胸のあたりに
たちこめる想いがあって
ちょうど、手をあてると
脈打つ生を感じるあたりが
もやもやして
すぐに耳を塞ぐ
「これも全て、あなたたちが悪いのよ。」
故意じゃ忘却できなくて
無理矢理に埋葬したつもりでも
不意によぎる笑顔で
ぜんぶおもい出してしまうのよ
なかなか手強い浮世遊び
「嫌いじゃない」が口癖だったね
でも気付いたら
「好き」が口癖に変わってて
その意味も
ぼやけていたけど、わかってて
すぐ目の前にいるのにね
見ることも許されない。
向かいのホーム
ちょっと前までさ、
線路挟んで手振りあってたよね
懐かしいよね
戻りたいな。
私だけかな。
こんなに避けてしまって
本当に情けないわ。