読み応えのある本のご紹介 | 無知を知る〜好奇心を満たす大人の勉強〜

無知を知る〜好奇心を満たす大人の勉強〜

好奇心だけが魂の喜びを知っている。



これからの人生は、自分の好奇心を満たすことを最優先に
生きていくつもりです。

以前にアップしたブログ。



外出を控えるように勧められている今
ご紹介したいなと 再アップします。


と同時に 野上弥生子さんの
「 秀吉と利休」  も 四苦八苦しながら
何とか読み終えました。


石牟礼道子さんとはまた 違った意味で
映画を見ているように
情景が浮かぶのです。


語彙の豊かさ 細かな観察眼のなせる技。
どちらも 今の小説ではなかなか味わえない
読後感でした。


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勉強会のメンバーから薦められた
石牟礼道子さんの作品を
読み始めました。



石牟礼道子さん と言えば やはり
「苦海浄土」ですが 長編でもあり
自伝風なので 読みやすいし
石牟礼さんの作品は一つは
読んでおくべき。と薦められたので
こちらの作品を読み始めました。


「椿の海の記」
なるほど 使われている単語といいますか
ことば が まず 奥深く噛みごたえがある。
読み進めるうちに 情感たっぷりに
イメージできる…
そして 熊本が舞台なので 熊本の方言で
会話が進むので 
臨場感たっぷりに イメージできます。



そう 映画を観てるみたいに。




方言は とても豊かな気持ちにさせてくれて
その土地その土地の人々の
毎日の暮らし 日常を 情感たっぷりに
伝えてくれる 素晴らしいことばだと
知りました。



そう 方言だからこそ 映画を観るように
イメージが膨らむのですね。



昔の日本人の方が よほど豊かで
愛に満ちていたことが よく分かる。



マイノリティを大切に思う気持ち
自分と違う価値観を受け入れる余裕。




日本は 自国の文化を大切にしつつ
海外の文化も上手に受け入れ かつ
ミックスさせて ここまで豊かになった
と 言われています。
この MIXさせることが なかなか他の国では
できないことのようです。



なにせ 八百万の神様を認め 受け入れる
そんな 器の大きさは 確かに
そうそう あるものでは ないですから。


人間も同じ。
自分の価値観にこだわるあまり
人の価値観を受け入れられなかったりする。
でも それって 損だよね、と 今は思う。



そんなことを つらつら思いながら
読み進めています。



やっぱり本が好き❤️


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最近お気に入りのお店。
男性が一人で切り盛りしていて
手際の良さもさることながら
本当にお料理が美味しいです。



いつもブログを読んでいただき
ありがとうございます。