのをするのですが、以前手術をした時にはその麻酔を実施されなかったのです

理由の説明もなく、只々痛みに耐え続けるしかなかったのです




今回、執刀医の説明でその理由がわかりました


私は元々一部の血液凝固の値が低く、硬膜外麻酔をした時に背中に針を刺したり抜いたりするときに硬膜の外に血腫ができることがあり、それが神経を圧迫して下半身麻痺になる可能性もあるとのことでした


そのリスクがあることを納得の上でどうしても硬膜外麻酔をしてくれと言われればするけど、自分としてはその可能性がある以上硬膜外麻酔は勧められないと言われ、流石にそれは怖くて硬膜外麻酔は諦めました



その代わりなるべく痛みがないように痛み止めを使って痛みをコントロールしましょうということになりました


最後に、私自身が癒着体質である可能性があるため手術をしても他の部分が癒着することがあるかもしれないということも話してくださいました


手術時間は、癒着部分を一箇所を剥がすだけなら早くて30分、他の癒着部分を全て剥がした場合2時間と言われました



わかりやすく説明してくださり、リスクも正しく伝えてくださったので納得の上で安心して手術に臨むことができました。


ここまできたらジタバタしても仕方ない、どのような結果になろうとも全てを天や神様にお任せしました






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13時、看護師さんに付き添われて手術室に歩いて行きました



手術台に横になり、点滴や心電図やいろんなものが装着され始めました。


マスクを通して麻酔が効き始めるとのことでした


麻酔が効き始める前に気管挿管が始まり、よくドラマで見るこんな器具を口の中にゴリゴリ押し込まれてる


「入らんなぁ」と言っている声が聞こえる

こっちは無理やり押し込まれて苦しいんですけどゲロー






「入った!」という声


あぁ、よかった〜


その辺から意識はなくなりました








看護師さんかな、女性の声で


「終わりましたよ」




私はこの世に引き戻されました


恐れていた痛みはない


私は病棟のベッドに寝かされていました



「ご主人に会われますか?」


夫が部屋に入ってきて、

「いま何時?」

と尋ねる私


「15時過ぎ」


ああ、2時間コースだったのか


「結構時間かかったね」

と夫


手術後、夫は先生から説明を受けていたようでした


一箇所剥がすだけでは終わらず、あちこち癒着していた部分があって、腸と腸がくっついていたり、腸壁にくっついていたりしたので全て剥がしたそうです


手術は成功だったそうです



自分でもあちこちおかしいと自覚症状があったので全てを剥がしてくださったと聞いて安心しました



ホッとしたのと、再び目が覚めて生かされている喜びで涙が溢れてきました泣き笑い



術後、すごく寒くて手も冷たくなっていたので夫に手を握ってもらっていました🤝

その手の温かさを今も覚えています



「痛みがマックスになる前に痛み止めを使ったらいいよ、痛みは我慢しなくていいからね」と看護師さんにアドバイス頂いていたので、酷く痛むことなくその夜を越すことができました


そのおかげで、対位を変えたり足を動かしたりすることができたので術後の癒着予防にもなりました





緊急入院〜手術


想像していなかった展開でした


私が選んだ道


全ては最善最良であることを信じています